【加藤智大】秋葉原通り魔事件の動機は母?弟の自殺や現在の様子を解説

加藤智大の父親は、青森県の信用金庫に勤めていましたが、息子が事件を犯した数か月ごに退職を余儀なくされています。その後はマスコミや周囲の人からの目をさけるように家を締め切った状態で生活されているようです。

加藤智大の祖父母は事件後体調を崩し祖母は急死

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母親は、精神的に不安定になり入院をしていた時期もありましたが、退院後は実家のほうで暮らしたいたそうです。しかし母方の祖母は、孫の凶行を知ったときにショックを受け体調を崩してしまいそのまま急死されています。

加藤智大が世間に与えた影響

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日中の歩行者天国を恐怖かえたこの事件は日本史上稀に見る凶行であると言われており、世間に与えた衝撃と影響はかなり大きなものになりました。この事件が世間に与えた影響について紹介していきます。

加藤智大の影響①秋葉原歩行者天国の中止

この事件の後から、秋葉原の歩行者天国は中止になりました。しかし、歩行者天国は街の賑わいとしては必要なものであるとする地元の人が歩行者天国の復活に向けてアキバ協定というルールを作り防犯カメラの増大、バリケードの設置、近隣住民のパトロールをするなどして歩行者天国は復活しています。

加藤智大の影響②犯行予告への警戒が増加

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加藤智大はネット犯罪を予告する書き込みをしており、また加藤智大の行動に共感する人物もいたりするなどしており影響は未だに残っているともいえます。そのため、ネットでの犯行予告に対する警戒が増加しています。

加藤智大の影響③銃刀法違反の強化

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加藤智大は、犯行に使ったナイフ以外にも5本のナイフを所持していたとされており、この事件の後から刃物やナイフの所持の規制が強化されました。殺傷能力の強い刃物に関しては所持を禁止することや、販売時に客の身分証の確認と記録保持を店側に要請する検討することになりました。

これまでは、刃渡り15センチ以上のナイフの携帯は禁止されていましたが、刃渡り13センチのダガーナイフは携帯は禁止されていたが所持は認められていました。しかし、犯行に使われ多くの死傷者を出したことから、刃渡り13センチのナイフに関しても所持の禁止が検討されることになります。

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また、銃刀法については近年刃物などを使用した凶悪事件が続いているため、2007年に一度法律が改正され携帯禁止の罰則を2年以下の懲役または30万円以下の罰金へと改正されています。改正前は1年以下の懲役もしくは30万円以下だしたので、懲役が1年延びた形になります。

加藤智大が起こした事件の類似事件

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加藤智大は稀に見る凶行を行いましたが、他にもこの事件に類似している事件は存在しています。ここでは、加藤智大が起こした秋葉原無差別殺傷事件と類似した事件を2つ紹介します。他の深川通り魔殺人事件に関る記事はこちらをご覧ください。

加藤智大の起こした事件の類似事件①マツダ本社工場連続殺傷事件

1つ目は、2010年にマツダの本社で起きた連続殺傷事件になります。この事件は、元社員の引寺利明でマツダ本社工場に自家用車で侵入し約8分間も暴走し1人が死亡し11人に重軽傷を負わせた事件になります。犯人はその後逃走しますが自ら警察に通報し逮捕されています。

動機については、「マツダに恨みがあった」「秋葉原事件を真似しようと思った」「秋葉原事件のように滅茶苦茶にしてやろうと思った」など供述をしていたそうです。引寺利明の車からも包丁が発見されています。

加藤智大の起こした事件の類似事件②川崎通り魔事件

この事件は、つい最近起きた事件のため記憶に新しい事件になります。カリタス小学校の児童がスクールバスが到着するの待っていたところ、いきなり容疑者が刃物で児童や止めに入った大人などを切りつけていき2人が死亡し17人が重軽傷を負った事件で犯行時間はわずか数十秒という凶行でした。

容疑者とされる岩崎隆一も自ら首を切りその後搬送先の病院で死亡が確認されているため、犯行の明確な動機については不明ですが両親が離婚した後は叔父に引き取られていたため、複雑な家庭環境が原因ではという見方があります。

無差別に人を襲ってしまう心理とは!?

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人が人を殺めてしまう、動機の中で一番多いのはやはり金銭トラブルや人間関係のトラブルなど、特定の人への怨恨が一番多い理由になります。しかし、誰でもよかったなど無差別に人を襲ってします人の心理は違います。

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