国産スピナーベイトの優等生、O.S.Pハイピッチャーの魅力
O.S.Pとは
バスアングラーなら誰でも一度は耳にしたことのあるルアーメーカー『O.S.P』。日本だけでなくアメリカでの実戦経験をもとに設計されたルアー群は、O.S.P代表・並木敏成プロの理論に裏打ちされた実釣第一の実力派ルアーとしてバスアングラー達の強い支持を集めています。
O.S.Pの『ハイピッチャー』
そのO.S.P製品の中でも代表ルアーともいえるスピナーベイト『ハイピッチャー』。数あるスピナーベイトの中で、バスアングラーはなぜハイピッチャーを選ぶのか、何に惹きつけるられるのか。多くのバスアングラーを魅了する秘密を解き明かしていきましょう。
ハイピッチャーの特徴とおすすめポイント
ハイピッチャーを選ぶ理由
ハイピッチャーが選ばれる理由。それは実戦に裏打ちされた設計と品質はもちろんですが、意外とお手頃なその値段。希望小売価格で税抜き¥1050(ECOモデルを除く)というのは、プロが設立したルアーメーカーの中でも最安といえます。もちろん値段だけが選ばれる理由ではありませんが、安価だからこそ役に立つという場面もあるのです。
そもそもハイピッチャーを使う場面とは
コンパクトに設計されたハイピッチャーは障害物すり抜け能力が高く、また大変アピールの強いルアーです。スピナーベイトは本来バスが付いていそうな障害物に接触させることでリアクションバイトさせるのが基本的な使い方となりますが、この時、障害物から十センチずつでも、遠ざかるほどバイトのチャンスも減ってしまいます。
障害物をタイトに攻めたい時のハイピッチャー
ルアーが障害物に絡まってしまったり、或いはぶつけて壊れてしまったり。そんな釣り人の恐怖心がルアーを無意識に障害物から遠ざけてしまうのです。コンパクトかつ手頃な値段のハイピッチャーだからこそ、ルアーロストを恐れず、より障害物に対しタイトに攻めることができる。だからこそ釣果もついてくるというわけですね。
ハイピッチャーの使い方とインプレは?
小粒でもハイアピール
ハイピッチャーはコンパクトなスピナーベイトとして開発されています。広いリザーバーから小さな野池まで。通常のスピナーベイトではバスが怯えてしまうタフコンディション下でも、小粒なシルエットと大胆なアピールでバスのサイズの大小問わず思わず喰いついてしまうのが『ハイピッチャー』なのです。
フィールドを選ばず、その日のバスのコンディションや天候を選ばず、いつでもどこでも活躍できる。そんなハイピッチャーの無限のポテンシャルが、バスアングラー達の強い支持を集める要因なんですね。
ハイピッチャーのおすすめカラーは?選び方と使い分け
ハイピッチャーの人気カラーはこれだ!
ハイピッチャーは2018年現在、24色のラインナップが販売されています。(1ozモデルは10色)。どのカラーも実釣テストを重ね、満を持して出されたカラーですが、だからこそ選ぶのには迷ってしまうというもの。ここでは実際のシチュエーションを意識した、ローテーションの基本になるカラーを紹介していきます。
朝イチやクリアレイクに『ワカサギフラッシュS67』
朝イチの魚の食い気が高くなるタイミングで使いたいのがこのカラー。ヘッド部分のナチュラルなカラーリングと、小魚の群れを連想させるシルバーブレード煌めきがバスの捕食本能に訴えかけます。
昼や濃い濁り、夕マヅメ時に『キラーゴールドS22』
日が高く登った時間帯や、水が茶色く濁っている場所、また夕日が差し始めた時間帯に使いたいのがこちらのゴールドカラー。一見派手な反面濁った水によく馴染み、またゴールドの輝きは夕日を浴びた小魚を連想させてくれます。
薄濁りで本領発揮『スパークホワイトチャートST21』
池や湖が薄い濁りを含んだ時、ぜひ投げてみてほしいのがこちらのカラー。一見するととても魚には見えない、白いヘッドカラーにグリーンチャートのカラー。クリアーな場所ではなかなか手にとる機会のないカラーですが、意外な場面で食いついてきたりするので要チェックです。
ハイピッチャーにおすすめのトレーラーワームとインプレ
HPミノー3.1inch
ハイピッチャーと同じO.S.Pからリリースされている、小魚そっくりなシルエットのこちらのワーム。細身のボディなのでハイピッチャーのラバースカートの動きを邪魔せず、二股に別れた小さな尻尾が細かく揺れることでブラックバスの捕食本能を刺激します。塩の入っていないノンソルトボディなので、使っていても身切れしない点もおすすめ。