「んきなやや」とは?検索するとウイルス感染するという噂の真相とは

ここではそういった薄気味悪さを解消するべく本来の意図をご紹介し、これまで誤解していた方の認識を正しいものに修正できるようご説明いたします。

「んきなやや」はアート作品!ブラクラではなかった

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実のところ「んきなやや」やその他意味不明な言葉でサーチした際、上位に表示される「攻撃する言葉」というタイトルページですが、こちらはブラウザクラッシャーサイトなどという迷惑な物ではなく、れっきとしたアート作品として登録されています。

ブログの記事自体を作品として掲載しているサイトだった

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このページはブログ記事そのものがアート作品として公開されており、同制作者による作品が多数展示されています。芸術作品というと一般的に絵画や彫刻を思い浮かべる方が多いと思いますが、こちらはジャンルとしては「現代アート」に分類される芸術作品です。

現代アートとは

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現代アートというのは非常に言葉にするのが難しいジャンルとして知られており、日本では草間彌生さんなどが有名です。従来の芸術、美術の枠に囚われず今の時代性を強く意識し、前衛的な作品が多いのが特徴です。なので一見良さが伝わってこないというのもある種の正解なのです。

現代アートの先駆けとなったのはフランスの美術家M・デュシャンの「泉」という作品です。こちらの作品は便器にアーティストのサインを施しただけという作品で、発表当時は美術界に衝撃が走りました。

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「んきなやや」の作者とは?他にはどんな作品がある?

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「攻撃する言葉」というページは芸術作品である旨は先ほど簡単にご説明いたしましたが、他にも同ブログ内には多数の作品が展示されています。ほぼすべての作品が文字や記号で表示されており、動きがあるのが特徴となっています。ここでは作者の紹介と合わせて作品をいくつかピックアップしてご紹介いたします。

「んきなやや」の作者は“ishikawa”という人物!

東京都出身の日本人男性であるishikawaさんはアメリカに留学中に絵に興味を持ち日本の専門学校で絵画を学んだそうです。絵で食べていくためには本場で勉強しないといけないということで、友人と二人でドイツに留学し様々なことを学び現在に至っています。

ブログやTwitter、InstagramなどのSNSを通じてたくさんの方と交流されているようです。気になる方はぜひ検索をしてみてください。

ishikawaさん作品!その①「銃弾として使われる言葉たち」

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こちらは画面左に銃を模した黒い絵が描かれておりその正面には棒人間が描かれています。この銃をタップ若しくはクリックする事により球が発射され棒人間が撃たれます。同ページには「言葉は時に凶器として使われる」という言葉が意味深に書かれています。

ishikawaさん作品!その②あの童話がテーマ?「兎と亀」

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誰でも一度は手にしたことがあるであろう童話「兎と亀」と同じタイトルの作品が同ブログ内では紹介されています。画面左から多数の「兎」と「亀」が排出され童話と同じように「兎」が途中で休憩しているのが面白い作品となっています。

ishikawaさん作品!その③泡の中に言葉が見える「あぶく」

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画面左下から徐々に泡を模した丸いイラストがどんどん溢れてきます。よく見ると泡の中に平仮名が書き込まれており、これが泡の音として使用されているようです。実際に音は出ておらず、中の平仮名も時間経過で消えてしまう泡のようにはかない作品となっています。

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