幼い子供が暴力団に友好的な印象を抱いてしまうのは確かに危険です。将来、僕も入りたい!なんて言い出されたら、親としてはたまったものではありません。
山口組のハロウィンに好意的な市民に警察の反応は?
イベントに関して様々な声が上がっているものの、地域住民の全体意見をまとめると、好意的な意見は想像よりずっと多いことがわかりました。
これに対し暴力団追放に尽力している警察は、実に苦々しい思いを抱えているようです。それはそうでしょう、守るべき善良な市民が追放すべき団体を歓迎してしまっているのですから。
イベント資金の出処を考えているのか
設営もお菓子も豪華なことで評判ですが、そもそもそれらを購入する資金源がどこなのか、考えたことはあるでしょうか?
その名の通り暴力的な手段と交渉で得られた可能性も高いのです。そんなものを無垢な子供に渡してしまうのが、よき大人のすべきことなのでしょうか?
親のモラルは?
華やかなイベントに無邪気な子供がつい惹きつけられてしまうこともあるでしょう。
それならまだしも、事情をきちんと理解している大人が率先して暴力組織と子供を結び付けようというのは、あまりにもモラルに欠けているのではないか?というのが警察の考え方のようです。
山口組のハロウィンに対する学校の子どもたちへの指導は?
子供たちと暴力団を関わらせたくないなら、まず学校で「山口組のハロウィンに行ってはいけません。本部に近寄ってはいけません」と指導すれば良いのでは?
誰もがそう考えますが、実際のところ、区内の学校でもなかなか指導が行き届いていないのが現状です。そこにはこの問題特有の特殊な事情が関係していました。
明確に「行くな」とは指導していない
学校では「本部に行って人に迷惑をかけないように」「知らない人からお菓子をもらってはいけない」というぼかした指導はされているものの、明確に禁止されてはいないようです。
山口組ハロウィンは歳月をかけて完全に地域に根付いてしまったため、学校側も同じ地域の住民として、真っ向から否定することが難しくなってしまったのです。
「行くな」と指導することで学校や教職員に被害が及ぶことを恐れる
また、教員や学校が反対の立場を取るということは、暴力団に盾突くことと同義でもあります。子供たちの安全は最優先ですが、やはり教員たちが報復のターゲットとなることも避けねばならないのです。
となると、決して推奨はしないものの、友好的な関係を保った現状を維持するのが一番…という結論になってしまうのです。
ハロウィン以外にも?山口組の地域に貢献する好評価な活動
彼らは想像以上に地域住民との関係を重視しています。ただの乱暴者集団でなく、このように細やかな配慮を欠かさなかったからこそ、日本最大の組織にまで発展できたと言っても良いでしょう。
保育園・幼稚園に風邪予防のマスクを配布
彼らが一般向けの時事ニュースを欠かさずチェックしていることが判明した一件です。
一般人も参加可能!餅つき大会
お正月になると毎年餅つき大会が開催されます。近隣の住人も参加することができ、もちろんお振舞いもあり、「組長直々についた餅を食べる」という貴重な体験ができます。
それだけでなくたくさんの屋台が立ち並び、すべての商品が無料で配られるという豪気っぷりです。