「ぐわし」の由来とは?派生形やポーズのやり方のコツも紹介!

「ビチクソロック」が流行

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なんと作者自らが作詞作曲し、更には歌った漫画版のイメージソングとして1977年にこの曲のレコードが発売。この漫画のイメージにぴったりの下品な歌詞が特徴のこの曲は、カルト的人気を誇りました。

まことちゃんに関する曲は他にも何曲かありますが、全ての作詞作曲を楳図氏が手掛けています。楳図氏の幅広い才能を垣間見ることができる一面です。

ぐわしは作者の楳図でもできない?

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様々なサインが考案されているこの指サインですが、実は作者の楳図かずお氏はこの指サインを作るのが苦手、という事実があります。しかしこのサインはこの漫画を代表する有名なもの。メディア出演の時に楳図氏はどうしているのでしょう。

そこには、苦手でも自分の作品のファンに対する礼儀としてこのサインは見せたい、という楳図氏のファンに対するサービス精神がありました。

楳図かずおは「グワシハンド」で代用

「ぐわし」を指で作るのが苦手な楳図氏は、紙に手が描かれた通称「グワシハンド」で代用しています。楳図氏がテレビ番組などに出演する場合こちらの紙を持って登場しています。

漫画化だけでなくミュージシャンや映画監督などの幅広い活躍を見せる楳図氏ですが、自身の作品の決めポーズが苦手、というのは意外に思われるかもしれません。ですが、苦手であっても登場時に披露するサービス精神や、持ち前の明るさも楳図氏の魅力の一つです。

ぐわしは人間の手では不可能?

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「ぐわし」の指の形状が何故難しいのかというのは人間の手の筋肉の構造上の問題です。手の指同士は腱で繋がっていて、これを腱間結合といいます。特に薬指は隣り合っている指よりも体幹よりの結合となってしまっているため、中指もしくは小指につられやすくなっています。

この腱間結合のせいで薬指の腱が曲がる方向に引っ張られるため、「中指と小指を曲げたまま薬指を立てる」という動作は難しいものとなっています。脳や神経の仕組みが詳しく研究される前にピアニストやギタリストを志望していた人の中には腱間結合を切断して動きやすくしていた人もいるようです。

ぐわしを会得する方法

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手の構造上作るのが難しいサインですが、どうしてもやってみたい、という人はどういう練習をすればいいのでしょうか。また、このサインの練習をすることが以外にも健康につながる可能性も見出されてきました。

お茶の間で医療に関する番組を視聴したことがある人は納得してしまうような、医学的な根拠に基づいた健康につながる理由とは一体なんだったのでしょうか。

ぐわしの会得は忍者修行が近道?!

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指サインのために特定の指を曲げることが難しいという話をしましたが、訓練を積めば小指だけを曲げたり第一関節だけを曲げたりと、身体の動きそのものを自在にコントロールできてしまうようです。

中でも忍者として有名な甲賀流の21代目宗家の川上仁一氏は、忍者修行の一環としてこのコントロールを身に着ける修行を行っていたようです。綺麗に「ぐわし」をやりたい方は忍者の修行を是非。

ぐわしの練習は脳の活性化に役立つかも

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脳医学の分野から見ると、大脳に存在している大脳皮質という神経細胞の群体は手や口などが大きい分野を占めています。つまり、手を細かく動かすことは脳の活性化へと繋がるのです。手の指を複雑に動かす「ぐわし」の練習も例外ではありません。

先程、腱間結合を切断してまで動きやすさを体得しようとした人がいたと述べましたが、現在の医学ではピアノやギターの上達のために腱間結合を切断する、というのはほぼ意味がなかったという結果が出ています。地道に指を動かし、鍛える事こそ「ぐわし」体得の近道なのです。

ぐわしに似ている?「サバラ」とは?

「まことちゃん」の作中には、「ぐわし」ともう一つ有名な指サインが登場します。それが「サバラ」です。「ぐわし」に似てるサインですが、こちらはどのような意味を持つのでしょうか。

楳図氏の仕事場で起こった「ある間違い」から始まった、楳図氏のネタの開発秘話を明らかにしていきましょう。

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