「ファビョる」とは?意味や使い方を紹介!語源の火病も解説!

時代とともに差別的な考え方も変化し、それと比例して火病発症の男女比も変化しましたが、これまでの韓国は、男尊女卑や女性差別といった考え方が強く存在し、そういった価値観が大きく影響したため女性の発症が多かったのです。

ファビョるの語源となった火病の類似病は世界にもある?

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火病は韓国の独特な社会環境で特に発症しやすいため、その他の国や地域ではほとんど発症することはありません。このように特定の環境や文化において発生しやすい病気が世界にも存在するのか確認していきましょう。

火病は文化依存症候群

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ある特定の地域や環境、文化において発生しやすい精神疾患を文化依存症候群、または文化結合症候群と呼びます。これは世界的に見ても決して珍しいものではなく、実際に多くの国で特有の疾患が確認されています。そして、日本も例外ではありません。

対人恐怖症は日本特有

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はっきりとした病名こそありませんが、日本の文化特有の病は存在します。日本人と言えば「ノーと言えない」「わびさび」など謙虚で協調的な特徴があり、他人の目を気にしてしまう国民性が「対人恐怖症」といった日本特有の病を作り上げました。

対人恐怖症は対人場面で不当な不安や緊張が生じて、嫌がられるとか、不快感を与えるのではと考え、対人関係から身を引こうとする神経症の一種です。日本特有である証拠として、日本以外の国でも「Taijin kyofusho」と呼ばれています。

東南アジアのラタ

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インドネシアやマレーシアには「ラタ」と呼ばれる変わった神経症があります。何かに驚いた時、「相手の言葉をそのまま繰り返す」「命令された通りに行動する」等の症状が出現し、意味不明な言葉を発するケースもあるようです。

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ラタがみられる地域では、上の者に従う事こそが美徳であるという従順な考え方が根付いており、伝統的な考えとして従順性がインプットされています。なので、突発的に外部から刺激が加わると頭が真っ白になり、本能ともいえる従順性が出現するのです。

その従順性は無理難題にも従い、症状は長いと30分以上続くこともあります。ラタも同様に、日常の解決できない問題などがストレスとして蓄積され出現し、一つの精神障害なので予防や治療法も存在します。

「ファビョる」は日常でも使える?

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普段の生活の中で怒っている人を見たり、誰かに怒られたりすることはあると思います。そんな時、実際に口に出して使って良い言葉なのでしょうか?日常生活における取り扱い方や問題点、危険性をしっかりと理解しておきましょう。

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