勝田州彦の生い立ちとは?両親は警察関係者?驚愕の犯罪歴など徹底解説

勝田州彦は死刑になるのが怖くて嘘の供述をした?

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知らない間に殺害したわけではありません。そこに隠された巧妙さとは、犯罪歴から恐怖心が加わり、性癖も明かされることなど自らの身を大切にした変化があったのです。「殺害の事実」について「このままでは死刑になる」と言われ「情状酌量を狙って認めた」という供述をします。

つまり死刑になることが怖かったために嘘の供述で、何とか刑を軽くできないかと考えたのです。この時点で考えられた点は、自己中心的で被害者の存在より自分の身を案じたということがポイントではないでしょうか。

勝田州彦は約4ヵ月間精神鑑定を受けていた

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供述が二転三転した理由はそれだけではありません。異常さを感じる犯行に対して、4ヶ月間の精神安定を受けることになります。責任能力の有無が問われるのですが、結果的にはどうだったのでしょうか。

4ヶ月に及んだ精神鑑定の結果、判断されたのは十分責任能力はあるという結果でした。これによって事件はいよいよ逮捕の段階から、きちんと過程を踏まえて進みます。逃げ隠れのできない判断に対して、犯人は認めざるを得ない段階に進むかのように思われたのです。

2018年11月に勝田州彦は起訴される

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14年間の時を経ていることもあり、証拠は供述が大きな論点になるかもしれません。逮捕後に精神鑑定を受け、犯人の供述が二転三転することからも慎重になるのかこれからです。2018年11月に犯罪歴や、これまでの性癖を踏まえ起訴されることになります。岡山県津山市で起こった小学3年生の女子の殺害事件は、14年の月日を経て動き出そうとしているのです。

他の事件で服役中だった勝田州彦による事件は、未解決から一転変化していくことになります。他にもたくさんの余罪があるとみている為、捜査と並行して本格的な裁判はこれから行われていく段階にあります。今後の展開と共に、今までにも何が行われてきたのかに注目する裁判ではないでしょうか。

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勝田州彦はいくつもの犯行をしていた!その恐るべき犯罪歴とは?

犯罪者の多くが必ず犯罪歴があるとは限りません。ただ性犯罪の多くのケースでは、性癖によって繰り返されることがあることは伺えます。犯人の顔がはっきりしていない、犯行を明らかにすることを拒む場合などがあげられるからではないでしょうか。辿ってみると犯罪歴が多かったといった確率は低くはないのが、性的な犯罪の一つかもしれません。

2000年に少女を暴行・強制わいせつし逮捕

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裁判を進める段階で必要になってくることは、過去の犯罪歴が大きく関係してきます。勝田州彦も例外ではなく、ちょうど職を転々としていた頃にも関係してくるでしょう。2000年には、当時10歳だった少女に対して同じく性癖が絡んだ暴行・強制わいせつ事件を引き起こしています。

精神的に問題があったと判断されていますが、逮捕にまで至っているのです。しかも、暴行した上で、わいせつな行為に及ぶという幼い子供対して行われた犯罪でした。抵抗できるはずもない子供に対して行われた犯行でしたが、それだけに止まりません。

2009年に5人の女子小学生の腹を殴り逮捕

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犯行はそれだけではなく、他にも行われていたことが明らかになっています。しかも1人に対してではなく、複数にもわたって行われたのです。2009年に5人の幼い女子小学生に対して、通り魔とも言える犯行に及びます。

腹部を殴った犯行ですが、刺したともされているのです。1人は内蔵の一部を損傷する大怪我にまで至りましたが、この事件で逮捕された後、4年の実刑判決が下されています。幼い女子に対して行われた犯行に、執拗なまでの少女への歪んだ思いが見て取れるのではないでしょうか。

2015年に中学3年生の女生徒を刃物で刺し逮捕

犯行を食い止めることはできなかったことに、その後も刃物により事件が起こっています。通り魔事件になりますが、兵庫県で中学3年生の女子生徒にまで魔の手が及んだのです。2015年に刃物で刺し、以前に実刑判決が下されているにも関わらず、重傷を負わせる事件が起こります。

5回以上も刺し傷を与え、更には変装まで試みたことで殺人未遂事件とされたこの事件では10年の実刑判決が下されたのです。このような犯歴を見ても、津山市で起こった事件だけではないことは確かでしょう。裁判の行方にもよりますが、今後新たに明かされることがあるかもしれません。

勝田州彦には他にも10件を超える余罪が

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これだけの犯罪歴にも関わらず、兵庫県加古川市では未解決の殺人事件もあります。未解決も含め性癖に絡んだわいせつ事件も多数ありますが、中でも加古川市の勝田州彦の実家くでも殺人事件があり犯人説が疑われているのです。

自身も「100人以上は女子を狙った」と証言していることもあり、数えただけでも10件を超えるのではないかともされている余罪があるのではないか、とされています。どこまでが真実かは定かではありませんが、犯罪歴からも凶行に及んだ犯行がまだ隠されている可能性は十分あるのです。

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