辻菜摘(ネバダたん)が起こした佐世保事件の真相と現在は?結婚してる?

こうして僅か小学生女児の小さな手によって同級生であり、かつては仲の良い友達であった小学生女児の命が奪われてしまったのです。こうしてこの事件は現在でも胸を締め付ける悲劇として我々日本人の記憶に残る事となりました。殺害した後加害者はどのような行動をとったのでしょうか?年齢から考えるのであれば自分の犯してしまった罪の大きさにショックを受けてしまう事でしょう。

しかし加害者は殺害した後、普通の小さな女児とは思えないほど不可解な行動をとるのです。果たしてその不可解な行動とはどういった物なのでしょうか?では次に加害者が被害者を殺害した後にとった不可解な行動についてご紹介していきます。なぜそのような行動をとったのか考察しながら読んでみてください。

殺害後の15分間

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加害者は児童が持っていても不思議ではないカッターで加害者の首元を容赦なく斬りつけると、被害者は大量の血を流しながら倒れこみます。その後加害者はショックを受けてその場を立ち去ろうとしたのではなく、間違いなく息を仕留めたかを確認する殺し屋の様に、魚の様にピクピクと痙攣している被害者をただそこで静かに見届けていたのです。

そのプロの様な行動に本当に小学生高学年女児なのか戸惑ってしまうのですが、驚くべき行動はこれだけではなかったのです。なんともうじき息を引き取ろうとしている加害者の身体を、自身の足のつま先でとんとんと蹴ったのです。彼女はもしかするとサイコパスなのか?と錯覚してしまう程猟奇的な行動と言えるのではないでしょうか。

殺害後教師に助けを求める行動

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被害者を殺害して猟奇的な行動をとり、そこから10分ほど経過すると加害者は急に我に返ったかの様に目の前の光景の凄惨さに初めて気づき、その光景と自分の犯行にショックを受けてその場を立ち去るのです。そして自身のクラスの教室に息を切らしながら戻ると、先生はすぐにその異変に気付いたのです。

まず先生は加害者の洋服に染みついているおびただしい血痕が目に入ったのです。先生の口から言葉が放たれる前に加害者は自ら慌てて助けを求める様に、『この血は私のモノではない』と一言述べると、状況説明をすることなく先生に悲劇が起こってしまった『あの一室』を指で指し示したのです。だんだんと彼女の精神に何か異常がある事が伺えてきたのではないでしょうか?

救急隊が来るまで隠した殺害の事実

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現場を目撃して悲痛な状況を察した先生はすぐさま救急車を呼び、しばらくして救急隊が到着しましたが、残念ながら時すでに遅しとなってしまいました。この後加害者の口から始めて自身の犯行であると告げたのです。つまりこれまでは殺害の事実は隠していて、自身の洋服についている血が他人のモノであるという事と、教室の一室を先生に指し示しただけなのです。

こうしてこの事件は僅か小学生女児の手によって同級生の女児を殺めるという、胸が締め付けられるように悲痛な惨劇となってしまったのです。他の友人たちは2人の壊れゆく仲を案じてあげれなかったのでしょうか?先生たちも2人の不穏な空気を感じ取ってあげる事が出来なかったのでしょうか?実際に当時の関係者も深い後悔の念に見舞われていた事でしょう。

加害者「辻菜摘」とはどんな人物なのか

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ここまでの内容から恐らく読者の多くの方は、今回の事件の加害者である『つじなつみ』さんは小6女児でありながら、人格や性格などに難があったり普通の人柄ではないという印象を受けているはずです。実際に事件が起きる前からその凶暴で些細な事で腹を立ててしまう様なエピソードが多々見受けられました。

勿論腹が立ったからという動機で殺害を犯す事自体も疑問に感じますが、実際に殺害した後も不可解な行動をとっているのです。ですから人格異常者と捉えてしまうのは無理ありません。実際に彼女がどんな人物なのか本質を知っていただくためにも、ここでは彼女のプロフィールや詳細をご紹介していきます。

辻菜摘の人物像①の家族構成

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殺人事件を引き起こしてしまう犯罪者たちには共通点があります。それは多くの犯罪者たちの家族構成を辿ってみると、父親がおらず母子家庭であったり両親がおらず祖母の元で育てられていたり、施設などで育つなど。その様な傾向がよく見られているのです。今回の事件の加害者である彼女もまた、この様な家族構成に当てはまるのでしょうか?

実は彼女の家族構成に至ってはごく普通だったのです。母親、父親、姉、祖母と暮らしており、父親は保険会社に勤めていて、母親も父親が体調を崩している間はパートとして働いていたそうです。姉は当時高校生であった事から、年は5つくらい離れていると考えられます。こう見ても家族構成に問題が見当たらない事が分かります。

辻菜摘の人物像②の家庭環境

家庭環境に至っても多くの見解では問題はなかったと囁かれています。実際に事件の前夜に父親が彼女に本を読み聞かす機会があった事から暴力が振るわれていた等は無かったと考えられるのです。しかし一部では幼少期に両親が働き詰めで忙しかったり、父親が病を患ってしまいあまりかまってあげる事ができていなかったのではないか?

きちんと教育が行き届いていなかったのではないか?という見解もあり少なからず彼女の性格や人格形成に影響をもたらしたのではないかと言われているのです。やはり自分の子が犯罪に手を染めない様にするためにも幼い時から愛と情熱を注いで、大事に育ててあげる事が大切なのではないでしょうか?これから親になる方も、現に親である方も今一度子育てについて考えて見つめなおしてみましょう。

辻菜摘の人物像③ミニバスを辞めさせられてR指定にハマった少女時代

小学6学年に進級する前、つまりは5学年の3月末近くにクラブ活動のミニバスを両親により辞めさせられているのです。実はテストや勉学などの成績が不振に陥ってしまった場合は予め辞めさせる条件が決められていたのです。しかし彼女の成績は悪くなかったらしく、テストの順位なども落ちていなかったらしいのです。

なぜ辞めさせられたかは分かっていませんが、辞めさせられた後は放課後や休日ではかなり退屈そうにしていたのです。その空いた時間の中で彼女は新しい趣味を見つけました。その新しい趣味がちょっと変わったものでR指定といういわゆる年齢規制レーティング付きのコンテンツにハマるというものでした。

辻菜摘の人物像④バトルロワイヤルに影響を受ける

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そのR指定コンテンツの中で特に熱狂してのめり込んでいったの作品があの殺し合い漫画が原作となった『バトルロワイアル』です。内容を詳しく知らない方でもその作品が、残虐的でバイオレンスやグロテスクな表現を多く含む事は周知しているのではないでしょうか?女児ながらにそのような過激な作品の熱狂的なファンになっていったのです。

当時も既にレーティング制度は設けられていてR指定に指定されていた作品であったため試聴する事は禁じられていましたし、人格に悪影響を及ぼす可能性があるのでよくありません。しかし彼女は姉の所持していたカードを勝手に持ち出し何度もレンタルしていたのです。実際の犯行や彼女の人格形成に少なからずこの作品の影響があった事は間違いないでしょう。

辻菜摘の人物像⑤パソコンが得意

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前述でも少し触れましたが、事件当時はまだスマートフォンもなく携帯電話も大人からという風潮があったりと、更にはネットやPCもそこまで普及していなかったのです。けれども彼女の家庭にはPCが3台もあり彼女自身もよく使っていたそうです。そのためか当時からしても年齢からみても、相当なパソコンの知識を持っていてまた得意でした。

被害者と彼女がコミュニティーサイトを立ち上げて更に運営するくらいなのです。また被害者の投稿を不正アクセスで削除したり、アカウント自体を削除できるくらい他の女児よりもパソコンに関しても技術や知識が断然上を行っていたのです。もしかしたらネットを利用するうえでも人格や性格において悪影響を及ぼしていたのかもしれません。

辻菜摘の人物像⑥可愛いルックスとは裏腹に凶暴な性格

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勿論同級生からもクラスメイトからも可愛い女の子として知られていましたが、後述でも解説いたしますが、その時のネットの掲示板などで可愛い犯罪者、殺人犯の『ネバタたん』として注目を集めていたのです。彼女は外見はとても女の子らしくキュートな女児なのですが、実は性格は少し難があったのです。

ちょっとした事。些細な事でもすぐに激昂してしまう幼さが残る性格をしていました。その為なのか今回の事件を引き起こしてしまいましたし、以前にも友達や同級生の間ではトラブルが度々あったのです。では彼女の性格は生まれついてのものなのでしょうか?それとも趣味としてハマったR指定作品による悪影響なのでしょうか?

辻菜摘の人物像⓻二重人格だったかもしれない?

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その様に言われている所以は次の通りです。まず1つは彼女が被害者の女児と一緒に運営していたコミュニティーサイト内で使われていた彼女のハンドルネーム、アバターネームが『デュオ』というので、これはキャラクターの名前とも捉えられますが、2つの、双方のという意味合いも持っているのです。

更には自身が手書きで書いたプロフィール文章には『表と裏がある性格』と自らそう称しているのです。以上の事から彼女はひょっとしたら自身が知らないうちに、もう一人の人格を形成していたのかもしれないのです。あくまでも諸説や噂なので真実というわけではありません。

被害者「御手洗怜美」さんはどんな人物だったのか

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加害者である『つじなつみ』さんが当時どんな人物であったのか、かなり詳しく把握して頂けたはずです。R指定の作品にハマったり、殺し合い漫画の影響を強く受けている事が気になったのではないでしょうか?次は被害者となり若くして殺害されてしまった『みたらいさとみ』さんのがどんな人物であったか皆さんに詳しくご紹介していきます。

彼女の家族構成や家庭環境、更にはどんな性格であったかなど。詳しく彼女にスポットを当てて詳細をまとめていきます。加害者の人格や性格には問題が無かったのでしょうか?その辺も注目して読んでみてください。実は彼女の父親はある『関係者』だったのです。その点でもこの事件は大きく関心を集める事となりました。

御手洗怜美さんの人物像①家族構成

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彼女の家族構成は父親、長男、次男と4人家族でした。そうなんです母親がいません。これは離婚したわけでも家を出て行って蒸発してしまったわけでもないのです。実はこの事件が起きる数年前にガンを患い、闘病生活を続けながらも最期には亡くなってしまったのです。

彼女は母親が亡くなった事により計り知れない悲しみを背負った事でしょう。しかし彼女はその悲しみに打ちひしがれる事なく明るく前向きな性格を持ち続けていたのです。とても心の強い子であった事が伺えるのではないでしょうか?そんな健気な子が若くして命を失ってしまったと思うと、やるせない気持ちになってしまうはずです。

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