プロレス関係から、機器関係、中には戦闘機に関する用語として、多種多様な所で登場します。
ファンネルの意味①プロレスラーの鈴木鼓太郎の得意技
鈴木さんのガンダム好きが高じて命名されたもので、動き的には空中戦を得意とするレイ・ミステリオの「シックスワンナイン」と同じような動きをする技です。
ロープなどにもたれ掛かって倒れている相手に向かっていって、ロープを利用してローリングして相手の顔に蹴りを入れる強烈で派手なパフォーマンス性があります。
ビームを放つというより、ファンネル自体の動きを再現するような意味で使われていると言えます。
ファンネルの意味②英語で漏斗(ろうと)を指す
小学校などで実験で使ったこともある方も少なくないもので、あの「ロウト」のことを言います。改めて述べますと、液体や粉末などを対象物に収めるために、工夫がされている器具です。
円錐状になっており、入り口は大きく、出口は細くなっているので、試験管やビーカーなどに液体を流し込むのを容易にしてくれる代物です。
ファンネルの意味③機械の部品
船の煙突のテレビ受像機や、ディスプレイのブラウン管に使われるもので、漏斗のような形をしているものの呼称として用いられています。
他にはエンジンの関連でも、吸気抵抗を減少させることによって吸入効率を上げるための部品としてファンネルというものが存在します。
ファンネルの意味④戦闘機の照準記号
戦闘機のディスプレイにある照準の記号で、漏斗のような形をしているもののことを言います。
機関銃の弾の軌道を左右に機体の幅の分広げっていったラインで、これを参考に敵を狙い撃つための照準を計算するためのものです。
ファンネルなどの兵器の書籍「GUNDAM WEAPONS」
ファンネルを初めよりウェポンにご興味を持った方もおられるのではないでしょうか。
実は、ホビージャパンから発刊されている雑誌で兵器の特集を扱ったものがあります。このシリーズはたくさんあり、各巻にかなり詳しく武器について述べられています。
ガンダムウェポンズ 機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)編Ⅱ
40点を超えてしまっているぐらい膨大なテーマで発刊されているので、ここでは参考までに一冊だけあげました。
この本では、シールドファンネルなどを用いていたユニコーンの武器についてクローズアップされています。
他にもたくさんの特集がありますので、自身のご興味のあるものをピンポイントで手に入れて、ご覧になって楽しむのもいかがでしょか。
ファンネルのガンプラ(拡張ユニット)
今でも変わらず人気のあるプラモデルですが、もちろんモビルスーツにファンネルがついている商品もたくさんあります。
しかし、ここではあえて拡張ユニットとして売り出されているものについてクローズアップしていきます。
MG 1/100 ダブル・フィン・ファンネル拡張ユニット
フィンファンネルが2倍に増えますので、ルックスが非常に派手になり、より荘厳な雰囲気を醸し出します。
アームに何個取り付けたりとバランスを考えることも自在で、人それぞれの感性で独自の演出をすることができるとても夢のあるものです。
ROBOT魂 -ロボット魂-〈SIDE MS〉νガンダム拡張フルセット
なんと、醍醐味の一つであるバリアやビームといったものまで再現した拡張ユニットです。さまざまな追加の武装もあるため、造り手の心を飽きさせないおすすめの逸品です。
基本的には、フィンファンネルが拡張系のユニットに関してはいろいろ販売されています。
ファンネルとは機動戦士ガンダムに登場するオールレンジ兵器
オールレンジのビーム攻撃だけでなく、剣や盾にもなる千変万化の彩を添え、時代背景によってさまざまな性能の変化が施される、時の流れを感じさせるようなロマンなある兵器です。
また、インパクトのある存在だけに、作品の世界だけでなく、インターネット用語からプロレスまでいろいろな方面でも使われるようになりました。
みなさんもファンネルを使用して何かの比喩表現として用いてみるのもいかがでしょうか。
今も根強い人気作品であるガンダムシリーズは、時代を駆け抜けてそこに広がるワールドの栄枯盛衰の中、ファンネルは絶えず戦闘の幅を広げていくスパイスのようなものです。
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