【イエグモ】ゴキブリや害虫を食べてくれる益虫の生態や種類、特徴まとめ

現代でもその風習が一部の地域で受け継がれており、駄菓子屋などで売られていた専用の小さめの紙の小箱で子供たちは蜘蛛を飼育し、手の上で戦わせるという競技です。しかし、現代社会の渦の中でその風習は消えつつあり、保存協会の方により風習があったことは残されていますが、実際に行っている方々は少ないようです。

この風習が無くなっている理由は子供達の遊びにテレビゲームなどが出現してきたこともありますが、他にも大きな理由があります。動物愛護に関して現代はより深く人々が干渉するようになってきました。そんな中で生き物たちを無下に戦わせる事はあまり良しとされないのです。

イエグモに似ているダニがいる?!

こちらも私たちの身の回りに生息してる生き物ですが、見た目が雲にそっくりな生き物がいます。間違えて放置してしまうと大変な事になりかねないため、しっかりと区別できるようこちらの記事でもご紹介させていただきたいと思います。

しかし益虫とされる蜘蛛ににていますが、相手は害虫です。良い効果どころか悪い効果を私たちに運んできてしまうため、見つけ次第駆除するのが一番です。また家の中で見つけた場合には徹底したお掃除を心がけると良いでしょう。

イエグモと間違えないように!「タカラダニ」とは

5~7月には要注意です。生態があまり調査されていない生き物のため、人を噛むとはされていますが、実際どういった炎症が起きるのかも明確ではありません。小さくて赤い体の生き物を見つけたら水圧を利用して洗い流してしまったりと対処をしておきましょう。

詳しい生態が知られていませんが、人を噛むことがないとされています。しかし、潰して出てきた体液は人によって皮膚に炎症が起こる可能性があるとされています。出来るだけ地肌では触れず、水圧など水を使用しての駆除方法などを使うように心がけましょう。

イエグモを飼いたい!購入、飼育方法は?

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ペットとして飼育ができるほど大きな個体も存在し、人に実害がないことからとても飼いやすく人気の生き物です。買う場合は水槽など、他の虫と似たような飼育方法ができます。こちらではペットとして飼育する場合のご紹介をさせていただきます。

また、購入方法などもご紹介させていただきますが、お家にも表れるような種類は購入するより自身で捕獲することをお薦め致します。理由に関しては後述させていただきますが、お財布にも優しく生き物にも優しく飼育できるため、ご検討してみてください。

イエグモの購入方法

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多くの方は野生の個体を捕まえて飼育されていますが、インターネット販売の需要も高まり1000~2000円ほどで販売されています。またインターネットで購入した場合は一般的な荷物のように配送してもらう形になるのです。

虫と言えど運搬ストレスは少なからず感じているのではないでしょうか。それであれば近くの草むらなどに出向き、野生の個体を捕獲したほうが彼らのためかもしれません。しかし、一度飼育個体になった生き物は野生復帰が難しいため、生涯面倒を見る覚悟と共にお迎えしましょう。

イエグモの飼育方法

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1つネックがあるとすると、生餌しか食べないことかもしれません。蜘蛛が虫ということから生餌に抵抗がない方も多いかと思いますが、与える場合はミルワームやコオロギなどを与えるようにしましょう。

また、飼育ケージはプラスチックケースやガラスケースなどお好みのケースを使用して飼育が可能です。しかし、夜行性のため日中にゆっくりと身を潜めて休めるシェルターは入れてあげましょう。また、床材は使用しない方もいらっしゃいますが、砂利や腐葉土を敷いてあげても良いでしょう。

イエグモ以外にも!飼育におすすめのペットクモとは?

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家の近くで捕獲が出来る種類もペットとして魅力的ですが、他にもペットショップなどで売っている珍しい種類の中にもカッコよく、人気の高い種類が存在します。この生き物自体の特徴として、ペットとして飼育が簡易のため気になる方は是非ペットショップを訪れてみてください。

また特殊な種類の中には毒を持つ種類も多く存在します。タランチュラの仲間は特に強い毒を持つ種類が存在するため、飼育を考える際にはしっかり調べ、ペットショップの店員さんにも相談してから購入することをおすすめします。

イエグモ以外にも!飼育におすすめのクモ①チャコジャイ

通称チャコジャイという種類の生き物ですが、タランチュラの仲間です。初めてタランチュラを飼育する方が良く飼育する程、乾燥や餌切れにも強い飼育しやすい個体なのです。飼育方法は一般的な蜘蛛とほぼ変わりがありません。

タランチュラの仲間としてご紹介させていただいていますが、実際の所タランチュラも蜘蛛の仲間ということもあり、明確な違いはオオツチグモ科や毒蜘蛛を表す総称であるという事くらいです。毒蜘蛛といっても一般的にはかなり弱い毒のため人の肌に炎症を起こすほどで、命を落とす種類は稀です。

イエグモ以外にも!飼育におすすめのクモ②チリアンコモン

ツチグモの仲間で、お尻や足に毛が生えており、映画やファンタジーの世界に出てくるような見た目もかっこいい種類です。環境適応力があるため、飼いやすい個体となっております。また見た目に反してとても大人しい性格をしており、手の平にのせてあげる事も出来る種類です。

しかしながら、虫であるため懐かせることができるかという問いには答える事ができないのです。懐くという概念は哺乳類に対して使用でき、虫や魚のような生物においてはあまり研究がなされていないため、スキンシップを取る事ができるという程度で留められる事が多いのです。

イエグモ以外にも!飼育におすすめのクモ③メキシカンレッドニー

黒い体にオレンジ色のボーダーの入った足が特徴的なタランチュラのお仲間さんです。持っている毒も弱いうえに温厚な性格のため、とても飼いやすい種類です。また10年以上の長生きという点もペットとして人気を得ている理由です。

見た目もとてもスタイリッシュでカッコよく長く一緒に過ごせる点から多くの方に好まれて飼育されています。5.000~10.000円程で販売されています。温厚なため滅多に噛むことはありませんが、噛まれた場合でも毒が弱く、少し患部が腫れはしますが、命を脅かすものではありません。

イエグモは益虫!見かけても殺さないで!

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お家の中で見かける彼らは私たちにとって害はなく、むしろ害虫を退治してくれ衛生面を守ってくれる良い存在です。もし彼らを見かけても駆除をするのではなく、もしかしたら幸運を運んできてくれたのかも、と明るい気分で過ごしてみましょう。

また飼育を考えている場合は、虫の中でも比較的長寿な生き物であるため、長い目を見てお付き合いできるのかを考えてお迎えしてあげてください。一度人の手で飼育された個体を野生に戻し、その子たちが生存できる確率は極めて低いのです。

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