現在の経済で流通しているのは、「増価する貨幣」です。お金を持っている人は、お金を貸すことで資本を増やし、その資本を使ってさらに利益を得ます。これにより格差社会が生まれていきます。
昔は、働いた分だけ自分に返ってくるのが当たり前の時代でした。畑は、耕した分だけ自身の利益になるのです。しかし現代では、決して労働が賃金に見合っているとは言い難いでしょう。
多額の借金を背負っている人は、金利だけでもかなりの額になるのに、給料は基本的には決まっていますから、金利を返済するだけでもやっとという状況も存在するでしょう。
そうして期間が延びれば、借金は減るどころか増えていくのです。これにより、お金がある人のところへお金が集まり、貧しい人たちは生活が圧迫されていくという状況が出来ていきます。
ペリカではございません!カイジモチーフのバイト募集で話題に!
2017年の冬、バラエティ番組「人生逆転バトル カイジ」のアルバイトスタッフが、求人サイト「an超バイト」で募集されました。この募集要項がかなり凝っている!と話題を集めました。
バイト募集要項①報酬91,000円
報酬91,000円と書かれた下には、「※91,000ペリカではございません」という注意書きが。「怪しい…」「帝愛グループなのにホワイト」などの感想が飛び交いました。
バイト募集要項②内容
お仕事の内容は、収録の進行のサポートや観客の案内といったもの。最後には、黒服たちをまとめている利根川への「報告文書作成」とも記載されていました。
バイト募集要項③応募資格
「経験・年齢・性別は不問」とのことでしたが、やはり選ばれたのは全員男性でした。「中間管理録 トネガワ」では女性の黒服も登場しますが、これはかなりのレアケースなのでしょう。
「趣味がボウリング」「収録中にざわ…ざわ…しない」方にお勧めであるとも書かれています。黒服にちなんだ、遊び心のあるバイト募集でありました。
黒服に選ばれた方の感想
今回のこの募集で選ばれた方が、実際に黒服を体験してみてどうだったか、感想がサイトで公開されました。カイジファンということと、テレビ番組の収録に関わるということから、どの方も「貴重な体験ができた」と、実直な感想を述べられていました。
そんな黒服をまとめる上司「利根川」については、こちらの記事でご紹介しています。よろしければ合わせてご覧ください。
ペリカグッズも!デザインのインパクトがすごい・・・
カイジファンの中では、ペリカという仮想通貨は有名です。そんなペリカのデザインを使用したグッズも販売されていますので、一部をご紹介していきます。
ペリカグッズ①Tシャツ
10,000Pの絵柄が胸元にプリントされた、Tシャツが発売されました。10,000Pに映っている兵頭会長は、真正面を向いており存在感がすごいです。
商品説明には「50万ペリカ集めれば、一日外出券がもらえるかも?」と書かれており、遊び心も満点です。
ペリカグッズ②スポーツタオル
こちらもTシャツと同様、10,000Pが絵柄となったスポーツタオルです。これを首にかけて肉体労働する姿を思い浮かべれば、カイジの気分が味わえるかもしれませんね。
ペリカは「カイジ」に登場する仮想の緻密に計算されている通貨!
カイジという作品の中で登場するペリカですが、貨幣の流通によって起きる様々な問題までを考慮して設定されており、つけ入る隙もないことが分かりました。漫画やアニメは娯楽ではありますが、ここから学ぶことは少なくないように思われます。
「もしこのような世界が存在したら…」「自身がそこに身を置くことになったら…」そう考えると、普段当たり前に使用しているお金に対しての、考え方が少し変わるかもしれません。