クレヨンしんちゃんの作者臼井儀人の死因と遺書の真相は?宗教とも関係が?

臼井儀人が入信していたのは「エホバの証人」?

臼井儀人先生が入信していた新興宗教は「エホバの証人」だといわれています。

これはある雑誌の中で臼井儀人先生が「家に来た宗教関係の人の影響で、今は聖書の勉強をしている。漫画のネタにするつもりで始めたが大変面白かった」と書き記しているためです。

実はこの宗教の布教活動は、家庭を訪問し行うことで有名です。またキリスト教の聖書を元に独自の解釈で教えを広めており、その点でも臼井儀人先生の話と一致するのです。

エホバの証人とはどんな宗教?

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それでは、新興宗教・エホバの証人はどのような宗教なのでしょうか。その教えは「終末論」と言い、もうすぐ神が世界を破壊し、世界を全て作り直すというものです。

その際、同じ教義の人だけが生き残ることができる、だから布教をして1人でも多くの人を救おう、という理論なのです。活動としては訪問しての布教活動、定期的な集会と勉強会等があります。

また、戒律としては結婚前の性交渉や不倫、デートの禁止、信者以外と仲良くすることの禁止、輸血や国旗敬礼の禁止、冠婚葬祭やクリスマス等各宗教儀式の禁止が挙げられます。

臼井儀人の自宅の隣の宗教施設に土地を提供した説

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臼井儀人先生は入信後、自宅隣の宗教施設に自身の土地を提供していたといわれています。真相は不明ながらネット上では、臼井儀人先生の個人事務所の隣に宗教施設が建っているという書き込みも見られました。

また臼井儀人先生は他にも、宗教本部へ多額の出資をしていたといわれています。

印税の一部が入金される通帳を宗教関係者へ渡し、好きに使わせていたとの証言もあるほどです。臼井儀人先生の同居の母親は息子の入信を反対しており、度々もめていたと近所住民も話しています。

クレヨンしんちゃんの作風が変わったのも宗教が原因?

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臼井儀人先生が亡くなる2年前の2007年、突如漫画版の作風が変わったと大きな話題になりました。

多くの人が抱く「明るいギャグ漫画」というイメージとは180度違う、暗く衝撃的なエピソードが掲載されたのです。

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これに関しては漫画家のいしかわじゅん先生も「ファミリー向け漫画にしては展開が重く、自分も周りの漫画家、編集者もどうしたんだろうと話していた」と語っています。

また、この時期に臼井儀人先生が入信したのではないかとも考えられていますが、真相は闇の中です。臼井儀人先生が入信していたとされる宗教・エホバの証人については、以下の記事をご覧ください。

臼井儀人の作風の変化とは?

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では、臼井儀人先生が亡くなる2年ほど前に起こった作風の変化とはどのようなものだったのでしょうか?

様々なエピソードがありますが、ここではまつざか先生、そしてシロに関するものを中心にご紹介します。

また、作風の変化に関して出版社は「臼井儀人先生がやりたいと言った」と回答。臼井儀人先生死後、病んでいてこんな展開を描いたのでは、やはり死因は自殺なのではないかと話題になりました。

まつざか先生に関する鬱エピソード!

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読者に一番衝撃を与えたのは、主人公・野原しんのすけが通う幼稚園のまつざか先生に関する鬱エピソードです。彼女には以前から徳郎という恋人がおり、その恋愛模様はそれまで幾度となく漫画でも描かれていました。

しかし問題の回では、徳郎が外国で爆破テロに巻き込まれ突然死亡してしまうのです。その死後、まつざか先生は表向き気丈に振る舞いますが、実は徳郎の後を追うことを考えていました。

そして自暴自棄になり飲酒を繰り返すうちに、仕事中に飲酒をしてしまい謹慎処分となります。その後街で喧嘩を繰り返し、最終的には不良リーダーとボクシングで対決することとなったまつざか先生。

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しかし彼女は全く反撃をせず、そのまま殴り殺され自分も死のうとしていました。しかし、試合中に徳郎からの手紙が読み上げられ、その思いに触れたまつざか先生は再び生きる決意をします。

そして試合に勝利し、これからも幼稚園教師という職業を続けていくことを誓ったのです。

この衝撃すぎるエピソードに、当時世間は騒然としました。そして「作者は病んでしまったのではないか」と心配する声が次々上がったのです。

他にもあるクレヨンしんちゃんの鬱エピソード

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では、臼井儀人先生は前述の回から突然暗いエピソードを描くようになったのでしょうか。

実は、漫画版には以前から鬱エピソードが存在していたのです。特に、しんのすけの愛犬・シロに関するものが多く描かれています。

シロが捨て猫を助けようとしたエピソード

こちらはシロが街で捨て猫を見つける話です。捨て猫はまだ子猫で、病気にかかっていました。シロはその子猫に、毎日自分の餌を運び食べさせ続けたのです。しかし、数日後子猫は死んでしまいます。死因は病死。

段ボールの中で死んでしまった子猫を見て、餌を落としショックを受けるシロ。死んでしまった子猫にハエがたかる描写は衝撃的なものでした。

シロが仲のいい犬の死を目の当たりにしたエピソード

シロが、大型犬に襲われている野良のメス犬を助けることから始まるこの回。助けられたメス犬はそれを「頼んでねーよ」と跳ねのけますが、シロが毎日自分の餌を運び分けたことでメス犬も心を開きます。

ある日シロがしんのすけと散歩をしているとそのメス犬と遭遇。メス犬は喜び、シロを目がけて駆けだしますが、スピードを出し過ぎた車に轢かれてしまうのです。しんのすけが車に怒るも、ドライバーはそのまま逃走。

死んでしまったメス犬を前に震えるシロ。心を開いたメス犬の悲しい死は、非常に残酷なものでした。

シロが大きな野良猫を匿うエピソード

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家の庭で昼寝をしていたシロの元に、突然大きな野良猫が現れます。野良猫はシロを威嚇し、餌を食べてしまいます。悔しがるシロでしたがその夜、冷え込む大雨の中、また野良猫が現れたのです。

シロは野良猫に負けないよう、小屋にバリケードをし待ち構えていましたが「凍え死にそうなんだ」と話す野良猫をすぐに小屋に入れ、自らの体で暖を取りました。

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野良猫はその優しさに涙しましたが、朝になり、野良猫が小屋に入り込んでいるのをしんのすけとみさえが発見。

慌てたみさえにほうきで追い払われてしまいます。野良猫はホコリにまみれ、シロをじっと睨みながら去っていきます。

シロはしんのすけに抱き付かれながら、それを見送るしかできませんでした。このように、実は残酷なエピソードが多いシロ。そんなシロに関して、詳しくはぜひこちらの記事をご覧ください。

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