首なし娘事件とは?愛ゆえに起こった怪奇事件の詳細や動機をご紹介

この事件では被害者のご遺体も犯人の自殺した死体も2月に起きた事件であるにも関わらず腐乱死体として発見されています。人の遺体が腐敗するのにはどれくらいの時間がかかり、どのような課程を経て腐敗していくのでしょうか。

意外と知られていない事ですが、遺体の腐敗が始まるのはとても早いのです。食品としての生肉などは冷たい状態であれば長く保存が出来ますが、人の体の中ではそこまで冷たい温度には下がらず、そのため体の中にいる細菌が増殖することが可能となってしまうのです。

死後初期

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死亡してすぐは血液の循環が止まり、血液の色が皮膚へと透けて見える死斑というものが現れます。そして2時間程経つと死後硬直が始まり、身体が固くなります。この死後硬直は20時間立つと漸新世に現れると言われています。

腐敗が始まる

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死亡してから1時間よりも早い段階で腸内の細菌が増殖を始めます。また生きている間は自身の体で分泌を調整していた消化液ですが、死後は制御がないため自身の体を内側から溶かし始めます。おおよそ死後4日以降、無処置の状態では本来の姿を失う程の外見の変化を伴うとされています。

女性の死体を解体して作品を作ったエド・ゲイン

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狂気じみた愛情や衝動から猟奇殺人事件を起こしてしまう犯人は一定数存在しており、海外では数名の犯行が有名となっています。今回の事件と女性の体を解体して身に着けるという点で似ている犯行についてこちらでご紹介させていただきます。

増淵倉吉との共通点

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海外で起こった猟奇事件では、女性の体の様々な部位が解体された首のない遺体の状態で発見されました。そして犯人はあらぬことか、女性の様々な部位を使って家具や、自身が身に着ける服を作るという奇行を行っています。遺体を身にまとう点が事件通しを結んでいるのです。

しかし海外での事件の場合は、人間を用いて家具や衣類を作っているという事からも、そういった人間を加工した作品を作成するために犯行を行っているとも考えられます。犯行現場に残された元は人の一部であった生々しい遺品は人間の犯行によるものとは到底思えない残虐な行為です。

エド・ゲインが女性から作った作品たち

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彼の猟奇殺人から生まれた作品は世の中を浸透させました。人の皮で作成したカバンやランプなどは人の皮とわかるような作品となっています。またこの事件をもとに映画なども作成されており、ご興味がある方はそちらの映画をご覧ください。

またこの恐ろしい事件に関してはこちらで説明しきれない狂気な行動を犯人が行っているため、詳しく知りたい方は別途こちらの記事を参考にしてみてください。詳しく見ていくと本記事でご紹介した事件とも似通った点が数多く発見できるかもしれません。

愛ゆえに起こった?常軌を逸した怪奇事件・首なし娘事件

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年の差の不倫関係から始まった2人の愛でしたが、若かった被害者女性は犯人と共に心中する道は選べませんでした。そして犯人は強硬手段として彼女を殺し、彼女と1つになるため、彼女の体を解体して身にまとい、自身も命を絶ったのでした。

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