オレゴンの渦での超自然現象とは?その真相やトリックをネタバレ

先述したように過去、先住民からは禁断の大地と称され危険視された土地。それは当時から自然現象があったのか、磁場を感じ取ったのかは不明ですが、動物たちも近寄らない土地であったためと考えられているようです。

開拓が進み始めて、初めて人間も出入りするようになりましたが、その後も不可解な現象は度々起き、さまざまな現象にさいなまれる人は数多くいたようなのです。

オレゴンの渦にある奇妙な力の渦

超自然現象が起こる理由の一つが、奇妙な力の渦に原因があるといわれています。奇妙な力の渦はもちろん目で確認はすることができないのですが、しかし家の周囲の木々に奇妙な変化を与えているそうなのです。

その変化が、家の中心に向かって生えるといったものです。通常真上に伸びるものですが、どうやらなぜか家の中心に向かって生えているのだそうです。その奇妙な力の範囲は家を中心に直径50メートル程度あるといわれており、この力が何らかの関係をしているといわれています。

オレゴンの渦は世界の中心?

不可解な力の渦が存在する説と同時にささやかれるているのが、この土地が世界の中心に位置するためだというものです。もちろん確証はないのですが、実際にここで観測されている現象にそれを疑えるものがあるそうです。

ここでは煙が渦を巻いてまっすぐに上昇するのだそうです。また、家の中ではコンパスが回転し正しい方角を示さなくなるといわれています。これは世界の中心に位置するから起こるものだとうわさされているのです。

オレゴンの渦で起こる超自然現象とトリックを徹底解説

この土地でいかに超自然現象が起きて、人々から注目を集めている場所かが分かりましたが、実はこれらの現象には科学的な根拠に基づいて説明できるものもあるのです。いわゆるトリックで説明できてしまうということです。

超自然現象と科学的根拠やそのトリックについて、どのような現象が起きているのかを改めて紹介し、その原因を突き止めていきます。

オレゴンの渦の超自然現象①:コンパスが動き続ける

dima_goroziya / Pixabay

最も良く知られる現象の一つがコンパスが回転をし続けて正しい方向を示さなくなるという現象です。この現象は先ほど紹介した傾いた家の中で起きる現象で、家の中心位置でどうやらコンパスの異常が発生するようなのです。

トリック:回るコンパスは磁気の影響

これらの現象は全てトリックや科学的な根拠に基づいて説明ができる物だと主張する人がいます。その人たちからすればこれらの現象は決して超自然現象でなく、科学的な現象であり説明がつくものだと言っているのです。

当然このコンパスの異常もそのうちの一つになります。コンパスが異常だ動作を起こす理由は、その近辺に磁気を帯びる何かが存在するため、その影響を受けて正しい方向を示さなくなると主張するのです。

実はコンパスが異常な動作を起こす現象は日本の富士の樹海でも同様の現象が起きるといわれています。その原因は磁鉄鉱が存在しているためです。岩石の中に存在する磁鉄鉱の影響でコンパスが正しい方向を示さなくなるというものです。

そして同様の理由が個々の土地でも起きていると考えられています。家の中にある磁気を帯びた金属の影響で、こういった異常な現象に見える動作を起こしているにすぎないといわれています。

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