痛みランキング9位:肺炎
肺炎といったら咳による喉の痛みや喘息程度の胸の痛みのイメージがあるかもしれませんが、肺の炎症が強くなって、肺の組織を覆っている胸膜まで炎症が広がると、鋭く強い痛みが胸にあらわれる事があるのです。息をするのも苦しいらしいですが、呼吸は24時間休みなくするものですから相当つらいものでしょう。
高齢者に多い死にもつながる病気
風邪と症状が似ているせいか軽く見られがちですが、場合によっては亡くなることもあります。お年寄りが肺炎にかかった場合、その症状が周りにも本人にもわかりにくいのです。食欲がない、口数が減る、呼吸が浅かったり速かったりするという些細なことなので、一緒に暮らしていても気づかないというケースは珍しくありません。
痛みランキング8位:痛風
諸説ありますが痛風という病名は、一説には風が吹いて体に当たっただけでも痛いということが語源になっています。風が吹いただけで痛いなんて聞くと、どんなに外が良いお天気でも、思わず家に引きこもりたくなってしまいますね。
激痛の定番 今や20代にも・・・
痛風と言うとビール腹のオジサマの病気のイメージですが、実は20代でも暴飲暴食する方、ストレスを感じている方、お酒をたくさん飲む方は要注意です。これらに加えて、一見健康に良さそうな激しい運動をするのも痛風には良くないそうです。
痛みランキング7位:パラポネラに刺される
パラポネラとは南米に住むアリで、それに刺されるとまるで銃で撃たれたかのような痛みに襲われることから、通称弾丸アリともいわれる世界最強のアリです。体調は2.5~3.0mmもあり、ポネラトキシンという毒を持っています。
焼けるような痛みが24時間身体を襲う
もしパラポネラに刺されてしまうと刺された箇所だけでなく、痛みが全身に広がり、患部が腫れ上がり、痛みが何時間も続きます。刺された日の夜は、あまりの痛みで眠れないそうです。パラポネラについてもっと知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
痛みランキング6位:出産時の陣痛
痛みと言えばすぐに挙がる出産時の痛みの表現として、鼻からスイカが出るという表現は良く聞きますが、正直あまり想像しにくいですね。実際出産を経験された女性によると、スイカくらい大きな玉が、骨盤をバキバキと割りながら肛門から出てくる感じらしいです。それが何時間も続くというのですから、恐ろしすぎます。
男性は耐えられないとも言われる痛み
海外で男性でも陣痛の痛みを体験できる「陣痛シミュレーター」を使い、20人の男性がどれくらい耐えられるかを競いました。その中で一番強い痛みを耐えた男性でもたったの5分間だけだったそうです。陣痛は赤ちゃんを産む前から産んだ後も続き、何時間も耐えなければならないので、お母さんの体への負担は相当なものなのですね。