【スーパーナンペイ事件】未解決事件の全貌と犯人の正体を考察

根気よく捜査は、変わらず行われていて、現場の跡には情報の提供を求める看板が立てらえています。現在も捜査の本部の傍らには、犠牲者の遺影が設置された仏壇が置かれていて、捜査員たちは毎日手を合わせて、捜査に臨んでいるそうです。事件後にもさまざまな人が活動をしております。

桜美林高校では

亡くなった方の一人が在籍していた高校では、関係者で集めて、「銃器根絶を考える会」を創設しました。毎年、学びやで開催されている文化祭や、街頭での活動などで、銃による犯罪の怖さを世に広めています。今もなお悲しい出来事を通して、活動に尽力している方々がいます。

ラジオでのシンポジウム

銃をなくすためにはどのようなことをしていけばよいかを考える内容がある番組内で話し合われました。この放送は、一部の地方局でも流されました。番組のタイトルは「大切な人を失わないために…八王子スーパー射殺事件から15年〜STOP GUN ラジオシンポジウム〜」という、とても強いメッセージ性を人々に感じさせるものでした。

未解決事件への取り組み

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一般的にコールド・ケースとなったものには、一度犯人の目星がついて裁判によりえん罪となり真犯人が逮捕されてないものや、長い期間捜査が行われても証拠が集まらなかった場合なども含まれます。日本では基本的にそのような事件に対してどのような取り組みをしているでしょうか。また、他国なユニークな試みについても触れていきます。

日本では

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2007年からは報奨金を出すような仕組みが出来て、情報の提供が増加しました。2009年には、迷宮入りの事件を専門に扱うチームまで作り捜査にあたっています。そこでは、案件を再検証して、DNAを調べたりする科学的な捜査なども行われています。2010年には各都道府県にコールド・ケースの為の人員を置くことが決められました。

アメリカ

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未解決事件の情報があるものに関しては、被害者の写真や事件に対する内容が書かれた、カードが受刑者などに配られています。しかも、ポーカーなどでも使われるトランプにつかうものに印刷されていて、連作先や、報奨金の額までも記載されています。犯罪を犯した者からの情報は時に重要なものが多く、功を奏しているそうです。

オランダ

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アメリカのトランプによる情報提供の仕方に触発された、オランダの警察はあるアイディアを思いつきました。それは、カレンダーを用いて情報の提供を促すことです。カレンダーには、毎週一つの未解決事件についてインフォメーションが表示されていて、犯罪で収監されている人間たちへ配布されています。

各国の銃規制について

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八王子の事件に関して、日本警察は日本における銃器による犯罪のターニングポイントだとみなしているです。現在でも、我々にとっては銃の世界はとても実感のわかないものです。ここでは、他の国々で日本のように銃が日常に登場しないような国や、逆にかなりの銃社会の国々ついてもご紹介していきます。

銃の規制が強い国

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日本とならんでシンガポールが銃に関して厳しい国です。シンガポールは、ガムを路上にすれてるだけで罰金をとられたりもするので、とてもルールに厳格な国と言えます。ただ、さらに厳しい国もあります。それはお隣の中国で持っているだけ死刑になります。中国は、罰に対してとても厳しい処置をとる国でもあります。

共産主義の国

中国などをはじめ、共産主義の国は銃の規制が厳しいです。他には、ベトナムなども個人での銃で持つことは禁止されています。ただし、銃がないからと言って治安が良いと言うのはまた別ものとも言えるので、一概に規制が厳しいから安全度が高いとも言い難いです。

アメリカ

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銃の事件も多く、銃社会の代表と言えばこの国になります。お店の店頭には銃がならんでいる州があったりと、身近に目撃する機会もあります。ただ、州によっては、こまかなルールの違いがあるのも合衆国の特徴と言えます。しかも、18世紀に作られてたアメリカの憲法の中には、武器を持ち携行する権利があるという内容まで書かれていたりします。

ブラジル

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実は、アメリカ合衆国よりも、報告の上では、銃によって死亡する割合が高いと言われています。実際、ブラジルは銃の規制も緩く、過去には一度は銃と弾薬の販売禁止を試みましたが、国民の反対票によって、規制を強めることはできませんでした。治安もさることながら、とても深刻な銃問題に直面している国です。

ヨーロッパでは

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アルバニアなど一部の国を除いては、許可制の形をとっている国が多いです。印象としては、所持のしやすさは日本以上、アメリカ未満といったところです。また、所持はできたとしても、携行するのは禁止だったり、銃弾の数や銃の種類などについて、厳しい条件があります。イギリスなども銃を規制している国としては有名です。

フィンランドは銃大国?

実は、アメリカを凌ぐ銃火器の登録数の多さになります。ただし、ボートやヨットが盛んなお国柄だけに、信号弾の発射銃も含まれています。また、銃を手に入れるのは容易ですが、保管や使用基準がとても厳しいルールにのっとって行われています。また、ここでは銃の全長が長ければ長いほど、ライセンスを取るのが簡単になります。

フィリピン

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前述の通りナンペイ事件で使用された銃もフィリピン製でした。日本から観光に行く人も多い場所ですが、銃による事件もとても多い国で、旅行に行く場合は注意が必要です。最近ではドゥテルテ大統領が自らライフルを持って治安のために赴くなど、とても銃火器が身近に国と言えます。実際、アメリカよりも銃の問題が深刻とも言われています。

スーパーナンペイ事件に関する書籍

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やはり、これだけ世間を騒がせた内容であるだけに、八王子の件に関して本がいくつか出ています。どちらかといういろんな事例について論じられている内容のものの中の一つして、紹介されているというケースが多いようです。

未解決―封印された五つの捜査報告

未解決―封印された五つの捜査報告 (新潮文庫)

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一橋文哉氏によって著されたもので、新潮文庫から出されているものです。解決されないまま主に捜査の見込みがたたない事件などについて語っています。本件をはじめ住友銀行名古屋支店長射殺事件、豊田商事会長惨殺事件、ライブドア「懐刀」怪死事件、有名な酒鬼薔薇などについても記されています。ナンペイに関しては黒幕について述べています。

昭和・平成「未解決事件」100の衝撃の新説はこれだ!

昭和・平成「未解決事件」100の衝撃の新説はこれだ!

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宝島から出版されているものです。未解決の事件に関して、さまざまな切り口から独自の見解が書かれている書籍です。このような線も可能性あるのかと思わせる興味深い本です。八王子の事件や、昭和を騒がせた3置く円事件、グリコ・森永事件や世田谷一家殺害事件など、有名どころを交えながらたくさんの案件について語っています。

ドクター苫米地が真犯人を追う! 11大未解決事件

ドクター苫米地が真犯人を追う! 11大未解決事件 (宝島SUGOI文庫)

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苫米地英人(とまべちひでと)氏は認知科学者であり、今までもさまざまな分野の書籍をだしている方です。オウムの信者に対して、洗脳から脱するのを試みた脳科学者としても有名です。彼ならではの犯人の心理と同調する手法「ホメオスタシス同調効果」というものを元に、ナンペイ事件を始めさまざまな未解決になったままの事件に迫っていきます。

スーパーナンペイ事件今後の進展次第で犯人逮捕なるか?

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さまざまな背景の中、組織的犯行説や怨恨説、強盗殺人説など多様な憶測を呼んでいます。今も犯行を行ったものたちは高笑いをしているのでしょうか。時効も撤回されましたし、しっかりとこの犯罪を犯したものが捕られることを切に願います。そして祭りでにぎわうひと時に、不幸にも突如殺害されてしまった方たちの、ご冥福を心からお祈りします。

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