「死霊の盆踊り」とは?おもしろくなさすぎて逆に有名なクソ映画!

現代では洗練された役者さんの演技力が映画の見どころの1つであるのですが、残念なことにこちらの映画であは、指摘点の1つとなってしまっているのです。特にヒロインの女優さんの演技がひどいという致命的な見辛さがよりこの映画の酷さを増やしてしまっているのかもしれません。

カンペを見ながらの撮影

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出演している男性の目線が明らかにカンペを見ているように見えてしまい、演出上漂わせていた霧が、彼のセリフ時だけ止められています。その不自然さから霧によりカンペのセリフが見えなくならないようにしている事がバレバレとなっているのです。

ヒロインと死霊の女優さんが一緒

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メイクや画面の暗さから一見するとわかりにくいですが、明らかにヒロイン役の女優さんが、次のシーンには死霊となって踊っています。こちらも経費削減の重複した配役であることが伺えますが、もう少し別人のように見せる工夫ができなかったものでしょうか。

役者さんの使いまわしはよくある事なのですが、使いまわしが光る場合は役者さんの演技力が高く、二重人格のように全く別の人格を演じれる場合や、メイクや演出などにより別人の風格へ作り変えれる場合です。しかし残念ながらこの作品ではどちらも不足しており、同じ人が別の役を演じているという事実が浮き彫りとなっています。

ヒロインの悲鳴が悲鳴じゃない

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こちらも演技力のなさから出てくる問題の派生ですが、ヒロインの方が悲鳴を上げているシーンのはずが全く悲鳴に聞こえず、恐怖のかけらも感じられません。もしかしたら撮影時間短縮のために1カットでの撮影、練習時間も取らずに本番の撮影を行っているかもしれません。

真夜中から突然昼間に変化

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真夜中のシーンから続く映像のはずが、次の瞬間にはいきなり昼のように外が明るくなっていたりと、時間軸があっちへ行ったりこっちへ行ったりと、感覚を惑わせるかのように作られています。それを見つけるだけでも間違え探しのように見れる楽しみがあるのかもしれません。

今まで平気だった太陽の光で消滅する死霊たち

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映画の最中では太陽の光に何の影響も受けていなかった死霊たちが、突然ラストのシーンで差し込んだ朝日により消滅していくという謎の設定が入っています。しかし、何故ラストのシーンだけ日の光により消えてしまったのかという説明の表現は全くないのです。

特にこういったB級作品でありがちな駄作理由がその制作費用の少なさです。費用がないとロクな演出が出来ず、結果として収入も見込めない作品が出来てしまい、大赤字を出してしまうという負の連鎖が起こってしまいます。こういった作品そういった制作にあたってかかる費用に関しての問題点も見えてくるのです。

 

「死霊の盆踊り」へのレビュー・酷評

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一度映画を観る前にインターネットでレビューを調べてから映画を見るという方がい多くいらっしゃいます。しかしこの映画に関してはどれだけ調べても見た方々の感想は酷い評価ばかりなのです。レビューをしている方々が辛口評価というわけではありません。

時間のムダ・B級どころかZ級との声も

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どの評価を見ても、悪いことは言わないから見ないほうが良いという程、見ないことをおすすめする意見が多く書き込まれています。おすすめできない映画の事をB級という表現をしますが、この映画ではそれを通り越してZ級映画とされているのです。

登場人物のセリフもおかしい

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演技力のなさもあるのですが、場面にそぐわない意味の分からないセリフや、茶番感丸出しの子守歌になりかねない役者通しの会話があり、見ていてつまらないという声も多く挙げられています。またそういったセリフの違和感もストーリーがない原因となっているのではないでしょうか。

美女の踊りだけは「エロい」「すばらしい」という意見も

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ポルノ映画として作られているだけあり、唯一この映画で評価されているところが美女の死霊たちのグラマラスな踊りの映像です。ポルノ映画としてもストーリーはなく、酷評を得ていますが、役者の方の美貌により少しの評価が得られているのです。

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