アルビノ狩りの実態!生存率4%!生きたまま切断される恐怖とその目的

アルビノ特有なのですが、彼らの皮膚は私たちと違い、極端に紫外線に弱いことからの皮膚がんを発症しやすいです。治療を受けたくても受けられなかったり、医療技術の格差などが原因でがんが進行してしまい、命を落としてしまいます。

アルビノ狩り

昔から言い伝えられている、数々のアルビノに対する迷信や、高額な収入になる為根絶しないハンター・呪術医等、現在でも幼い命や若い命が狙われ続けています。国や政府が動いているとはいえ、まだまだ死亡原因の多くはアルビノ狩りによるものが原因と言われています。

アルビノ狩りが多く発生する国

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アフリカ東部の中でも特に被害が多い国をご紹介します。誰もが耳にしたことがある国かと思いますが、これらの国々で残酷なアルビノ狩りが今も尚絶えません。

アルビノ狩りが多い国①モザンビーク

まだ記憶に新しい2014年以降になんと100件以上アルビノ狩りによる被害が発生しています。脳みそや髪の毛、脚や腕の骨や、排せつ物までも根こそぎ奪っていく痛ましい事件が発生しています。

アルビノ狩りが多い国②タンザニア

タンザニアでは、ムチャウイとよばれる呪術師によって、アルビノの体の一部を煮出してつくる秘薬は幸運や繁栄をもたらす、とされていて有名です。高額なお金と引き換えに秘薬を求める人々が絶えない為、アルビノ狩りも止みません。他のアフリカ諸国でもアルビノ狩りは多くありますが、そのほとんどは最終的にタンザニアに運ばれると言われています。

アルビノ狩りが多い国③ルワンダ

隣国であるルワンダでも一攫千金を狙ったアルビノ狩りが絶えません。高額のお金を目的に、わざわざ他国からやってきてアルビノを狩っていく非人道な外国人も多いです。

アルビノ狩りと戦う!世界の美しいアルビノたち

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アルビノ狩りは現在でも問題となっていますが、狙われ続ける彼らは偏見や差別と闘い、アルビノについての啓蒙活動も行っています。恐怖や恨みや怒りの中、彼らは勇敢に立ち向かっているのです。正しい知識が現地やより多くの国に知れ渡る事で残酷なアルビノ狩りも少なくなる事を願いながらアルビノたちは一生懸命活動しています。

ナスチャ・クマロヴァ

ロシア出身でモデルとして活躍しています。美しい顔立ちから、「エルフの女王」と言われています。アルビノという事から、幼少期にひどいいじめを受けた経験があります。ナスチャさんの趣味はコスプレですが、アルビノ特有の際立つ白さがコスプレととても馴染めた為、本人はアルビノとして生まれた事を後悔した事はない、と主張し、アルビノのハンデを逆手にとって輝くモデルさんです!

粕谷幸司

アルビノのエンターテイナーとして活躍しています。国際アルビニズム啓発デーや、アルビノについてより多くの人に理解してもらおうと、啓発に力を入れている方です!SNSやテレビ、ラジオなど幅広いメディアで訴えかけています。何度も繰り返し伝える事が大切、と熱意をもって活動されています。

ディアンドラ・フォレスト

アメリカ出身のモデルとして活躍されています!アルビノとして誕生する確率は低いのですが、彼女の兄弟もアルビノとして誕生しました。

幼少期にひどいいじめを経験しましたが、周りからの支えにより、彼女はアルビノ初のモデルとして活躍することとなりました。アルビノについて知ってもらうためにチャリティー活動も積極的に活動しています!

動物を含め、美しいアルビノの世界についてはこちらでもご紹介しています!

「アルビノ・アルビノ狩り」がテーマのおススメ本!

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テレビやネットとは違い、著者の考えやストーリー等が楽しめたり、考えさせられたりする本ならではのアルビノについての世界が記されたおススメの3冊をご紹介します!

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