テコンダー 朴とは?反日風の釣り漫画で嫌韓?あらすじを紹介!

また韓国の壁画についてはこちらの記事をご覧ください。

『テコンダー 朴』の作者や出版社は?

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テコンダー 朴を描いた作者は一体どんな人物なのでしょうか。そしてテコンダー 朴を出版することとなった出版社も思い切った決断をしましたよね。作者と出版社に迫ってみましょう。

『テコンダー 朴』の作者を紹介!

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テコンダー 朴は、原案担当と作画担当を分けて制作しているようです。原案は〈白正男〉さんという義士・漫画原作者の方が考案しています。

白正男さんの詳細は不明ですが、漫画の作者紹介欄には韓国への熱い想いが綴られています。また任天堂・Wii Uの「スプラトゥーン」などのゲームをかなりやり込んでいるようです。

作画は漫画家の〈山戸大輔〉さんです。児童誌から時代劇まで様々なジャンルの漫画を描いています。また「マンガ田母神流(晋遊舎ムック)」というテコンダー 朴とは逆の嫌韓を主張する漫画も担当していました。

『テコンダー 朴』は2度出版社を変えている

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雑誌の連載漫画として発表されたテコンダー 朴ですが、様々な事情から出版社を2度変えています。現在の出版社はテコンダー 朴にとって3社目の出版社となります。

最初の連載は2007年7月からで、晋遊舎の雑誌「スレッド」に掲載されていました。しかし「スレッド」は2007年9月で雑誌自体が休刊となってしまった為、テコンダー 朴も同時に連載が終了となりました。

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次に連載が決まったのは青林堂の「ジャパニズム」で、青林堂からは単行本の第1巻も刊行されました。連載・刊行されたのは前回の連載終了から8年後の2015年です。

しかし雑誌ジャパニズムの第46号掲載時に、作者の意向とは違う編集がされていた為(朝鮮■落の表記に関する問題)、出版社側と作者側の意見の食い違いから連載を中止することとなりました。

そして4年後の2019年にコアマガジンの「実話BUNKAタブー」で連載が始まることが決定し、再び雑誌に掲載されることになりました。コアマガジンからは単行本の新装版も1~3巻まで発売されています。

『テコンダー 朴』1巻と2巻では話の内容が大きく変わる!3巻の感想も!

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10年以上の月日を経てようやく単行本3巻までが発売されたテコンダー 朴ですが、それぞれの巻で漫画のテイストがかなり違っているようです。

第1巻のテコンドー中心の格闘漫画から、どのような内容に移り変わっていくのか、少しだけ内容をご紹介します。

『テコンダー 朴』1巻は武闘大会が中心

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1巻では、〈覇皇〉との闘いがメインとなっています。父の死後、覇皇の開催する武闘大会に出場した星日は、得意の必殺技を使って順調に決勝戦まで勝ち進みます。そんな中同じようにテコンドーで勝ち進む強者が。

その男は生き別れた兄・英日でした。決勝戦に残った兄弟は争うことはせず、じゃんけんで勝敗を決めようとし覇皇を怒らせます。一方政治界では、覇皇の手駒である総理大臣・阿倍野が全世界との核戦争を発表します。

兄弟は覇皇の企みに挑み、父の霊の語りかけで別れた南北が協力して織りなす合わせ技・最終奥義〈統一〉の完成に辿り着きました。覇王を破りテコンドー最強が証明され、世界平和が訪れるというストーリーです。

『テコンダー 朴』2巻では在糾会との対峙がメイン

2巻では新たに登場する〈在糾会〉との争いがメインです。在糾会とは〈在日特権を糾弾する市民の会〉の略称で、在日韓国人女性にふられた過去のある桜木会長が指揮する、嫌韓団体です。

対立する組織〈チョッパリをどつき隊〉も現れますが、在糾会会長が手強く街は荒れる一方です。1巻で覇皇を倒した星日はすることもなく気晴らしに新大久保へ出かけますが、そこでこの反日と嫌韓の争いを目にします。

星日は得意のテコンドーで桜木会長を倒し、在糾会も壊滅させます。その他の展開として覇皇会館の後継者の部下が〈慰安婦狩り〉という蛮行を行っていたり、親韓でムエタイ達人のタイ人が登場したりします。

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