スーパーフリー事件とは?事件の詳細と主犯の和田真一郎の現在に迫る

早稲田からは代表含めて沼崎敏行、小林潤一郎、若松直樹の4人が捕まりました。団体のメイン大だけあって幹部が特に多かったようです。

この団体の活動期間や捕まった人の年齢から考えてみても幹部は何度か入れ替わっていると考えられます。卒業などでやめていくなどによって交代があったのであれば、もっと捕まるべき人がいるはずです。

別大からの逮捕が多いですが本格的にインカレになる前は早稲田の学生が多かったように考えられます。時が経つにつれて関東圏における勢力を強めていった事が分かります。

スーパーフリー事件のメンバー②他大学から8名

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別大学から、法政大の吉野豪洋、日本大の藤村翔、産能大の小泉創一郎、東京大の高山知幸、駒澤大の小林大輔、慶應大の岸本英之と未成年二人、明治大の宇田篤史、フリーターの関本雄貴です。

名門大学の人で構成されており、以上の幹部が判決をうけ、捕まった人の多くが、名門大だったこともあり大きな話題となりました。

14名のうち残りの二人は未成年で名前の公表は控えられたが、未成年で大学に入ったばかりであろう青年がこんな犯罪に手を染めるとは驚きです。

スーパーフリー事件のメンバー③女性メンバーは不問!?

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捕まったメンツでもわかる通り、本事件において女性の捕まった人がいません。ギャルズは彼らの悪行を分かったうえで、知り合いや一般の女性をおびき寄せていたのに何の罪にも問われないのです。これも立派な犯罪に対する手助けをしていますが誰も捕まる事はありませんでした。

ギャルズは金銭報酬やテレビ局などのプロジューサーへの紹介などの見返りからくる行動もあったそうで自分自身の私利私欲のために友人を差し出したり、口止めをして隠蔽工作を手伝ったとなると最低ですよね。

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彼女達も又、犯罪者であるはずなのに誰一人として罪に問われないのです。彼女たちは大きな関与も見られ、見返りも得ていたとなると罪に問われるべき存在だと言えます。なのに何の報いもなく生きてると思うと不公平に思えて仕方ありません。

自分達は安全圏から彼らのやっている事を黙認したり、輪姦の手助けをしたりとある意味一番せこいポジションかもしれません。

性的暴行の加害者からみる性犯罪者の特徴

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前述にもあげたようにスーパーフリー事件が話題になった要因は、捕まった人の過半数が有名大学の学生だからです。学生の性暴力事件で主に報道されるのが有名大学が多いから頭が良い人は性犯罪に走りやすいわけではありません。

世に出てないだけでどこの大学でも、どんな場所でも起こりうるのです。本項では性犯罪を犯した人の共通点、特徴などをみていきます。

女性を性欲のはけ口のように見ている

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スーパーフリー事件を詳しく見ていると彼らに女性に対するリスペクト等が微塵も感じられません。和田自身服役中に書いた文通に、女性は好きではないが行為自体は好きだった等と記した文通が週刊誌によって晒されました。

彼の反省の色の見えなさも、代表が女性を性欲処理の対象としかみておらず、それゆえに見下す面があったことが良く分かります。

支配欲が強い

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特徴の一つに支配欲が強い事もあげられます。女性を支配したい欲求が強く、それが行き過ぎると強姦に至る人がいます。この性質は本事件でも片鱗を垣間見えます。

被害者に対する扱いやギャルズを従えさせる点でも支配欲が強い瞬間が見て取れます。女性のことを性欲処理の道具にしか思っていなく、また強姦して女性より優位に立っている自分に酔っていると思われます。

支配欲が強い男が起こした性犯罪と聞くと監禁王子を思い出されます。彼の支配欲の強さも当時大きな話題でした。彼の事件も平成の性犯罪史に残るものでした。そんな監禁王子に関する記事はこちら

ストレス、フラストレーションがたまって

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性犯罪に限らず多くの犯罪はストレスやフラストレーションがたまりたまって爆発したことで犯罪に手を染めてしまうケースもあります。またストレスから解放された時、考えなしに行動して犯罪を犯すパターンです。

捕まった人のうち未成年がいた事も受験で溜まりに溜まったフラストレーションを女性を輪姦する事でぶつけていたと思われます。初めはストレスやフラストレーションをぶつける事に重点を置いたがどんどんやっていく内に女性を支配したい気持ちに変わって犯行を続けたと考えられます。

スーパーフリー事件後の影響

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スーパーフリー事件の影響は多くの人の生活に足枷としてつきまとい様々な影響を与えています。全く関係のない元メンバーや数年経ってから元構成員とバレて日常生活に支障を被った人ケースもあります。

多くの女性を苦しめたスーパーフリー事件の影響は十数年経った今なお、多くの人に悪影響を及ぼしてます。中には悪影響を被っても仕方ないと言える者もいますが悪事を知らなかったメンバーに関してはひどい話です。

大学に入って色々楽しもうと思って入った団体が犯罪者集団でいつの間にか捕まったかと思えば、自身も所属していた事で自身も犯罪者かのように思われてしまうのは迷惑な話です。

スーパーフリー事件後の影響①ネットで実名が公開され就職困難

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捕まった人以外も多くの実名がネットに公開してあり、公開された情報の多くはまだ消えておりません。それが原因で就職活動の際に、自身の名前を調べられるとスーパーフリーに行き着いてしまったそうです。

それが原因で就職が困難になったことや、自身が犯罪者であるように感じられる検索結果に自身の名誉を傷つけられたとして、彼はGoogle相手に訴訟を起こしました。その際に彼はGoogle相手に検索結果の削除と約1300万円の損害賠償を請求しました。

結果は表示差し止めと30万円の損害賠償のみになりました。就職が困難になった等の主張による損害賠償は退けられました。当時1年生で、本性を知らなかったならまだ分かりますが、彼が事件が表に出たときに2年以上だった場合疑わしく思えます。

スーパーフリー事件後の影響②無関係な人も元メンバー扱い!?

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同様の訴訟で元構成員の医師が、自身も犯罪者かのような投稿がネット上に多くあり、訴訟を起こしました。前述の二人は、立件した3件に関しては無関係で他のスーパーフリー事件も無関係だと述べたそうです。

こればかりは信用できるかは難しく、曲がりなりにも公式サイトに名前が載るくらいです。何も知らなかったとは思えません。これだけ大規模の団体の悪行は噂にならないはずもなく情報は知っていたと思われます。

本当に何も知らずに幹部たちと飲んだりイベントで騒いだだけならば、それはつらいことです。運がなかったということです。

スーパーフリー事件後の影響③在籍していたことが夫にバレた!

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スーパーフリー事件の影響を被ったのは男だけではないです。ギャルズの女性が結婚後に旦那にバレてしまったケースもあります。

2チャンネルの掲示板で元ギャルズ女性の夫が投稿したのですが、彼が真実を知った経緯が、子供が友達に、親にその子と遊ぶなと言われた事を告げられたそうです。

何故遊ぶなと言ったのか友達の親に聞き、ある事実を告げられました。それは彼の妻がスーパーフリー事件でギャルズであったことです。

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子供の将来を考えて男性は妻との離婚を決意しました。妻は反省しており、過去の事実に悩だそうですが、大勢の被害者を出したスーパーフリー事件でギャルズがした行いに対し男性も妻のことを許せないと決意は固かったそうです。

結局、離婚したかは情報は無いですが、彼女やその家族の人生にも影響を与えてしまう事件でした。仮に妻が反省し、後悔してるといっても、被害者の中には、自殺した人もいたと聞くと反省だけで済みません。

スーパーフリー事件後の影響④法律が出来た

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スーパーフリー事件は社会に衝撃を与えたことで法律を変えてしまったのです。変わったのは刑法で、新しく集団強姦罪、集団強姦致死傷罪の二つが刑法に追加されました。むしろ今まで集団での暴行に対する罪が無かったことに驚きです。

ただこの罪も平成29年に強姦罪、準強姦罪が強制性交等罪、準強制性交等罪に変更しかつ厳罰化したため、刑法から削除されました。スーパーフリー事件後も同様の事件が多発して強姦にまつわる罪を重くせざる負えなくなったと考えられます。

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