テコンダー 朴とは?反日風の釣り漫画で嫌韓?あらすじを紹介!

『テコンダー 朴』2巻では在糾会との対峙がメイン

2巻では新たに登場する〈在糾会〉との争いがメインです。在糾会とは〈在日特権を糾弾する市民の会〉の略称で、在日韓国人女性にふられた過去のある桜木会長が指揮する、嫌韓団体です。

対立する組織〈チョッパリをどつき隊〉も現れますが、在糾会会長が手強く街は荒れる一方です。1巻で覇皇を倒した星日はすることもなく気晴らしに新大久保へ出かけますが、そこでこの反日と嫌韓の争いを目にします。

星日は得意のテコンドーで桜木会長を倒し、在糾会も壊滅させます。その他の展開として覇皇会館の後継者の部下が〈慰安婦狩り〉という蛮行を行っていたり、親韓でムエタイ達人のタイ人が登場したりします。

『テコンダー 朴』3巻は敵を作り過ぎ?!

3巻は、ムエタイの達人を倒した人物(伊集院畸太郎)と、朝鮮忍者のハットリ・キムの死闘やその過去が描かれます。結末はチョッパリのせいという内容はブレていません。

その他のストーリーとして、政治問題や近頃の日韓の関係が、ネット上でネタにされていることを中心に描かれています。時事ネタをパロディした内容が多く、政治家の対決が見所です。

しかしその事と主人公・星日の繋がりが見出せず、星日が脇役になりつつあります。また様々な政治家を登場させている為まとまりがなく、批判する対象を増やしすぎなのでは?という見方もされているようです。

『テコンダー 朴』を読んだ韓国の反応は?

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韓国の反日感情やナショナリズムを描いた「テコンダー 朴」ですが、その韓国ではどのように捉えられているのでしょうか。ネット上にあがっている反応をまとめてみました。

韓国では国会に取り上げらえるほど話題に!

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2015年、韓国のニュースではこのテコンダー 朴が「嫌韓漫画」だと問題視されました。書かれている内容は反日思想ですが、それでも嫌韓漫画であると判断されたようです。

当時の韓国の議員は、日本の嫌韓が巧妙化していると指摘し、このような嫌韓感情に対策をすべきであると危機感を募らせました。

問題視される元大統領のパロディや朴大統領の暴行シーン

特に問題視されたのは、大統領が関わるシーンです。韓国の廬武鉉・元大統領の死をパロディ化していることや、当時の韓国の朴槿恵・大統領の頬をぶっているコマ等に批判が集まりました。

その他にも慰安婦の問題について、作中では歴史を歪曲しているなどの批判がありました。

また韓国の歴史について興味のある方はこちらの記事もご覧ください。

韓国のネットでは不評の声も出ている

これについて韓国のネット上でも批判の声が多数寄せられました。その一部として「日本らしい。どうしてこんなに幼稚なんだ。」「低レベル民族の日本人を根絶やしにするべきだ」と言った反日の声や、

「漫画家の個人情報を公開し、ブラックリストへ載せよう」「大統領は一国の主だ。こういう漫画は国家レベルで対応してなくすべきだ。」という意見もあがりました。

『テコンダー 朴』は日本では人気?

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その一方で日本では「ギャグ漫画としてはおもしろそう」という好意的な反応が多いようです。ネット上では「韓国万歳して皮肉ってる漫画」「悪く書いてるわけじゃないからセーフ」「韓国の主張をそのまままとめた本」

「普通のギャグ漫画ではないと表紙が醸し出してる」「トレンドを押さえている」「作者もニヤニヤしながら書いてるだろ。完全にギャグ漫画」といったように、あくまでもネタとして楽しむ人が多いようです。

テコンダー 朴の他にも?韓国で問題にされた漫画があった

韓国の国会で取り上げられたテコンダー 朴ですが、他にも同じように問題視され韓国から批判を受けた漫画がありました。それは国を擬人化した歴史コメディ漫画「Axis Powers ヘタリア」です。

NEXT ネット上では作者に対して殺害予告まで出された