ヨシ猫とは
Twitterで現在人気を急上昇している手書きイラストのキャラクターなのですが、その愛くるしい見た目に反してかぶっている物はなんと工事現場で被るヘルメットというギャップがその可愛さを強調しているのかもしれません。
またインターネット上で大量発生している他のタイプの派生キャラクターについてもこちらの記事でも詳しくご紹介させていただいております。この記事でご紹介するキャラクターと何が違うのか、是非こちらの記事も参考にしながらお楽しみください。
ヨシ猫は「ヨシ!」と指差し確認している猫
見た事はあるけれどその名前は知らなかった方も多く、様々な場所で実は目にしているキャラクターなのです。猫がヘルメットを被り、指差し確認という一風変わった組み合わせもファンの心を掴んでいる点ではないでしょうか。
ヨシ猫はTwitter上でブーム
流行っている媒体もTwitterが主で、最近になってから人気が急増してきました。Twitterで流行りだしたのは2018年の8月頃からですが、実はこの猫が生まれたのはTwitterではないのです。その事実を知っている方はどれほどいらっしゃるのでしょうか。
Twitterの中にはこのキャラクターのようにTwitter内でのみ流行している言葉やキャラクターが多数存在しています。Twitterでよく使用されている言葉の中にリムるというワードがありますが、こちらのワードに関しては別途記事でご紹介させていただいております。是非Twitterをご覧になる前に参考にしてみてください。
ヨシ猫の元ネタは?
このキャラクターには元ネタがあり、コラ画像が沢山作成されています。その中で生まれたキャラクターという事でもあるのです。こちらでは元ネタやそこから生まれたきっかけなど、誕生秘話についてご紹介させていただきたいと思います。
ヨシ猫の元ネタは電話猫
元ネタはとあるテレビ番組がきっかけでした。『NHKの夏休み子ども科学電話相談』という番組があり、その中で「どうして~ですか?」という風にな疑問に対して夜中に起きている事に対してツッコミが入っていますというコラージュ画像が作成されました。
そしてその電話相談する様子で描かれたキャラクターを使用して色々な面白い画像が不特定多数のにより作成されるようになりました。作者はやんわりとしたタッチが特徴的なくまみね先生という方で、ご自身のTwitterでその画像を公開されていました。その2017年から1年間という長い時をかけてコラ画像が出回った末にキャラクターが誕生したのです。
ヨシ猫誕生は労災事件のニュースがきっかけ?
有名な労災事件がきっかけとなり誕生したとされています。フォークリフトに重ねたパレット37枚上で作業員の方が照明を交換しようとした際に転落した事件ですが、この事件を再現したCGにキャラクターが使用されたスレッドが盛り上がり徐々に炎上したとされています。
ヨシ猫のポーズのモデルは怒りのポーズ?
ポージングは少し歪な形をしています。その理由はコラージュ画像が作られる際の元のポーズがソザイリングというサイトの怒りのポーズであるからであるとされています。怒りの人型オブジェクトの右手を変形して誕生したのです。
ヨシ猫の魅力
では、どうして遅れた時期に人気が向上してきたのでしょうか。LINEのスタンプなども販売されており、それだけ需要があるという事なのですが、ただヘルメットをかぶっている猫が指差し確認しているといっているだけではそこまでの人気は出ないのではないでしょうか。
キャラクターの中には、最近流行りのブサ可愛いキャラクターも多くいますが、このキャラクターはブサ可愛い中にもしっかりと伝えたいメッセージ性が込められており、ネタとしても使用しやすくなっているため、多くの方に使われているうちに親しまれ愛されるようになったのではないでしょうか。
ヨシ猫の魅力①どこか虚ろげな目
キャラクターの特徴としては白と灰色のヘルメットを被った猫がヨシ!と元気よく指差し確認していながらも、その表情はどこか暗く、虚ろ気な目をしているのがヨシ猫の特徴です。影をかもしだしているようでも憎めないキャラクターが人気の秘訣となっています。
ヨシ猫の魅力②シュールな動き
やってはいけない、見落としてはいけないことをやっていながらも、指差し確認で大丈夫と認識しているのが特徴で、ついつい心の中で突っ込んでしまいたくなるような行動がヨシ猫の魅力の1つであり、妙に忘れることが出来ないクセになってしまいます
ヨシ猫は別称がいろいろ
ご紹介しているこのキャラクターですが、同じキャラクターなのに呼び方が色々あるのも、個人発祥のキャラクターならではの特徴かもしれません。その呼び名をご紹介すると、現場猫やゼロ災猫と他にも様々な呼び名を持っていますが、見た目や指差し点検している姿から呼び名が取られているのです。
また、同じキャラクターでも、その服装やシチュエーションで呼び方が使い分けされている事も事実です。そして別称で呼ばれていながらも同じキャラクターを指している事が皆周知の事実であるという事も数多くの方が考えたネタから生まれたキャラクターであるが故なのです。
ヨシ猫は派生形がたくさん!
手描き感たっぷりで複雑な加筆が必要としないキャラクターであるため、他の方でもコラージュ画像が沢山作れます。そのためヨシ猫を使用した派生キャラクターがたくさん生まれており、こちらでは有名な派生形をご紹介させていただきたいと思います。
また沢山のコラージュ画像がインターネット上で作成され投稿されているのですが、もちろん作者であるくまみね先生もこの画像の数々はご存知です。しかし、作者さん自身が知っててあえてノータッチとしているため、今後も新たなコラージュ画像が増えていくことは間違いないでしょう。
ヨシ猫の派生形①ボーダーブレイク
ボーダーブレイクに出てくるキャラクターのコスプレをさせたヨシ猫をコラージュ画像として作成されている方もいます。ボーダーブレイクが好きな方にも嬉しいコラージュではないでしょうか。ついつい画像をコンプリートしたくなるような種類の豊富さと再現率です。
ヨシ猫の派生形②様々な職業衣装
指差し確認している姿が特徴的な現場猫は様々な職業でコラージュ画像が作成されています。職業別の衣装に身を包み、小道具などを持った姿は色々な場面で使用できそうであり、使わずとも眺めているだけで楽しめるコラージュとなっています。
ヨシ猫の派生形③ガス点検者
ガス点検を高速で行っているスタッフさんの格好をしたコラージュ画像があります。その操作を行っている右手と、同時に指差し確認を行っているような姿がとても滑稽で、しかし点検時の指差し確認の重要性も含んでいる画像です。
ヨシ猫の派生形④台風時に出社
台風で大荒れの中、スーツを着て傘が壊れてずぶ濡れになっても出社しなければいけない社畜の様子を表現したコラージュ画像があります。現場猫は元ネタである電話をかけており、どうして出社しなきゃいけないんですか?という問いかけをしています。
ヨシ猫の派生形⑤野球ファン
野球ファンのようにヘルメットではなく、球団帽子を被り電話している姿で、電話の受話器に向かい、どうして平井が投げてるんですか?という問いかけをしているコラージュ画像があります。野球ファンの方なら誰しも1度は思うネタかもしれません。
ヨシ猫は実在した?!
イラストのキャラクターであり、2次元の存在であると思っていないでしょうか。実は現実世界に実在したと噂になった画像が存在します。こちらの記事では実在したとされる画像について詳しくご紹介させていただきたいと思います。
「ねこ施設長」がヨシ猫のコスプレ披露
会津鉄道芦ノ牧温泉駅の名物となっている、ねこ駅長がいらっしゃいます。ねこが駅長や施設長として勤務しており、訪れる人々に癒しを提供してくれているのです。また、ねこ施設長がヘルメットをかぶり、現場員の格好で登場した際にはリアルにヨシ猫が現れた、と画像が広まりました。