清水潔記者が犯行グループを突き止めた
『桶川ストーカー殺人事件』を良い意味で問題視されるきっかけを作り、また解決の兆しを見せるきっかけを作ったのは当時ある週刊誌務めていた1人のジャーナリストでした。
彼の名は『清水潔』これまでに『桶川ストーカー殺人事件』だけではなく、いろいろな捜査が行き詰まっていた事件を本当の意味で解決に導いてきた『熱いジャーナリスト』と名高い人物である。
そんな彼が亡き者となった彼女が生前、仲良くしていた友人女性にコンタクトを図り、その友人女性から様々な実態を知ることになった。
その様々な『実態』とは、いい加減な『警察』行き過ぎた付きまとい行為、嫌がらせ行為をしていた、かつての交際相手である『男』両方に命を奪われてしまったという、耳を疑うような興味深い内容だったのです。
友人女性から悲痛なメッセージを伝えられた彼は、危険を顧みず自ら独自の聞き込みや調査を続けました。
それにより警察のやばい対応の数々、男が所有していた水商売店グループ及び犯罪者集団を導き出すことができて、その情報を警察に提供して検挙に乗り出す事にできたのです。
警察は告訴状の改ざん発覚を恐れていた
『桶川ストーカー殺人事件』が発覚してから、検挙に乗り出すために役2か月も掛かってしまったのは前述した通り目撃情報と容疑者が食い違っていたり、決定的な証拠が割り出せなかったからであります。
ですがそもそも警察ともあろうことが、罪なき1人の女性の命が通り魔的に奪われておきながら、捜査、検挙に積極的ではなかったのです。それは何故だか分かりますか?
早期に検挙されたら都合が悪かったのです。もっと言えば警察自身もこれまでに何度もいい加減な対応をしていたことを把握していて、その『不祥事』と捉えられる実態が明るみになることを恐れたのです。
そして警察は被害者の彼女、家族から裁判沙汰を起こします。訴訟します。という届け出を全く違う書類に書き換えて『改ざん』したりして、隠ぺいの準備していたのです。
ちなみに訴訟を起こすという意思表明の届け出を『告訴状』と言って、一度取りやめたらもう一度提出する、願いでるということが不可能なのにも関わらず、警察は嘘偽りを言って願い下げるように誘導した。
とことんなすことやる事が『いい加減』で許し難い警察なのですが、『桶川ストーカー殺人事件』の救世主の1人のジャーナリストの働きによってその悪事が全て明るみになります。(後程詳しくお話しします)
犯人逮捕も小松和人は自殺していた
始めに検挙されたのは依頼されて『実行役』に回った犯罪者集団の1人でした。実行役の取り調べから自分が雇われた身であること、黒幕が彼女の元交際相手の男であることなどが判明していった。
捜査の線から逃れるため、関与を否定するように『桶川ストーカー殺人事件』の犯行当時は日本の最南端に位置する『沖縄』に身を潜めていた元凶である男は、ある一報を共犯者である実の兄から聞かされた。
その『一報』の内容は興奮状態で犯行に及んだ『実行役』が誤って、勢い余って胸部を2か所も刃物で突き刺して、彼女の命を奪ってしまったというものでした。
しかし、元々は歪んだ方法でありながらも愛していた彼女が亡くなった訃報を聞いたのにもかかわらず、特に何かアクションを起こすことも、感情を露わにすることもなく、静かに保険会社に連絡を取っていた。
この時のことは一緒に沖縄で過ごしていた知人により明らかになりました。そうして『桶川ストーカー殺人事件』の元凶である男は今度は日本の最北端に位置する『北海道』に飛びました。
目的はまるで自分の手で殺めてしまった亡き彼女を追うかのように、自身も心中を図りある『湖』の中で息を引き取ってこの世を去っていきました。
許し難い対応④
実はここでも警察はやらかしてしまっているのです。果たして今度は一体何をしでかしてしまったのでしょう?
次々と犯罪者集団たちが検挙されて、『桶川ストーカー殺人事件』の元凶である男の兄が取り調べを受けた際、兄は弟である男は『精神が歪んでいる』更に『心中するかもしれない』とほのめかしました。
しかし警察はそんな兄の声に耳を傾けようとはせず、またもや適当にあしらっていたのです。もしこの時素直に耳を傾けていれば、真っ当に罪を償わせることも可能だったのかもしれない・・・。
桶川ストーカー殺人事件の裁判と判決
『桶川ストーカー殺人事件』の元凶である男は、こうして心中してしまったことにより真っ当に罰せられて罪を償うことができなくなってしまいました。
ですが『実行役』『兄』などの他の犯罪者集団たちは検挙されて、日本の法律で正しく罰せられることになりました。
相手を傷つける行為、人の命を奪う行為は当然ながら『刑事事件』として扱われるわけですが、犯罪者集団たちが行った所業は『桶川ストーカー殺人事件』だけではありませんでした。
以前から元凶である兄に加担するように過激な嫌がらせ行為、脅迫まがいな行為などを行っていたのです。精神的にも彼女だけではなく、その家族たちを傷つけていたので『民事事件』としても扱われました。
また本来は民間人、一般人の助けとなるべき存在である『警察』という機関が、あり得ない『対応』をした事実も1人のジャーナリストによって明るみとなり、この対応も裁判沙汰となりました。
犯罪者集団たち、あり得ない対応をした警察たちがどのような『罰』を受けることになり、どんな結末を迎えたのかを次に解説します。
刑事訴訟の判決
『桶川ストーカー殺人事件』の第二の元凶と言っても過言ではない『兄』は当日にその場に居合わせていなかったのを良いことにして、一貫して関わっていないと断固として容疑を否認していたのです。
そんな兄は更にいわゆる豚箱と呼ばれるような『留置施設』で、ある人物に実行役と移動役に対してもう一度裁判をやり直す様にする旨を伝える『伝言役』として、お金で野党悪事を水面下で働いていた。
兄は最終的には無期限で服役するという罰が確定して、もう一度審判を行ってほしいという申し出も認められなかった。
『桶川ストーカー殺人事件』で悲劇が起きてしまったその日に実際に犯行に及んだ『実行役』は、当初、自分に確定した服役年数をもう少し短く、減軽を求める声明を上げていました。
ですがある日を境にパタリと自分の犯してしまった罪を認めて、もう一度審判してほしいと願い出るのをやめて、決まっていた18年の服役の罰をそのまま受けることを決めました。
また『移動役』『監視役』の2人は服役15年の罰が確定しました。