麻薬「フラッカ」で全米ゾンビ化!日本にも流入?危険ドラッグの恐怖

フラッカ「研究用化学物質」として流通

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フラッカが作られた元々の理由は、医療用で使う薬の開発でした。研究用化学物質として流通したものの主成分である「α-PVP」の効果によって危険な合成麻薬となってしまったのです。毒性がとても強く意図的に持続性と中毒性を高めて作られた麻薬です。

フラッカの異常な安さ

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フラッカがここまで流通してしまった一番の理由は、何と言っても安すぎるその値段です。フラッカの相場は1㎏=1,500ドルで日本円で約18万5,000円なります。これはコカインの15分の1の価格です。1回の服用が約350円とマクドナルドよりも安いのです。

フラッカと低所得者

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この安さからまず、ホームレスなどの低所得者を中心にフラッカが使用され流行するようになりました。破格の値段でかつ効き目が絶大で、効き目もなかなか切れないことから、驚異の速さで全米に蔓延していきました。

フラッカと学生

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またフラッカが蔓延したのはホームレスの人たちだけではありませんでした。学生を中心とした若者たちにも、たちまち蔓延していきました。また若者たちの口コミやSNSによって、多くの人がフラッカの存在を知っていきました。

フラッカ「5ドルの狂気」短時間での効き目

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フラッカは日本円で1回たった約350円ととても安く、使用すると短時間でその効果が得られることから多くの人が使用を始めました。驚くのはその絶大な効果がでる時間の短さでもあります。使用してすぐに、効き目が出てくるので麻薬常習者にはとても人気があります。別名「5ドルの恐怖」ともいわれています。

大麻との違いは?

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麻薬と一緒によく耳にする「大麻」というものですが、皆さんはこの二つの薬物の違いがわかりますか?そもそも大麻とは一体どんなものなのでしょうか。また麻薬と何が違うのか、詳しく説明していきます。

大麻とは何か?

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大麻とはアサ科アサ属の植物、大麻草から作られる薬物のことを指しています。一般的に「マリファナ」とも呼ばれています。主に大麻草の葉や花穂の部分を乾燥させたものを、たばこのように吸引して使用されてます。

使用するとTHC(テトラヒドロカンナビロール)という成分によって、幻覚を見たり多幸感がもたらされると言います。使用者の多くはこの幸福感を求めて大麻を吸引します。危険ドラッグの多くはこの合成カンナビノイドを主成分としています。

大麻の危険性は?

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大麻を長期間使用し続けると、記憶力の低下や時間の認知力が阻害されます。そのため人間が生まれた時から持つ自発性が喪失されてしまい、感情の起伏も使用期間が長ければ長いほど徐々に失われていくといいます。

また中毒性もあります。そのため体使用した時の感覚を覚えているので、やめたいと思っても体が大麻を求めどんどんやめられなくなっていきます。長期的に使用し症状が悪化するとパニックを起こしたり、思考能力が低下し現在、過去、未来の観念が失われていきます。

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