ハイピッチャーを投げるには、ルアーの重量と繰り返し投げ続けられる手返しの良さを考慮して、やはりベイトタックルでの使用が前提となってくるでしょう。またスピナーベイトは太い針が一本という構造なので力強いアワセが必要となります。竿の構造上からも、やはり思い切りアワセられるベイトタックルに軍配が上がるでしょう。
巻物にはナイロンライン?フロロカーボン?
悩みどころとなるのはライン。専用のタックルを何本も持ち込めるなら問題ありませんが、ベイトタックルとスピニングタックルそれぞれ一本で釣り歩く陸っぱりのスタイルだと、余計に悩みますね。しかし、スピナーベイトで伸びの少ないフロロカーボンを使うと、食いついてきたバスのアタリを弾いてしまうことが多くなりがち。
ナイロンラインでバスが咥えてからの伸びしろを作り、力強く一気に合わせる。やはり、スピナーベイトを始めとする巻物ルアーにはナイロンラインがベストかと思われます。おおよそ12〜16ポンドラインが目安となります。
ハイピッチャーのまとめ
実釣第一の優等生スピナーベイト
いかがでしたでしょうか?スピナーベイトとしてはオーソドックスな構造のハイピッチャー。ですが、オーソドックスだからこそ、実釣経験と技術が徹底して注ぎ込まれ生み出された一品ともいえます。
スピナーベイトの名作と名高いハイピッチャー。実釣経験によって磨き上げられたその基本性能の高さを信じて、バスの付いていそうな障害物に思い切って挑戦し、自信の持てる一匹を釣り上げましょう。