ツムブリってどんな魚?生態や特徴、美味しい食べ方をご紹介

ツムブリを狙うには船釣りが1番です。ルアーなどの餌をつけて船で引っ張るトローリングがすすめです。サンゴ礁域や岩礁域の比較的表層〜中層に生息していますので、そこを狙いましょう。ルアーは20センチ程のメタルジグやミノー、トップウォーターなどがおすすめです。ツムブリは泳ぎの早い魚ですので、投げたルアーを素早く巻き取るファストリトリーブが基本です。磯からのフカセ釣りでも狙うことが出来ますが、その際は潮の流れの速いところ、ある程度の水深のある所で狙いましょう。ムロアジや小鯖を使っての泳がせ釣りも楽しいでしょう。

ツムブリの味

値段は安いが味は絶品のツムブリ

ツムブリは流通が少なく本島ではあまり見かけない魚ですが、流通が少ないにも関わらず値段は1,000円前後と安いです。しかしその味はブリにも引けを取らない美味しさ。大きさが70センチ、重さ4キロを超えた物は、脂がのって刺身で食べても充分に美味しいです。小振りのものは淡白な味でさっぱりしており、唐揚げや煮付けなどで食べると良いでしょう。ツムブリは背中側と腹側で味が違い、背中側はしかりプリプリとした歯ごたえで腹側の方は脂が甘く溶ろけるような食感が楽しめます。

ツムブリ・・初めての経験でした。お刺身にして、あらを鍋にしながらしゃぶしゃぶにもしてみました。脂があるのにあっさりしていて、ぶりというより、濃厚ないさきのような感じもあり、すこぶる美味しい魚でした。
最後に残った刺身をづけにして、鍋のだし汁を使ってづけ茶漬にしましたが、これも絶品でした。
こんなに満足できてあの値段は素晴らしいと思います。これからも折をみて注文したいと思っています。よろしくお願いします。とりあえずお礼まで。

(引用:鮮魚の産地直売通販 のんきな魚屋)

ツムブリのさばき方

ツムブリ基本の3枚おろし

ツムブリは通常の魚のさばき方で大丈夫です。皮が厚くて硬いですがが、骨はそんなに固くないので比較的捌きやすいと思います。まずタワシなどで表面のぬめりや汚れをしっかり洗い流し、鱗を全て丁寧に取ります。そのあと頭を落として内臓をとったら、お腹の中をきれいにすすぎましょう。あとは骨にそって浅く包丁でガイドラインを入れ、そのあと深く包丁を入れて3枚におろします。3枚おろしにする際まな板が水浸しだと魚に水分が入り込んでしまう事もあるため、まな板の水分はしっかりとっておきましょう。残った骨胸などをすきとり、お刺身などにする際は皮をひきます。脂ののったツムブリをさばく時にはその脂で滑らないように気を付けて下さい。

おすすめのツムブリ料理

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