ウィジャボードとこっくりさんの違いは?やり方や危険性・動く理由を解明

世界の意外な占い道具

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ヴィジャボードは占いグッズとしても認識されています。占いの歴史を紐解くと、文字を書いた板、水晶、カードの他にも様々な道具が用いられてきたことが分かります。

ここからは、ちょっとぱっとは思いつかないような特殊な占い道具を紹介していきます。魔導書?コイン?そんなおしゃれなものはありません!

ねずみ

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古代ローマを中心に、ねずみは災難や不幸のシンボルとなる存在でした。病気を運んだり、穀物を荒らしたりとトラブルの原因となることが多かったためです。

そんなねずみの鳴き声や動作から、人の生死から戦争の行く末まで占うことができるとされ、ねずみ占いは古代人にとって重要度の高いものとされていました。

金属

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古くはギリシャから記録が確認されており、現在のフィンランドにも新年の伝統として残されている、すずや鉛を炙って溶かし、さらにそれを冷たい水に落として冷やし固めるという占いです。できたものをキャンドルにかざし、生み出された影に結果を見い出すのです。

おなかの音

また、消化器官の働く「ごろごろ」というおなかの音を死者の声ととらえ、占いに利用してきたという歴史もあります。

現代の基準から考えると笑ってしまいそうですが、当時の人たちは至って真剣であり、これが(腹部のように)丸い形状のもので占う=水晶玉を使う根拠にもなりました。

日本のオカルトブーム史

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年若い人にはピンとこないかもしれませんが、かつて日本には何度もオカルト大ブームが到来してきました。その中には日本中に影響を及ぼし、ブームどころか社会現象の域にまで至ったものも。

年代別にその代表的な例を選出してみましたので、知らないものがあったら年上の方に聞いてみてください。きっと懐かしがってくれますよ。

70年代はスプーン曲げ!

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70年代の日本は、ユリ・ゲラーという超能力者が巻き起こした「スプーン曲げ」の大流行が起きていました。

指先で撫でるだけで金属がねじまがってしまうというミラクルパワーに全国のお子様たちが魅了され、家のスプーンを力づくで捻じ曲げてはお母さんに叱られる…。という光景があちこちで見られたものです。

80年代は人面犬!

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80年代後半に子供たちの間で広まった「犬の身体に人の顔を持つ妖怪がいる」という噂は、いつのまにか大人にまで飛び火し、果てはワイドショーで連日特集されるほどの伝説的ブームを作り上げました。

派生として人面鳥、人面魚などもよく特集されたものです。なお次の記事に詳細が特集されていますので是非合わせてどうぞ。

90年代は人類滅亡!

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2000年代生まれの人は信じられないでしょうが、かつて日本では「1999年の7月に空から恐怖の大王がやってきて人類は滅亡する」という、ノストラダムスの大予言というものを大真面目に信じる人が山ほどいたのです。

中には「どうせ99年にはみんな死ぬ」と仕事をやめて財産を使い果たしてしまった人も。今頃どうしているのでしょうか?

ウィジャボードは注意点を守って楽しく遊ぼう

ヴィジャボードが動く理由は無意識の反射・幽霊・呪いなど実に様々な説がありますが、いずれにせよ遊び半分の軽い気持ちで挑んでしまうと、いざトラブルが起きた時に対処しきることができません。

決して一人きり、慣れない場所で行うことなどせず、注意点を守って安全に遊ぶように心がけましょう。

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