カエンタケとは?猛毒キノコ?食べてみた人も?味や症状、生息地など紹介

カエンタケによる事故①山梨県での事故

山梨県での事例です。1991年のできごとで、当時43歳の男性がわずか一口天ぷらにして食べた人が中毒を起こしました。枢軸後には40度を超える高熱を出し、髪の毛は抜け落ちたうえ運動機能や言語機能に障害がでました。奇跡的に命はとりとめましたが歩行と言語に障害が残りました。

カエンタケによる事故②旅館での死亡事故

続いては死亡事故です。1999年新潟でおこったものです。旅館のロビーに飾ったったカンエタケをふざけて酒に浸して食べた男性5名の内1名の尊い命が失われました。この事件を通じてこの毒キノコの恐ろしさは有名となったといわれています。

カエンタケによる事故③誤食による死亡事故

最後も死亡事故になります。カエンタケによく似たベニナギナタタケというキノコがあります。それほどおいしいキノコとは言われていませんがサラダなどに加えて苦みを楽しむ人もいます。

この事故ではカエンタケとこのベニナギナタタケを間違えて誤食し中毒によって亡くなりました。

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カエンタケの自生地となるナラ枯れは増加傾向に

ナラ枯れを起こした木の根元に自生するカエンタケですが、このナラ枯れの傾向は増加傾向にあります。林野庁の報告によると平成22年度がもっとも多く32.5平方メートルと広範囲に及びましたがその後薬剤散布などの対策により減少していました。

しかし近年また増加傾向にあり、平成29年度は9.3平方メートルと前年度を上回る結果となりました。カエンタケの個体数も増加するかもしれません。森に行かれる際には十分注意しましょう。

カエンタケを含む「猛毒キノコ御三家」に注意!

カエンタケ同様、猛毒を持つキノコはまだ他にも存在します。毒性の強いトップ3を猛毒キノコ御三家と呼ぶ人もいるほどです。残りの2つをご紹介します。

ドクツルタケ

白くてきれいなカサを持ったキノコです。毒性があるようには到底見えない見た目のため誤食事故も多くなっており、英語では「破壊の天使」とまで呼ばれています。1本食べてしまえば死に至る猛毒です。

タマゴテングタケ

こちらの毒性も強烈です。食後24時間で激しい下痢、嘔吐、腹痛に見舞われます。そののち少し回復したように感じるのですがその間にも肝臓や腎臓といった内臓は機能不全に陥っていき、劇症肝炎に似た激しい痛みをともなう症状を起こし、かなりの確率で死に至ります。

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最悪の毒キノコ、カエンタケにご注意を

こんな猛毒を持つキノコが日本各地に自生しているとは実に驚きですね。観光地などでキャンプ場や森の散策におとずれた際にもし見つけても決して触れてはいけません。色鮮やかな赤色をしているのでお子さんなどは興味を持って触れようとするかもしれませんが決して近づかないように注意しましょう。

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