アンタレスARの特徴とは?
アンタレスARとは?
アンタレスARはシマノから発売されているリールで、ユニット重量がわずか12gのGフリースプールII や新しいSVSユニット、抜群の耐蝕性能を発揮するA-RB、ゆとりのパワーと限りない静粛性を実現するSuper SHIPを搭載するなどバーサタイルリールとして非常に優秀だと人気の商品です。
アンタレスARのスペック
スペックとしては、ギア比が5.8:1、最大ドラグ力は4.0kg/39.2N、自重は240g、ハンドル長が37mmであり、最大巻上長はハンドル一回転あたり62cmで、スプール寸法は34/22mm となっています。また、左右のハンドルモデルとも同様の数値で設計されています。
アンタレスの種類とラインナップ
歴代アンタレスのラインナップ
アンタレスARはシマノから出ている「アンタレス」シリーズの2代目です。アンタレスシリーズでは全6種のリールが販売されています。初代がスコーピオンアンタレス、2代目がアンタレスAR、3代目がアンタレスDC、4代目が12アンタレス、5代目が16アンタレスDC、6代目が18アンタレスDCMDとなっています。
アンタレスARの活躍シーン
何故二代目「アンタレスAR」が今注目されるのか?
アンタレスARは初代アンタレスとは違い、「7g程度の軽いルアーを軽快に投げる」というコンセプトのもとに開発されました。そのため、初代アンタレスユーザーからは使用感が合わず、当時はあまり注目を浴びませんでした。しかしながらそのコンセプトは今の利用者にはぴったりで、時代を超えてヒットしているようです。
アンタレスAR(2代目)とアンタレス(初代)
アンタレスARのアンタレスとの違い
アンタレスARはアンタレスと名のついているものの、上で紹介したようにコンセプトが違い、使用感も全く異なり、別の種類のリールとなります。そこで、アンタレスとアンタレスARの違いについて比較し、選び方のポイントをご紹介します。
アンタレスの特徴
アンタレスは重量級のルアーを遠くに飛ばすことを目的としたリールであり、その値からを発揮できるのは約1/2オンス以上のルアーであり、それ以下の物も投げるには使いにくく、飛びません。また、アンタレスは淡水専用であるため、海釣りをされる方には向きません。
アンタレスARの特徴
アンタレスARは池などの釣りで主に使われるような3/8オンス程度の軽いルアーを使う際に使いやすいように設計されたリールで、アンタレスとは全く違います。また、アンタレスARではソルト対応となり、海での釣りもできるようになりました。
アンタレスARの選び方
特徴をふまえた選び方のポイント
軽いルアーをよく使われる方や、海での釣りも楽しみたいという方はアンタレスARを、重いルアーをよく使われるや、淡水での釣りしかしない、という方には初代のスコーピオンアンタレスを選ばれることをオススメします。
インプレから見たアンタレスARの性能・良い点
アンタレスAR利用者の声
アンタレスARの性能について、実際に使っていらっしゃる方の声を参考にメリットとデメリットについてまとめました。アンタレスARの購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
メリット1 巻き心地がいい
ギアの質が良く、安定した巻き心地を確保しています。これはほぼ全てのユーザーが感じているようです。しっかりとメンテナンスをすることが前提ですが、巻き心地は使っているうちに劣ることもないそうで、とてもいいと言えます。
メリット2 剛性である
ボディや各ギア、ハンドルの強度がとても高いために、大きな負荷がリールにかかるような時でも、負荷の小さいときと同じように各部位が機能できるというのが、大きなポイントとなっているようです。耐久性が良いというのは選ぶ上で非常に大きなポイントとなると思います。
メリット3 相場価値がほぼ変わらない
アンタレスARには支持者がたくさんいます。まだまだ人気はとどまらず、発売が2004年なのにもかかわらず14年経っても出始めた時の相場とほとんど変わりません。さらに、すでにアンタレスARを数台持ってる人がさらに買い足していることもあり、まだまだ人気は衰えることはありません。
インプレから見るアンタレスARの性能・悪い点
アンタレスARのデメリットは?
アンタレスARのデメリッさトについても調べてみました。すると、気に入らない点として「冬場は冷たくてつらい」「少し重い」「スプールが回りすぎる」といった意見がちらほらと見えました。しかしほとんどの方は「(気に入らない点は)特にない」と答えていて、アンタレスARは良いところの方が多いことがわかりました。
アンタレスARの使い方
アンタレスAR利用者はどのように使っているのか?
ここでは、アンタレスAR利用者がどのようにアンタレスARを使っているのか、その用途の特徴について詳しくまとめてみました。実際に購入しようかと迷っている際には、ぜひ参考にしてみてください。
アンタレスAR利用者の特徴
巻物系のルアーに使う方が多いようです。重さとしては14gまで、や3/8前後まで、という中軽量のものをつけているという声がたくさんありました。また一方でオールマイティに使っている方もおり、使用感も問題ないようです。
アンタレスARの評価 インプレまとめ
アンタレスAR利用者の実際の声
ここでは、アンタレス利用者の実際の声が書かれているインプレをご紹介します。利用者から見たリアルな意見で大変参考になると思います。今回は5つのインプレをご紹介します。ぜひ、リール選びの参考にしてみてください。
アンタレスARのインプレ1
自分のスタイルに合っている
まあ、このように色々思う所はありますが、100%満足なリールなんて自分の釣りに合ったリールを一から作らないと無理です。ただこのアンタレARに関しては、僕のスタイルには合っているリールかと思うのでこれからも長く大事に使って行こうと思っております。(引用:釣りマニヨン人)
こちらの方は、数年前に手放したアンタレスARを再度使ってみてのインプレを書かれています。やはり改めて使用して見ると非常に良いリールで、手放せないそうです。またこの方はアンタレスARのデザインを気に入っていらっしゃいます。アンタレスARはデザイン性もよく、使いやすいリールなのですね。
軽量ルアーの飛距離が良い
こんなにオールマイティに使えて、アングラーのワガママを満たしてくれるリールは他にあるだろうか。個人の感想としては、7g~のルアー等には高次元の飛距離を約束してくれる。セッティングを決めた上での遠投ではスコーピオンアンタレスが上だが、ボートメインのアングラーにはARの安定感が強い武器になるはず。(引用:タックルインプレッション)
こちらの方は、アンタレスARの巻き感や剛性の高さを気に入っていらっしゃるようです。アンタレスARのようなオールマイティに使えるリールは、誰からみても魅力的ですよね。アンタレスARが快適な釣りをサポートしてくれることは間違いないでしょう。
アンタレスARのインプレ2
ずっと使い続けたいリール
カルカッタ101XTと同じくコンバットスティックのウォーリアに乗っけて…こちらはバズベイトに使ってます。カルカッタ101XTと同じく、スタジオコンポジットのカーボンオフセットハンドル(82mm)を付けてます。こちらはIXAのセラミックベアリング(マイクロじゃない方!)に交換してます!ずっと使い続けたいリールです。長生きして欲しい!(引用:タックルインプレッション)
こちらの方も、アンタレスARの良さに魅了されているようです。近距離のバズバイトに最適だと仰られていて、ラインの巻き量も使用量とぴったりの、最高のリールだそうです。自分の使用状況とリールのスペックが合うのは、とても良いですね。