【スーパーナンペイ事件】未解決事件の全貌と犯人の正体を考察

スーパーナンペイ事件の犯人は結局特定できず!時効は?

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なぜ、これほどまでにさまざまな犯人の候補があがったのでしょうか。ここでは、犯人候補がたくさんあがってしまうのには、どのような要因が影響しているのかについていくつかの点を言及していきます。また、時効の部分はどうなっているのか気になった方もいるのではないでしょうか。この事件のタイムリミットについても触れていきます。

スーパーナンペイ事件の犯人は目撃情報が少ない

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厳密にいうと、犯人を特定するための情報が少ないのが原因と言えます。実際、不審者や不審車両の情報は、祭りが開催されているからなのか多かったのですが、しかし事件の真相までつながる情報として難しいといった類のものでした。交差点を走り去る白い車などの詳細な情報もありましたが、犯人を定める決定的要因にはなっていません。

スーパーナンペイ事件は決定的証拠がない

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実際、さまざまな痕跡や証拠は挙がっているのですが、いずれも現在の段階では決め手となっていません。ここでは、証拠品にこれから決定的になりうるものも含めて、いくつかの証拠や証拠の物品になりそうなものをピックアップしてご紹介していきます。

粘着テープ

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前述でたびたび登場しているガムテープですが、そこには指紋以外にも、犠牲者とはことなるミトコンドリアDNAが出ていました。また、事務所にある机には手袋の跡もありました。おそらく、犯人がテープを使う際に、手袋を脱いで置いたと思われます。DNAなどは、決定打になりそうですが、未だに事件の解決につながっていません。

監視カメラ

この時代と言えど、監視カメラは設置はされていました。この店に関しては、4台の防犯カメラがあったのですが、万引きなどの抑止効果が主だったのか、残念なことに録画するようなものはありませんでした。もし、録画できたのなら、大きな事件のヒントになっていたかもしれません。

靴について①

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現場からは、足跡が10点ほど発見され、その状況も踏まえて侵入してきたのは一人と判断されました。シューズの底は、広島のゴム製造会社のもので、運動用の靴などでだいたい30種類に採用されていました。履いていたと推定されていた履き物は、多摩地区にある吉祥寺や調布のパルコで、最高値で1万5千円ぐらいの値段で売られていたものです。

靴について②

サイズは、24.5から26センチということもわかり、さらに足跡に付着していたものについては、とても細かい鉄の粉、粘土、苔などが付いていたことが発覚しました。鉄工所のようなところへ出入りしていたり、溶接をする仕事に就いていた者のが履いていたのではという憶測がでましたが、こちらも確固たる手掛かりになっていません。

証拠が少ないのはセキュリティ意識の希薄が影響?

カメラの録画もそうですが、安全面はつねづね周りから不安視されていたようです。レジから売上金を持ち出す場合も、お金をむき出しのまま、視界の悪く暗くなっている駐車場を抜けて、事務所まで運んでいました。これだけ空き巣にあっているのに、安全面を整備していないのが、狙われたり、証拠が残りにくい要因だったのかもしれません。

スーパーナンペイ事件時効直前に法律改正!時効廃止!

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犯罪を野放しにしていいのかと憤られている方がいるかもしれません。ただ朗報があり、この事件から現在に至るまでの間に、法律が改正されています。なので時効ではなくなりました。ところで、時効と言えば、ワラビ採り事件という未解決のままあえなく時効を迎えてしまった事件をご存知でしょうか。ご興味のある方はこちらの記事もご覧ください。

スーパーナンペイ事件の進展は?最新の科学捜査や霊視捜査も!

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もちろん、今現在も捜査が続行されています。どのようなことを今もなお行われているかについて触れていきます。また、あるテレビの番組では、霊的な能力による真相の解明も行われました。そちらの詳細についても、少々ご紹介していきます。

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