【ジェフリー・ダーマー】ミルウォーキーの食人鬼の生い立ちや手口!

一時は、被害者と良好な関係を築いていた父親ですが、一部の遺族から子どものしつけや息子の犯した犯行に対して何の責任もとろとしないとされ父親に対して裁判を起こされています。

裁判の費用には莫大なお金がかかり裁判費用が不足する事態になり慰謝料の寄付も滞るようになりました。

勤めていた仕事を退職してからは、オハイオ州で再婚相手と暮らしながら時折コンサルタント業務をしているそうです。また、母親は、息子に判決が下された数年後に亡くなっていることが判明しています。

ジェフリー・ダーマーの犯行現場は?生家は現在も残っている?

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ジェフリー・ダーマーが犯罪を繰り返し行っていたアパートや幼少期に育った家は現在どうなっているのでしょうか?彼が幼少期と犯罪を繰り返して遺体とともに生活していた家の現在について見ていきます。

ジェフリー・ダーマーの犯行現場のアパートは取り壊しに

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ジェフリー・ダーマーが多くの命を奪い食人をしていた部屋のアパートは事件のあと、周囲の住民と被害者の遺族の意向により取り壊され現在は更地になっているようです。

解体した当初は更地に被害者の冥福を祈る慰霊公園が作られる予定でしたが、計画は白紙となり更地のままチェーンと高いフェンスで厳重にかこまれ荒れ果てた状態となっています。

慰霊公園の建設が白紙になった理由は不明ですが、現場が更地となっており放置されていることを考えると被害者の冥福を祈る場所は必要と考えられます。

ジェフリー・ダーマーの犯罪の一部を行った生家は残っている

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ジェフリー・ダーマーが両親が離婚した後にしばらく生活しており最初の被害者を殺害した家は現在もそのまま残されています。クリーブランドのバスというところで自然の多い治安の良い場所となっています。

シカゴやニューヨーク等に住んでいる人たちの避暑地としても有名である場所にひっそりと佇んでいるそうです。現在、人が居住しているかは不明ですがやはり犯罪が行われた家ということで相場よりも安い値段で売りに出されていたそうです。

広い家で庭も広く彼が遺体とともに過ごした寝室もそのままであり、またジェフリー・ダーマーは被害者の遺体を庭の大きな岩の近くに埋めたと言われていますが、その岩などもそのまま残されているそうです。

ジェフリー・ダーマーをモデルにした映画・音楽

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ジェフリー・ダーマーを題材にした映画は4件、音楽は2件あります。しかし、この4件の映画はいずれも日本で公開はされませんでした。しかし、4件の内3件の映画はDVD化されています。ここでは、映画の内容などについて1件ずつ小紹介していきます。

作品①映画「ジェフリー・ダーマー」

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2002年にアメリカで公開された映画になります。食人鬼となってしまったジェフリー・ダーマーの犯行手口や彼の素性が描かれているサイコサスペンス映画です。

猟奇的なシーンや人を食べるシーンなどは殆ど描かれておらずグロテスクな映画が苦手な人でも大丈夫な映画です。

作品②映画「ジェフリー・ダーマー ライジング」

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殺人犯目線ではなく殺人犯の父の目線で描かれた映画になります。この映画は息子が犯罪を犯してしまうまでに追い詰められていたのかや、自分の何がいけなかったのか等自問しながら生きていく映画となっています。

作品③映画「My Friend Dahmer」

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2017年にアメリカで公開されたこの映画は、彼の幼少期から高校を卒業するまでの青年期を描いた映画です。食人鬼となり犯すことになる前までの光景を描いた映画となり彼の家庭環境やど幼少期を描き彼の背景にある闇が描かれた映画となっています。

作品④音楽「Slayerのディヴァイン・インターヴェンション」

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Slayerというバンドが1994年に発表した楽曲になります。Slayer第6弾のアルバムの9曲目にある【213】という楽曲が彼を題材として作られています。213という数字は、彼が住んでいたアパートの部屋の号室になります。

作品⑤音楽「KESHAのCannibal」

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2010年にアメリカの歌手ケシャが発表したCannnibalという楽曲になります。カニバルとは【人の肉を食べる人】という言葉で、これはアメリカ史上最悪の食人鬼となってしまったジェフリ・ダーマーを現わしておりフレーズの中にも彼の名前があります。

IQの高い知的な男が連続殺人犯に!?

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4年の間に30人以上の女性を手にかけたと言われているアメリカのシリアルキラーがいます。その人物はテッド・バンディという人物です。

彼は、IQが160あったと言われ高学歴であるほかにルックスもよく、カリスマ的な存在でした。しかし、彼は女性を強姦等し殺害したあとも凌辱するなどした悪質なサイコパスです。

彼は裁判の場において、弁護士をつけずに自分で自分の弁護をしています。刑は有罪となりましたが、その後脱獄をして再度犯罪を行っています。最終的には死刑となり電気椅子にて2分間にも及び電流を流され息を引き取っています。

日本人も食人鬼は存在していた!!

1981年フランスに留学していた当時32歳の男性が食人をする罪を犯しています。その男性は日本から来ていた佐川一政という人物でした。

友人となった25歳のオランダ人の女性を自宅に招待し銃で射殺しています。佐川一政は遺体の一部は生の状態で食べたと言われています。そして遺体を解体した後はバラバラにした遺体を写真に納めています。

他にも遺体の一部をフライパンで調理して食し、残りの遺体の部分はスーツケースに入れ池に捨てようとした場面を周囲に目撃されてしまいます。逃亡を図りますが、2日後に逮捕されることになりました。

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また佐川一政はこの事件を起こす前にも日本で犯罪を犯してたことが明らかになっており、フランスに留学する前近所に住んでいたドイツ国籍の女性を食べる目的で襲っています。

被害者に告訴されることになりますが、父親が動き示談金により告訴は取り下げられることになりましたが、幼少のころから人の肉に興味があり食べてみたいという欲求があったと語っていたそうです。

日本で人食などあまり想像ができないかもしれませんが戦前などにはよく人食をしたという事件が複数件発生しているのは事実であり日本でもけして他人事ではない事件と言えるでしょう。

ジェフリー・ダーマーはアメリカ史上最悪レベルの食人鬼!

ジェフリー・ダーマーは、自分の欲求のために20人近く殺害しその肉を食べたり自分の思いのままに動く人間にしようと試みたアメリカ史上において最悪レベルの殺人犯に名前を連ねる人物になります。

欲望の赴くままに犯行を繰り返した彼ですが、最終的に犯罪は露呈することになりそして彼が手にかけたのは黒人などの有色人種の人たちですが彼はまさに黒人により撲殺という最期を遂げ、これまで自分が殺害してきたことへの因果応報なのかもしれません。

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