痛みランキングTOP12!出産・痛風・群発頭痛など何が一番痛い?

海外で男性でも陣痛の痛みを体験できる「陣痛シミュレーター」を使い、20人の男性がどれくらい耐えられるかを競いました。その中で一番強い痛みを耐えた男性でもたったの5分間だけだったそうです。陣痛は赤ちゃんを産む前から産んだ後も続き、何時間も耐えなければならないので、お母さんの体への負担は相当なものなのですね。

痛みランキング5位:心筋梗塞

Pexels / Pixabay

胸を焼けた火箸でえぐられる、鉄板を胸に押し当てられている感覚がする、と訴える患者さんがいるそうです。それだけでなく人によってはそれらの痛みに加えて胃の辺りや、歯、顎さらには背中にまで痛みが伴うといわれています。

世界三大疼痛のうちの一つ

wilhei / Pixabay

心筋梗塞は世界三大疼痛のうちの一つで、あとの二つは群発頭痛、尿路結石ですが、その痛みから多くの患者さんが「死ぬのではないか」と感じるそうです。心筋梗塞は意識があれば亡くなる直前まで激痛、さらには呼吸困難に苦しめられるケースが多く、心筋梗塞で「楽に亡くなる」ということは本当にごくまれだそうです。

痛みランキング4位:膵臓がん

膵臓は胃の裏側に位置する器官ですが、その周囲に多くの神経が通っているため、ガン細胞が浸潤するほど神経を侵していき、痛みも激しくなっていきます。膵臓がんは強い痛みが出やすいので、痛みに対する薬の効き目が弱く、鎮痛剤だけでなく、局所麻酔を使うこともあるそうです。

高い死亡率でがんの王様の異名をもつ

LMoonlight / Pixabay

膵臓がんはその痛みだけでなく、死亡率が非常に高いのも特徴的です。膵臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれ、自覚症状がほぼないために早期発見が難しく、患者さんがおかしいと思って病院に行った時には、かなり進行してしまっていることが非常に多いのです。

痛みランキング3位:尿管結石

Alexas_Fotos / Pixabay

いよいよ第3位ともなると激痛を伴う病気として、一度は耳にしたことがある病名になってきますね。尿管結石とは腎臓から尿道までの尿が通る道にできた結石が尿管に詰まって、尿の圧力によって尿管が痙攣し、神経を刺激することが原因で激痛を生じさせると考えられています。

その激痛は七転八倒の苦しみ

photosforyou / Pixabay

個人差はありますが、経験者によるとその痛さは麻酔なしで歯を抜くほどと表した人もいるほど痛く、尿管結石にかかったことがある人へのアンケートでは、人生の中で最も痛かったと答えた人がなんと4割もいたそうです。また嫌なことにこの疾患は泌尿器科の疾患の中で、非常に頻度が高いといわれています。

痛みランキング2位:群発頭痛

geralt / Pixabay

その激しい痛みから通称自殺頭痛とも呼ばれている恐ろしい病気です。患者さんの口から出る痛みの例えはどれも壮絶で、「アイスピックで目の奥をえぐられる感じ」「目玉をスプーンでくりぬかれているような感覚」など聞いているだけで顔をしかめたくなるようなものばかりです。

NEXT 痛みで失神することも・・・