彼はその後様々な両親との確執を抱えながらも無事高校を卒業。趣味を活かすべく大手ゲームメーカーに就職しました。夢を実現出来、順風満帆に思えました。ところが、彼はプログラミングを勉強し、それを活かす部署への配属を希望していましたが実際に配属された場所はプログラミングなど一切関係ない部署でした。
配属された部署はゲームセンター。プログラミングが関係ないどころか接客業と技術屋でそもそもの分野がまるで違います。当然そのことを不満に思っていた彼は4年という期間で退社してしまいます。
事件当時は派遣社員だった
ゲームメーカーを退職した後は派遣社員としてソフトウェア開発会社で念願のプログラミングの仕事を行っていたようです。技術はもちろん勤務態度や後輩育成の評価も上々で世間的な評価はかなり高かったようです。
月50万というかなり高額な稼ぎを得ており出勤も毎日タクシーを利用しおつりをチップとして運転手に渡すという羽振りの良さでタクシー運転手界隈でもかなり良い客として話題になっていたそうです。
加害者「星島貴徳」の人物像
そんな一見すると自分の特技を活かした職で稼ぎを得、それなりに豊かで満ち足りたような生活を送っているように見える星島貴徳容疑者。しかし、その裏には人には話せないような歪んだ一面や性癖がありました。その隠された裏面をここでは書いていきます。
星島貴徳の人物像①四肢切断(アポテムノフィリア)に執着
SNSサイト「mixi」で星島貴徳容疑者はアニメキャラクターの女性の四肢を切断したイラストをアップデートして同じ様な趣味を持つ人達と交流をしていたり同人誌即売会で本を出したりしているようで、このジャンルにはかなりの執着があったようです。
星島貴徳の人物像②女性に対し歪んだ感情を持っていた
やけどのコンプレックスが強すぎるせいで女性に話しかけて気持ち悪がられることを過剰に恐れていた傾向が後のインタビューで判明しております。気持ち悪いと拒否されてしまったら殺してしまうかもしれないとも語っておりこのコンプレックスはかなり根深いようです。
性奴隷にするために拉致した
動機を星島貴徳容疑者はこのように語っており、女性に性的快楽を与え続ければ自分に従順になるというエロ漫画のような展開を本当に信じていたようです。星島貴徳容疑者の計画では金曜日に拉致、土日を使ってたっぷり調教してやれば従順になり開放しても警察にチクらないと思っていたようです。
そのあまりに稚拙で現実と漫画の区別のついていない動機は後のゲームや漫画をめぐる世論に大きな影響を及ぼしました。猟奇的なゲームをすると殺人を起こすなどという過激で根拠のない決めつけのような世論はこの時一気に過熱したように思えます。
星島貴徳の人物像③遺体を細かく刻む残忍な行動を平気で行った
この事件が大きな話題となった要因の1つに、証拠隠滅手段の残酷さが挙げられます。鋸やナイフで細かく切り刻み少しずつ捨てるというあまりにも猟奇的な遺体の処理方法です。四肢切断に性的興奮を覚えていたということから解体も楽しみながらやっていたのでは?と考えるととても同じ人間とは思えない恐ろしさを感じます。
星島貴徳は精神病質者(サイコパス)だった?
まずサイコパスというのはどういう人物を指すのかをざっくりここで解説しておこうと思います。サイコパスとは、良心が異常なほどに欠如していて自己中心的。そしてやったことに関する罪悪感がとても薄いということがあげられます。そして驚くべき特徴の1つとして、一見とても好印象で魅力的な人物であることが多いです。
簡単な説明ではありましたがなんとなくわかっていただけたでしょうか。では以上を踏まえて、星島貴徳容疑者の行動を振り返りつつサイコパスの定義に当てはまるか否かをここでは見ていきたいと思います。
星島貴徳のサイコパス疑惑考察①特殊な性癖
星島貴徳容疑者の最も際立った異質な性癖、四肢切断という他者に肉体的苦痛を与えることで快感、満足感を得るという点はサイコパスの特徴の1つである良心の欠如という部分に当てはまるのではないでしょうか。
星島貴徳のサイコパス疑惑考察②残忍な行動
遺体を切り刻み、様々な手段で処分するという普通ではなかなか思いつかないような残忍極まりないことを平然と自身の保身のために行えることは自己中心的で良心の感じられない行動のように感じます。