ゴールデンカムイ尾形百之助|過去や裏切り後の動向、かわいいと言われる魅力も

このことは、第七師団の間では周知の事実であったようで、陰では芸者のことを暗喩する「山猫」と呼ばれ蔑まれていました。

尾形の生い立ち②あんこう鍋の思い出と母の殺害

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尾形は母がよく作ってくれたあんこう鍋が好きで、今でも好物はあんこう鍋です。ですが、父に捨てられた母はどこかが壊れてしまってい、昔父が好きだと言ってくれたあんこう鍋を、あんこうが獲れる時期は作り続けているのです。彼が他の料理を作って欲しくて、射撃で鳥を捕ってきても見向きもしませんでした。

彼は壊れてしまった母親を殺鼠剤を用いて殺害しました。母が死んだら哀れんで父が会いにくるのではないか、と思っての行動でした。しかし、それでも父親はやってきませんでした。

尾形の好物であるあんこう鍋の他にも鍋の種類は様々で、ダイエットにも適しています。鍋料理について詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。

尾形の生い立ち③異母弟・花沢勇作の殺害

尾形には、父親と正室との間に生まれた花沢勇作という弟がかつて存在していました。勇作は彼のことを「兄様」と呼び親しげな様子でしたが、彼は疎ましく思っていたようです。

自分が持っていないものを全て与えられている弟の勇作には非常に複雑な感情を抱いており、戦場で旗を掲げて隊を率いる所を後ろから狙撃して殺害しました。弟を射殺したことに対して何かしらの罪悪感があるようで、夢の中では弟を射殺した、戦場での苦々しい光景が広がっていました。

尾形の生い立ち④父を自刃に見せかけて殺害

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尾形の父、花沢幸次郎中将は部隊に大きな損害をだした責任を取って自刃をしたと表向きでは証言されていました。鶴見中尉が手引きをし、その息子である尾形が自刃に見せかけて殺害したのが真相です。

ゴールデンカムイ尾形百之助の裏切りと裏切り以降の動き

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尾形は初登場時から一貫して敵か味方かはっきりしていませんでしたが、ついに網走監獄での死闘で杉元一行に対して決定的ともいえる裏切り行為をしました。

なお、この項目では「ゴールデンカムイ」の重要なシーンについてのネタバレを含んでいるのでご注意ください。

尾形の裏切り①14巻にてアシリパの父を殺害

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尾形は「ゴールデンカムイ」14巻に収録されている137話で、杉元に何かを伝えようとした、「のっぺらぼう」と呼ばれているアシリパの父、ウイルクをキロランケの指示で射殺します。その際一緒に杉元の頭を撃ち抜いていますが、これは彼の独断でした。

これで金塊のありかの手がかりは、ウイルクの娘であるアシリパしか無くなってしまいました。

尾形の裏切り②アシリパをつれ樺太にわたる

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その後の混乱に乗じて、キロランケ、白石とアシリパを連れて樺太に渡ります。この時わざわざアシリパを追い詰めるような発言をしています。

尾形の裏切り③裏切りの理由は不明

尾形の行動原理の多くが謎に包まれているように、なぜ彼がキロランケに協力をしたのか、なぜウイルクを殺害したのか、はっきりとした理由はわかっていません。

ゴールデンカムイ尾形百之助は人気投票2位!人気の魅力は?

尾形は数多くの魅力的なキャラクターが登場する「ゴールデンカムイ」の中でも屈指の人気を誇ります。人気投票では主人公の杉元に次いで堂々の2位にランクインしました。公式の人気投票に関する珍事件にも彼が関係していました。

尾形はイケメン&かっこいい&かわいいで大人気

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表情が読めず、常にミステリアスな雰囲気を纏っている尾形ですが、軍人・スナイパーとしてのクールでかっこいい面と、猫っぽいマイペースでかわいい面の両方を持ち合わせ、そのギャップも相まって作中でも屈指の人気を誇っています。

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