ダーウィン賞とは?ブラックユーモア溢れる賞の歴代受賞者や日本人は?

かっこつけようとして失敗した男性二人でしたが、そのまま川から生還することはありませんでした。川に沈んでしまった車から脱出することが出来ずに二人とも溺死しました。

ダーウィン賞の日本人の受賞者および候補者は?

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歴代の受賞者のみを紹介していきましたが、果たして日本人にも受賞者はいたのでしょうか。次は日本人の受賞者がいたかどうかと日本人でダーウィン賞候補に上がった情けないエピソードをお話ししていきます。

ダーウィン賞受賞歴は日本人では無し!ノミネート歴は有り!

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結論から先に言うと、喜ばしいことに今まで一度も日本人でダーウィン賞を受賞した人はいません。ですが受賞しそうになりノミネートされてしまった方は何人かいるのでどういう事件でノミネートされたかを解説していきます。

ダーウィン賞ノミネート①フォークリフトに37枚重ねて電気交換

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事件の詳細を説明しますと、切れた電球を取り替えるためにフォークリフトを使ってパレットという木の板を37枚も積み重ねて持ち上げた上に男性が乗っていました。わざわざ電球を交換するためだけにです。

かなりの高さになり、マンションの3階程度はあることでしょう。パレットがバランスを崩してしまいその上に乗っていた男性も当然落下してしまい転落死しました。

ダーウィン賞ノミネート②15歳少年原付に3人乗りで事故

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静岡県で2000年に起きた事件です。15歳の三人の少年が車通りの多い繁華街を無謀なことに三人乗りで原付に乗っていて道路を走行中に後ろに乗っていた二人が転落して後続車に撥ねられ亡くなる事故が起きました。

15歳の少年三人なのでもちろん誰も免許は持っておらず無免許運転で原付を運転する際に必要な知識はありませんでした。そして、ヘルメットも着用しておらずバイクはどこから手に入れたものなのかも分かっていません。

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運転していた少年は亡くなってはいませんが車に接触し大怪我を負っています。50ccのスクーターは二人乗りは禁止ですし、事故当時は時速50キロ出てたようですが制限速度は30キロです。

二人乗りを禁止している乗り物に三人で乗ったら危ない事くらい簡単に想像は出来ますがヘルメットもつけずに車が多いところを走るのは自殺行為です。しかし、それを考えずに実行するあたり候補に入ったことが十分に理解できます。

ダーウィン賞を取ってもおかしくなかった?惜しくも受賞出来なかった話

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これまでは受賞となった事件のみを紹介してきましたが、受賞まではいかなくてもあまりの死に様に取るだろうと思われていた話はいくつもあります。今回は受賞は逃しましたが、候補に上がったダーウィン賞に並ぶほどに強烈な事件を紹介します。

ダーウィン賞に一歩届かず!①鶏を助けようとして溺死

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1995年にエジプトの農家で起こった事件で、ニワトリ一匹を助けるために六人もの男女が命を落としました。脱走して井戸にニワトリが落ちたのを最初に発見した男性が助けるために井戸に飛び込みましたが泳げずに溺死しました。

それを見ていた二人の兄弟も彼に続いて井戸に飛び込みましたがどちらも泳げずにニワトリと最初の男性を助けることは出来ませんでした。その後も相次いで三人の男女が飛び込みましたが誰もニワトリを救い出すことはできませんでした。

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農家でニワトリが大事なのは十分理解できますが、何も泳げないのなら無理に飛び込まなくてもと思わざるを得ません。そして何より井戸とは六人の男女が入れるほど広いものだったのでしょうか。

勇敢にも飛び込んだ六人は誰一人助かることはありませんでしたが、ニワトリだけは無事に助けられ元気な姿で井戸から脱出することが出来ました。賞こそは取ることが叶いませんでしたが、なかなか強烈な事件で候補には上がりました。

ダーウィン賞に一歩届かず!②水槽掃除で魚がのどに詰まり死亡

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1998年にアメリカで起きた事件でダーウィン賞を取ってもおかしくない死に方ですが、受賞した事件が強烈すぎて一歩及びませんでした。自宅に来ていた友人が熱帯魚の水槽を掃除してくれていたのですが、それを見ていた家主は馬鹿げたことを思い付きます。

水槽に入っている魚を食べようと思い付き、食用でない魚をしかも生の生きたまま飲み込みました。一匹ではなく何匹も食べて様子がおかしくなってきたのを見た友人が救急車を呼びましたが助かることはなく窒息死しました。

ダーウィン賞に一歩届かず!③バンジージャンプの紐が長くて激突死

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同じくアメリカで起きた事件で勝手にバンジージャンプを行なった男性が亡くなりました。鉄橋から自作のバンジージャンプの紐を使って飛び降りたところ紐が思ったよりも長くてそのまま地面に激突して死亡しました。

バンジージャンプとは安全性を考えて場所やそれに有った長さの紐を選んで使用しているので自分で勝手に行なっては非常に危険です。勝手に行なった結果が飛び降り自殺と変わらない結末となってしまいましたがノミネートされたのみで終わりました。

ダーウィン賞に一歩届かず!④地雷のロシアンルーレットで爆死

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1999年にカンボジアで起こった事件でバーで酔った勢いで地雷でロシアンルーレットをするという呆れた行いのせいで自滅しました。カンボジアは爆弾や兵器などが多数落ちていることがあるため勝手に触らないようにと再三警告がされていました。

警告されていたにもかかわらず、バーの裏で見つけた地雷をわざわざバーに持ってきて三人でロシアンルーレットを始め跡形もないくらいに全てを吹き飛ばしました。なお、バーのお客さんは事前に逃げていたために被害は当事者のみで済みました。

ダーウィン賞に一歩届かず!⑤飲酒してホテルの屋根から転落死

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アメリカで2000年に起きた事件で2000年は変な死に方をした人が多すぎたこともあり、ノミネートのみで終わりましたが珍しく女性の候補者が上がりました。彼氏と楽しくお酒を飲みほろ酔いになったところで外の空気を吸うためにホテルの屋根に行きました。

そしてわざわざ枕と布団も持っていき酔っていたこともありそのままそこで彼氏と一緒に寝てしまいました。翌朝彼女が屋根から落ちて亡くなって、警察が呼ばれたのですが彼氏はその時まだ眠っていて彼女の死には気付いていませんでした。

ダーウィン賞に一歩届かず!⑤運転中にパソコンを使って事故死

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日本でも運転中に携帯電話を触ることが問題となっていますがアメリカはスケールが違います。運転中にパソコンを触っていたところ画面に集中しすぎて対向車が曲がったことに気付かずにそのまま衝突してしまい亡くなりました。

アメリカのカリフォルニア州で2001年に起こった事故なのですが、その昨年には500人以上の人が運転中にパソコンを触る、ビデオを見る、テレビを見るなどで起訴されています。他にもこのような運転をする人がいたことに驚きを隠せませんがそれが受賞を逃した理由でしょう。

【ダーウィン賞】勝手にノミネート

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ダーウィン賞の候補にすら上がらなくても、ノミネートされてもおかしくなかった事件は多数あります。今回は惜しくも候補には上がりませんでしたが、上がってもおかしくなかった事件をご紹介していきます。

ダーウィン賞ノミネート?①夫に落とし穴をしかけ夫婦ともに事故死

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2011年8月頃に驚かせる目的でなんと五時間も掛けて妻が友人とともに落とし穴を掘って最後には自分が夫と共に落ちて死亡しました。結婚して4ヶ月ほどしか経っていない新婚夫婦でしたが妻の軽率な行動により夫婦生活どころか人生を終えてしまいました。

夫の誕生日を祝う目的で友人も集まっていて妻が落とし穴を掘ろうと提案したことが事件の発端となりました。妻を合わせて六人で8月の猛暑の中落とし穴を掘り進めましたが完成した時には深さは2メートル以上にもなっていました。

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落とし穴にシートと砂を掛けて隠していましたが、夫は妻の企みに気付いていたようで夫婦でふざけあっていたところ一緒に転落して生き埋めになりました。気付いていたとはいえ、当然こんな形で命を奪われた夫の親族は許せるはずはありません。

裁判沙汰となり、刑事罰は間逃れたものの関係した友人や妻の親族が賠償責任を負いました。五時間も掛けて掘っていたなら落ちたらどうなるかくらい簡単に想像が出来るので遊びのつもりだったでは到底許されることではないでしょう。

ダーウィン賞ノミネート?②おにぎり早食い競争でのどに詰まらせ窒息死

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令和に変わる前の4月に起きた事件で最近のものなので覚えてる方は多数いらっしゃることでしょう。一人の女性ユーチューバーが配信中におにぎり早食いチャレンジを行なって意識を失い救急車が来るまでの様子が配信されるという放送事故が起こりました。

後日、息子がツイッターで女性ユーチューバーの死亡を報告しています。この事件以外にも早食いで亡くなるケースは起きており早食いの危険性は前々から警告されていましたが未だにパフォーマンスのために行う人が後を絶ちません。

ダーウィン賞ノミネート?③コカイン246袋飲んで密輸しようとした男

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海外の飛行機内で起きた事件ですが亡くなったのは日本人です。メキシコ発成田着の飛行機に乗っていた男性がフライト中に体調を崩し緊急着陸した先の空港にて体内からなんと246袋ものコカインが体内から発見されました。

男性は死亡してなぜこのような無謀な運び方をしたかは分かっていませんが日本国内でコカインを売る目的であったことのみ分かっています。コカインは違法薬物の中でも非常に高価な物でそれを200袋以上運ぶということは相当な額になるためよほど金に困っていたのでしょう。

ダーウィン賞取れたのでは?歴史上の候補者

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奇妙な行動の末に間抜けな死に方をしたのは現代人ではありません。なんと歴史上では偉人だった人でもダーウィン賞を取れたのではと思ってしまうような死に方をしている方がいます。今回は歴史上の人物に絞って死因を説明していきます。

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