染谷悟は「プチエンジェル事件」を追って東京湾に沈められた?!事件との関係性は?

彼が代表作となったあの『一冊』が悲しいことに『遺作』となり最後の作品となってしまったのですが、この作品を世に公表して発売した直後、同時期にあの裏社会が関与していると考えられる、ミステリアスな事件が起きてしまうのです。彼は次のテーマに適していると判断して、自らの経験を生かしていつもの様に危険を顧みず調査、取材にあたるのです。

しかしその2か月後彼は東京湾の海に沈められ、帰らぬ人となってしまいました。果たして彼を殺めた人物、謎の勢力は一体誰なのでしょうか?彼は真実を知ってしまったがために殺されてしまったのでしょうか?後述にて彼の死因やは殺人犯、殺害される直近の状況など判明している詳細を記述してまとめていきます。

染谷悟は「殺されるかもしれない」といっていた

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彼はこの事件をターゲットに調査や取材に当っていた間、彼を知る人物や知人に『殺さるかもしれない』と伝えており、この時自分の身に確かな危険が迫っていることを、周囲の人間に伝えてSOSを送っていたのです。恐らくこれまで以上に緊迫した危険と隣り合わせで、聞き取りや探りを入れていたのではないでしょうか?

当時の彼の心境を察するに、謎に包まれた裏社会の実態を、犯人の動機も不明で不自然に警察の調査が取りやめられてしまった事件の真相を絶対に暴いて見せるんだ。というジャーナリスト魂と、殺されてしまうかもしれないという確かな恐怖心とで揺れ動いていたことでしょう。

染谷悟は自宅が空き巣被害に遭っていた

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彼は殺害される1年前には彼が住んでいたアパートの自室のガラス窓やベランダが、何者かによって破壊され更には彼の所有物の多くを盗まれるという空き巣被害に遭っていたのです。またそれ以降も彼の周りには同様のトラブルが相次いでいたそうです。

殺害される同年にもなんどか空き巣被害に遭っていたのですが、この犯行と彼の事を殺害する犯人と、彼が調査を進めていた事件の関係者と関与しているか定かではありませんが、少なからず危険が迫っていることを案じていたのかもしれません。

染谷悟の死と不審なメールと落ちていたカメラ

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遺体が発見される直前に彼は、知人に彼宛てと思われるアドレスから不審なメールが送られており、『旅に出ます』と言った内容が書かれていたそうです。これが本人が打ち込んだものなのか、犯人が捜査を難航させるために偽装したものなのか分かっていません。

またこのメールが届く2日前には山手線が走る『池袋駅』の近辺で彼が使用していたと思われるカメラが落ちていたのです。ジャーナリストの三種の神器とも呼ばれるカメラを不意に落とすとは考えづらいので、普通に考えれば何かトラブルに巻き込まれた可能性が高いのではないでしょうか?

染谷悟を殺害した犯人と関係性

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彼はこうして東京湾の海で遺体として発見され亡き者となってしまったのですが、犯人たちはその後の警察の手により逮捕されているのです。逮捕されたのは複数の男性でした。彼らと被害者の関係性はどういった物だったのでしょうか?ここでは彼ら犯人グループたちの犯行動機や人物像などをまとめて解説していきます。

染谷悟殺害の主犯格「桜井景三」

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主犯格として逮捕されたこの人物、果たしていったいどんな人物なのでしょうか?また被害者とはどんな接点があり、どんな動機をもっていたのでしょうか?彼の事について次になるべく簡潔に解説してきます。

桜井景三とはどんな人物なのか

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現在でも存在していて実際に経営している東京都新宿区を拠点とする、いわゆる合鍵屋、鍵屋企業の当時の社長だったのです。当然ながら現在は違う人間が社長を務めています。逮捕される前はTVに業界人として出演していたそうです。なぜそんな鍵屋の社長が今回の殺人を犯したのでしょうか?

染谷悟と桜井景三の接点

一体被害者となってしまったジャーナリストと主犯格の鍵屋の社長である彼の接点はどういったものなのでしょうか?実は被害者が執筆したとある雑誌のコラムでは、鍵に関する知識や鍵屋の情報が載せられており、それを読んだ主犯は感心して興味を持つようになり、被害者と交流するようになりました。

被害者に自身が持っている鍵やピッキングの知識を提供したり、また資金を提供していたのです。つまりかなり深いつながりがあったのです。では殺人の動機は何がきっかけとなったのでしょうか?それを次に解説していきます。

桜井景三が恨みを持ったきっかけ

被害者が提供した資金をなかなか返済せず、代表作となった一冊を世間に公表して発売した際、主犯格の事を犯罪者、違法犯している悪徳社長の様な内容がその本に書かれていていたのです。それを咎めると被害者は断固として否定して、強行した形で代表作を出版したのです。それが主犯格が被害者に対して恨みを持ったきっかけなのです。

染谷悟殺害の共犯「藤井亮一」

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共犯の1人である彼もまた被害者となったジャーナリストと関りがありました。彼は実は以前被害者の下でジャーナリスト業務の手助け、補助役として働いていたことがあり、その時の報酬が支払われていなかったのです。金銭的トラブルが発端で今回の殺人に加担することになり、被害者の場所や住居を探し出すなどの役割を担っていたのです。

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