安物の合羽を雨が降っている中長時間使っていると、内側が蒸れてきて雨でぬれてしまっているようなことになった経験があるかもしれません。なぜそうなるのかというと、それは汗で濡れているのです。安物の合羽は内側の蒸気を逃がすことができないので、結果的に雨でぬれたようになるのです。
ゴアテックスとは安物と全く違う性能を発揮する
雨に濡れるならゴアテックスのジャケットなどがおすすめ
自分の汗だけで濡れるのも結構不快に感じることも多いですし、何よりも体力が損なわれてしまいます。その点、ゴアテックス製のものであれば合羽でなくとも防水、加えて中が蒸れない透湿性の素材が使われていますので、雨天に着るアウターなどはゴアテックスのものがとてもおすすめできます。
ゴアテックスとは耐水圧の明記が無い?
実は耐水圧が明記されていない
透湿性についてご紹介したところで、耐水圧についてもご紹介しましょう。防水ということでゴアテックスがどれくらいまで雨に耐えられるのかというと、実はメーカーからは具体的な耐水圧が明記されていないのです。つまり、明確にここまでの雨なら耐えられる、というのはユーザー側は誰にもわかりません。
しかし、一般的な雨は大雨となっても1000ミリから1500ミリが限界のようで、ゴアテックスはその水圧にも耐えることはできるのだそうです。なので、登山等のアウトドアにゴアテックスのジャケットなどを着ていても十分耐えられる程度には耐水圧は保証されています。
もう1つのゴアテックスとはどんな性能?
「ゴアテックスファブリクス」の性能
実はゴアテックスには、2つの種類があります、ご紹介したのは「ゴアテックスメンブレン」というタイプのもので、もう1つ「ゴアテックスファブリクス」というものもあります。「ゴアテックスメンブレン」は薄い膜でしかないので、それ単体でアウターなどに使うことはできません。