売国奴とは?政治家にも使われる?意味や定義の解説や使用上の注意点も!

ツイッターやネットの掲示板などで「売国奴」を見かけることがあります。日本では、ほとんどが政治家に対して用いられ、相手を批判するような意味が込められます。

例えば、国民にとって負担がかかるような法律を立案した者や日本国にとって不利益を被るような政策を打ち出した者、反日的な国に対して好意的な発言をした者などに多く用いられます。

政治家個人に向けてだけではなく、政党にも矛先が向けられることがあります。特に人権や外国人政策に関する問題は過去に多く取り沙汰され、猛烈なバッシングを受けました。

日本の偏向メディアに対しても「売国奴」

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日本では、マスメディアに対しても売国奴という言葉を用いることがあります。例えば、明らかに反日的な情報を流したり、日本を批判するような記事を書いたりするメディアが挙げられます。

反日とは、日本に対する反発感情を持っている国家・団体・人物・活動に対して用いられる言葉です。国家に対して多く用いられ、第二次世界大戦などの歴史的背景によって、反日感情が生み出されることになりました。

台湾政府は「日本に媚び売る売国奴」と批判を受けたことも

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2016年、台湾では与党の民進党と野党の国民党の間で対立が起こり、政治闘争へと発展しました。その際、台湾政府が原発事故から続く日本産食品輸入規制の緩和を提案しました。

その結果、政府は野党から「日本に媚び売る売国奴」などと激しい批判を受けました。規制緩和の実現は遠のくことになり、未だに認められていないのが現状です。

韓国では「親日派」を「売国奴」と呼ぶ

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現在、日本と韓国は竹島問題や慰安婦問題などの歴史的問題を抱えています。韓国では、親日派は社会的に批判されます。例えば、かつて親日であった者の財産を国に帰属しなければならないという法律があります。

他にも、過去にテレビでは日本製のコンテンツが放送されなかったり、ネット上の親日的な書き込みの検閲を行って言論統制をしたり、「親日は悪である」というようなことを行ってきました。

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こういった経緯から、韓国の反日感情は徐々に植え付けられていったのです。果たして、これから両国は良い関係を築いていくことはできるのでしょうか。それとも、さらに悪化していくのでしょうか。

そんな韓国人の起源やルーツを知っていますか?気になった方はこちらもご覧ください。

日本は売国奴だらけなのか?

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日本では右翼にも左翼に対しても「日本は売国奴だらけだ」ということを言う人たちがいます。日本には売国奴がそれほど多いのでしょうか。何故そのようなことを言われるようになってしまったのでしょうか。

この背景には、第二次世界大戦での敗戦が切っても切り離せないでしょう。特にアメリカに対しては、彼らの意向に背くことができないのが現状です。この先も日本は、他国の言いなりになったままなのかもしれません。

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