昔から「よもつぐへい」といって、この世のではない場所の物を食べると、もとの世界に戻れなくなることは有名ですね。
情報の少なさから、池添村は異世界である事もあり得ます。もし迷い込んでしまっても、現地の物は食べないに越したことはないでしょう。
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池添村のような地図にない村は他にもある?
グーグルマップが登場して久しい今も、地図にない村が日本にあるという噂が途絶えません。
地図にない村①鹿児島県「巨頭オ」
巨頭オと記された看板がある村で、頭の大きい人のようなバケモノに遭遇した恐ろしい体験談が2ちゃんねるに投稿され、話題となりました。
この村の書き込みから数年後、巨頭オの看板が見つかり、再びネットを騒がせました。巨頭オについて興味がある方はこちらの記事をどうぞ。
地図にない村②青森県「杉沢村」
かつて村人の一人がおかしくなり、村人を皆殺しにした後、自殺したという事件がありました。無人となった村は隣村に統合され、村は廃村となりました。
廃村となったこの村は日本の公式文書や地図から消されましたが、場所自体がなくなった訳ではないので、今もそこは悪霊の棲家として存在しているそうです。杉沢村について知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
地図にない村③秋田県「南馬宿村」
この村は唯一ホームページが存在する村で、そのホームページには、その村で村八分になったらどうなるかなど事細かにその恐ろしい詳細が書かれています。
地図にない村④山梨県「樹海村」
富士の樹海と聞くと、自殺を連想する方は少なくないでしょう。この村は富士の樹海に自殺をしに行ったものの、死ねなかった人々が集まった村といわれています。
地図にない村⑤福岡県「犬鳴村」
日本国憲法が通じないとされる、行けばタダでは帰れないことで有名な、日本最恐の村と恐れられている村です。詳しく知りたい方は、こちらの記事がおすすめです。
地図にない村⑥千葉県「地図に載らない村」
どの車のナビにその村の住所を入れても表示されることがなく、公共交通機関もない山奥に位置する事から、地図にないという所があります。
車のナビにすら乗らないとは、究極の限界集落といった感じでしょうか。
海外には逆に地図上にしか存在しない場所がある?
今回ご紹介した都市伝説とは逆に、イギリスには「アーグルトン」という地図上にしか存在しない場所があります。
実在しないアーグルトンがグーグルマップに表示されていることを、ユーザーがグーグルに指摘しましたが、数年訂正されず放置され、メディアで取り上げられるなどして、有名になりました。
池添村みたく怖くないので、ホラー好きには物足りないかもしれませんが、興味が湧いた方は調べてみて下さい!
池添村のような「地図にない村」はなぜ出現するのか
なぜこのような村が存在するのでしょうか。若者が都市部に集まることで、限界集落が増えるいっぽうであることが、原因として一番に思い浮かびますが、他の原因も考えてみました。
ダム建設などが途中で中止になったから
いきなり現実的な話ですが、ダム建設のため村人を移動させた後、建設が中止になって、村がそのまま残されたという原因が考えられます。
人が少なくなり廃村となったから
少子高齢化問題が浮上して久しいですが、地方の人口がどんどん減って廃村になったケースは少なくないでしょう。
事件が起きて廃村を余儀なくされたことから
むごい事件が起きると、どんなに住み慣れた場所でも、出ていきたくなりますよね。そういった事情で村人が出ていき、廃村となることもあるのではないでしょうか。
仕事がないため村が過疎化し廃村となったから
ネットが普及して、どこでも仕事ができるようになりつつありますが、やはりいまだに多くの人が会社へ通って仕事をしています。地方の山奥で仕事を探すのは難しく、過疎化して廃村となった村もあるでしょう。
オカルト好きが作った創作話から
2ちゃんねるなどの掲示板などで、創作話が簡単に世に出せる時代ですから、当然作り話もあるでしょう。それっぽい限界集落を見かけたら、創作心が刺激されるのかもしれません。
例えば巨頭オの書き込み主は、他に怖い創作話を書き込んでいましたし、池添村の書き込み主も、羽生蛇村(サイレンの舞台になった架空の村)のスレッドに書き込みをしていたことから、創作であることが推察されます。
日本のどこかにある池添村!真相は謎のまま
池添村は謎が多く、続報も出ていないため創作の線も濃厚だと言わざるをえません。しかし何者かが話が創作であると、私たちに思わせるようなネット上の演出をしている可能性もゼロではありません。
何県かすら判明していないからこそ、あなたの住む県にひっそりと存在している可能性も十分存在するのです。
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