世界各所に存在している、様々な環境で野ざらしにされた死体の風化を観察・研究しているのがボディファーム(死体農場)です。
こうした実験結果は、主に殺人事件における死亡時刻の割り出しなどに用いられます。あえて野生動物に食べさせて過程を観察することもあるとか。詳細は以下の記事に特集されています。
エンターテインメント
1886年、花の都パリにある死体安置所では、死体を見ることが一種のエンターテインメントと化していました。
人々は気味悪がるどころかこぞって死体見物に集い、死因が奇怪で謎めいているほど多くの客が集まって連日大盛況。死体安置所はパリの花形観光名所でした。デスファイルを見せたら大喜びしそうな人たちですね。
死体愛好家の聖地?!魅惑の国・タイ
デスファイルのレーベル支社はかつてほほえみの国・タイに置かれていました。なぜならタイ人は昔から、モザイクなしの血肉画像をフェイスブックに載せられるほど抵抗感が薄いのです。
それもそのはず、タイには常に身近に死体映像を見ることができるのです。
地上波でモザイクなしの死体画像が流れる
タイでは事件や事故で亡くなった方の遺体を、モザイクなしで放送に乗せることはごく普通のことです。近年地上波では規制がなされるようになりましたが、ネット映像では躊躇なく無修正画像がありのままに配信されています。
あなたがタイで亡くなったら、遺体がタイ全土に放送されることになるやもしれません。まさにタイ版デスファイルですね。
本物の死体を使った博物館がある
トンブリーという地区にあるシリラート病院は、本物の遺体を使った人体展示博があることで世界的にも有名です。
骨格標本、断面図のホルマリン漬け、寄生虫、果ては連続児殺害犯のミイラまで展示しているというから驚きです。日本人をはじめ外国人観光客が多く、スタッフさんも実に明るくフランクに案内してくれます。
注文殺到!死体パン
悪趣味ですが下記記事のように、本物の人肉でないなら作るのも食べるのも自由ですね。
まとめのデスファイルは「死」について考えさせられる映像
デスファイルは決して興味本位や嘲笑目的で作られた悪趣味映像集ではありません。
映像倫理のもとにあらゆる事実が覆い隠さるようになった現代で、あらためて死を直視し、その意味を考え直してみる必要があるという、監督の信念に基づいたドキュメンタリー作品です。この作品を通して命の脆さと大切さに向き直ってみましょう。
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