「ぐわし」の由来とは?派生形やポーズのやり方のコツも紹介!

ぐわしの初代はファックサインだった

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一番初めに「ぐわし」として設定された指の形は「握りこぶしから中指だけを突き立てる」というものでしたが、これはアメリカでいうところの「Fuck You」、つまり「死ね」という侮蔑の意味を表していたのです。

ちなみにこのファックサインですが、古い時代の英語においては「こんにちは」や「愛してる」を意味し、そこから進んだ時代でも「ステージをはやし立てる」程度の意味で、現代ほど過激な意味ではありませんでした。

ぐわしの2代目サインは読者からの提案が原案

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作者の楳図かずお氏はこの事実を知らず、アメリカ在住の読者の方に指摘されて初めて気が付いたそうです。この事が分かってから指サインの変更をすることになり、石川県の読者の方の提案で現在の指サインの形となります。

まことちゃんが連載していた時代ではあまり咎められることはありませんでしたが、2000年代ごろになると、日本でもこのサインの意味が周知の事実と化し、現在の漫画やアニメ、バラエティ番組ではファックサインに対してモザイクがかけられることが多くなりました。

ぐわしには完成度によって級等分けがある?!

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先述しましたが、このサインは日本で流行した時に、その人気からファンによって提案された階級が設けられています。階級は7つ、四級から始まり免許皆伝で終わります。それぞれどんな形なのかをチェックしていきます。

7つも形があるなんて、と人によっては多く感じることもあるかと思います。しかし、7つも指サインの形が作られ、それをファンの方々は熟知しています。ここまでファンに親しまれているポーズも非常に珍しいです。

ぐわし・四級

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まず最初の等級、四級のサインは非常に簡単で、「ただの握りこぶし」が四級のサインとなります。一番低い等級なのでまずはこのくらいから、という感覚で考案されたものでしょう。ここから少しずつ難しくなっていきます。

ただの握りこぶしがサインって、それでいいのかと思う方もいるかもしれませんが、元の漫画がギャグ漫画なので、あまり深く考えない方が精神衛生上よろしいと思われます。

ぐわし・三級

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三級のサインは、四級のサインの握りこぶしの形から「親指と小指を立てて、相手に向ける」という形になります。一見簡単そうですが、実際にやってみると小指の筋肉を使うので、慣れてないと痛めてしまうかもしれません。

もし痛めてしまった場合は、念入りに手の筋肉をマッサージして解しておきましょう。早期対応が痛みを後々まで持ち込まない秘訣です。漫画の指サインを練習していて痛めた、とはちょっと人には言いにくいかもしれません。

ぐわし・二級

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「初代」のサインの話を先ほどしましたが、実は二級のサインはこの初代のサインになります。サイン自体は簡単ですが、その中に込められた意味が意味なのであまり人に向けて使わないようにしましょう。

この指サインの楽なところは、立てるのは中指1本だけで、かつ親指で残りの指を抑えておけるので中指を立てやすいところです。しかし立てる時に力を込めすぎると手の甲の部分を痛めます。注意しましょう。

ぐわし・一級

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「手のひらを相手に向け、人差し指と薬指を曲げる」。これが一級のサインとなります。薬指に釣られて中指が引き攣るのが辛いポイントです。この形を戦闘機に見立てて、「グワシ戦闘機」と呼ばれたりもします。

実際にやってみると確かに戦闘機のように見えるので、指サインを作ったまま手を回転させて遊んだりしている人もいるようです。

ぐわし・初段

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ここからは級を飛び越えて段位に入ります。初段のサインは初代のサインと似通っていますが、「握りこぶしから薬指だけを立てる」です。これがやってみると非常に難しく、ファンからも一番難易度が高い、と言われています。

ちなみに、人差し指と小指に比べて何故中指と薬指が曲げにくいのかというと、人差し指と小指にはそれぞれ曲げるための独自の筋肉があるからです。それがない中指と薬指は他の指につられてしまいがちなのです。

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