今更聞けない?ゴアテックスとはいったい|何に使われているの?

Array

冬場は空気が乾燥しており湿度も高くないので透湿機能が遺憾なく発揮されますが、逆に湿度が高めの夏場は透湿しにくく、結果的にゴアテックスでも内部が蒸れる可能性があるのです。透湿機能があるからと夏にも安易にゴアテックスのジャケットなどを使うと、思わぬ結果となってしまいますので注意が必要です。

アウターやジャケット系のゴアテックスのおすすめアイテム

モンベル「レインダンサージャケット」

ゴアテックスの性能などについてご紹介しました。ここからは、ゴアテックスのおすすめアイテムをジャンル別にいくつかご紹介します。まずはアウター系のおすすめで、1つ目はモンベルの「レインダンサージャケット」です。サイドのファスナーはポケットになり、かつ蒸気を逃がす機構にもなっています。

ミレー「ブレヴァンゴアテックスジャケット」

続いては、ミレーの「ブレヴァンゴアテックスジャケット」です。ファスナーが赤色でアクセントになっており、後付けでフードを取り付けることもできます。洗濯機で洗うのも問題なくできるので、汚れても何の心配もなく洗濯気に放り込めます。

靴のゴアテックスのおすすめアイテム!

リーガル「35HR」

ゴアテックスは、ジャケットだけでなく靴にも使われています。靴が濡れたり蒸れるのも避けたいですから、ありがたいですね。例えばリーガルの「35HR」というビジネスシューズがあります。牛革が使われ高級感がありながらゴアテックスで快適な状態を保持することができるおすすめのモデルです。

アディダス「スタンスミスゴアテックス」

スニーカーでもゴアテックスのモデルがあり、皆さんご存じアディダスの定番モデル「スタンスミスゴアテックス」は見た目はおしゃれ、ゴアテックスの防水機構で急な雨にも対応しています。いつも使うけど濡らしたくないという方におすすめです。

ダナー「ダナーライト」

「ダナーライト」は、世界初のブーツにゴアテックスを備えた靴です。ブーツは他の靴と比較しても汗などで蒸れやすいですが、ゴアテックスの透湿性のおかげでそんなこともなく、かつ耐久性も高いので長く使い続けられるモデルとなっています。

マウンテンパーカーのゴアテックスのおすすめアイテム

アウトドアリサーチ「Msマキシマスジャケット」

最後は、登山をする上では欠かせないマウンテンパーカーのゴアテックス製アイテムのご紹介です。「Msマキシマスジャケット」は過酷な高山での使用にも耐えることができ、各所にジッパーが備え付けられているためポケットとしてだけでなく通気性を向上させることもできます。

エーグル「GOREステンカラーコート」

フランスのエーグルは、160年の歴史を持つ老舗のプランドです。そのエーグルの「GOREステンカラーコート」は。丈の長いコートにゴアテックスを採用したおしゃれなモデルです。サイズもSからXLと幅広く取り揃えられており、登山で着用しても問題なく活用できます。

ゴアテックスの種類ごとの手入れについて

高価なゴアテックスは手入れも大切

最後に、ゴアテックスの手入れについてご紹介しておきましょう。ゴアテックス製のものはジャケットにしても靴にしても、高性能ゆえに価格は使われていないものよりも高価です。せっかくのゴアテックスのアイテムなのですから、長持ちさせるために手入れの方法も覚えておくことをおすすめします。

ゴアテックスジャケットの洗濯方法

ジャケットの場合は、洗濯をする際タグを確認すること、全てのファスナーの類を閉じ、洗濯機は弱回転でぬるま湯を使って2度濯いでから陰で干すのがおすすめです。その後乾燥機で20分ほど乾燥させると、撥水性が戻ります。

靴のお手入れやメンテナンス

靴ならば、紐と中敷きを取り外して全体の汚れをブラシなどで落とします。靴底は水で汚れを洗い流して、落とせない土や石は歯ブラシなどを使って落としましょう。風通しの良い場所で二日から三日干し、乾ききったら防水スプレーや撥水スプレーを吹きかけておきます。汚れを落とすのは使用後毎回できると長く使えるでしょう。

ゴアテックスとは何かやおすすめアイテムなどまとめ

雨の日でも快適を提供するゴアテックスアイテム

ゴアテックスとはどんなものなのかや性能、ちょっとした弱点やおすすめアイテムなどについてご紹介しました。ゴアテックスは防水だけでなく湿度を保つ透湿性も備えている素材なので、蒸れることのないアウターや靴などを求めている方にはご紹介したアイテムが非常におすすめです。

ただ、ご紹介しました通り湿度の高い夏場は防水こそできますが肝心の透湿性が発揮しにくい季節ですので、ゴアテックスの特性をしっかりと理解しておくことを推奨します。それさえしっかりしておけば、ゴアテックスのアイテムはとても便利なアイテムとなるでしょう。