今更聞けない?ゴアテックスとはいったい|何に使われているの?

実は耐水圧が明記されていない

透湿性についてご紹介したところで、耐水圧についてもご紹介しましょう。防水ということでゴアテックスがどれくらいまで雨に耐えられるのかというと、実はメーカーからは具体的な耐水圧が明記されていないのです。つまり、明確にここまでの雨なら耐えられる、というのはユーザー側は誰にもわかりません。

しかし、一般的な雨は大雨となっても1000ミリから1500ミリが限界のようで、ゴアテックスはその水圧にも耐えることはできるのだそうです。なので、登山等のアウトドアにゴアテックスのジャケットなどを着ていても十分耐えられる程度には耐水圧は保証されています。

もう1つのゴアテックスとはどんな性能?

「ゴアテックスファブリクス」の性能

実はゴアテックスには、2つの種類があります、ご紹介したのは「ゴアテックスメンブレン」というタイプのもので、もう1つ「ゴアテックスファブリクス」というものもあります。「ゴアテックスメンブレン」は薄い膜でしかないので、それ単体でアウターなどに使うことはできません。

布地によって特徴は様々

なので、これをアウターやジャケットなどで使えるようにするため表と裏に布を合わせたものを「ゴアテックスファブリクス」といいます。加えてこの2枚の布地を取り替えることで、その素材ごとの特徴を生かしたゴアテックスにすることも可能なのです。

使われている表と裏の布地は、ジャケットや靴などゴアテックス製品によって様々です。そして一般的に、防水透湿性素材といえばこちらの「ゴアテックスファブリクス」を指しています。つまり製品に使われているものは「ゴアテックスファブリクス」であるというわけです。

夏とゴアテックスとは相性が悪い?

夏場はゴアテックスにとって鬼門となりうる

そんな防水、透湿性能を備えている高性能なゴアテックス。一枚欲しくなったという方もいらっしゃるかもしれません。しかし、ゴアテックス製のものにも弱点が存在します。それが、夏場にはご紹介した透湿機能を発揮しにくくなってしまうということです。

相性が悪いのは湿度が原因

ゴアテックスには、水蒸気を逃がすための小さい孔が沢山開いています。しかし、孔が開いているからと言って勝手に水蒸気は逃げてくれません。なぜなら水蒸気というのは、湿度の高い所から低い場所へと動くからです。つまりは、透湿させるにはゴアテックスのジャケットなどの内側より外側の方が湿度が低くなっていなければなりません。

冬場は空気が乾燥しており湿度も高くないので透湿機能が遺憾なく発揮されますが、逆に湿度が高めの夏場は透湿しにくく、結果的にゴアテックスでも内部が蒸れる可能性があるのです。透湿機能があるからと夏にも安易にゴアテックスのジャケットなどを使うと、思わぬ結果となってしまいますので注意が必要です。

アウターやジャケット系のゴアテックスのおすすめアイテム

モンベル「レインダンサージャケット」

ゴアテックスの性能などについてご紹介しました。ここからは、ゴアテックスのおすすめアイテムをジャンル別にいくつかご紹介します。まずはアウター系のおすすめで、1つ目はモンベルの「レインダンサージャケット」です。サイドのファスナーはポケットになり、かつ蒸気を逃がす機構にもなっています。

ミレー「ブレヴァンゴアテックスジャケット」

続いては、ミレーの「ブレヴァンゴアテックスジャケット」です。ファスナーが赤色でアクセントになっており、後付けでフードを取り付けることもできます。洗濯機で洗うのも問題なくできるので、汚れても何の心配もなく洗濯気に放り込めます。

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