ハイピッチャーのインプレは?おすすめや選び方をチェック

濁りの強い湖・池や、雨などで濁った場合に威力を発揮するのがダブルコロラドです。丸いシルエットなので光を反射する面積は狭いのですが、暴れるように回るためとても強力な波動でルアーの存在をアピールします。これは通常のハイピッチャーにはラインナップされておらず、1ozモデルのみの展開となっています。

万能アピール・タンデムウィロー

上記のブレードの両方の特徴を兼ね備えたのがタンデムウィローです。下段にコロラドブレードを装着することで、バスの側線にアピールする波動を程よく発生させ、また上段に装着されたウィローリーフブレードの煌めきによってバスの視覚に訴えることで、バスの本能を刺激するのです。

ハイピッチャーの重量と使い分け

ウェイト別選び方

スピナーベイトはウェイトによってルアーを通す深度を調整するのが一般的です。ハイピッチャーにはウェイト展開が1/4、5/16、3/8、1/2、5/8ozの5パターン用意されています(1ozとMAXを除く)。50センチ~2メートル程の水深で1/4~3/8ozを、それより深い場所で1/2oz~と使い分けるのが一般的ですね。

意外と重要!ハイピッチャーの隠れた特徴

使い手に優しい設計思想

また、ハイピッチャーの隠れた特徴として、『1/4~1/2ozまでの全モデルでワイヤーとフックが共通』、『5/16oz~1/2ozまでのモデルでブレードも共通』という点です。攻めるレンジが変わっても使い勝手は変わらない。使い手優先・実釣第一の設計になっているということですね。

ハイピッチャーにつけるアシストフック

スピナーベイトの長所であり弱点?

スピナーベイトにとって避けられない課題、それが『ミスバイト』です。ハイピッチャーの特徴はコンパクトなボディ。だからこそ身につけた障害物回避能力ですが、それは同時に喰らいついてきたバスの口に針が入り切らず、『アタッたはずなのにノセられない』という悔しいシチュエーションの一因になる場合があります。

アシストフックは必要?不要?

そこで登場するのが、スピナーベイトの針に装着することで擬似的に針を延長するアシストフックです。ただしアシストフックには賛否両論あります。障害物に対してタイトに攻め込めるのがスピナーベイトの長所ですが、針を伸ばした分障害物に引っかかってしまう可能性が出てくるのです。メリット・デメリットは使い手が選択することになります。

ハイピッチャーにおすすめのタックルセッティング

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