打ち合いだと体重がものをいいますし、重い人が絞るより、軽い人間が軽量後に食べて体重を増やすのは個人差はありますが難しいケースが多いです。
なのでファイトスタイルをかんがみても、余程天心の方が実力で勝っていないと、基本的には武尊が優勢とも言えます。
ただ、天心はオールラウンダーであり、時には付け焼刃でないトリッキーな攻撃もするので、奇襲がうまく決まればあっさり勝負がつくこともあるかもしれません。
2019年に実現の可能性も?
現在のK-1は昔のように迫力のある大型外国人選手でファンを魅了するのではなく、日本人を中心に戦いが繰り広げられています。
そして、日本人の選手の中でも特にK-1で強さの象徴となっていて、かつお客を呼んでいるのは武尊です。なので他団体との試合で武尊が負けるようなことがあれば、K-1の存亡にも関わる懸念もあるとも噂されています。
相当勝てる確率が高いわけでなければ、K-1の運営陣はゴーサインを出さないかもしれません。
ただ、新たなスター選手が台頭しなければ、今の日本格闘界においては、最も盛り上がる切り札となる試合と言っても過言ではありません。
必見!武尊(たける)の名勝負
今までの数ある熱い試合について、どのような大会でどんな戦いになったかについて動画を交えながらご紹介していきます。
武尊の名勝負①vs大雅
「K-1 WORLD GP 2014」のトーナメントで階級を超えた王者同士の戦いが実現しました。当時は58キロでは武尊、55キロでは大雅が王者でした。
最初のうちは無敗で勢いのある若い大雅が猛攻を掛けプレッシャーをかけていましたが、最終的には武尊の見事なカウンターのバックブローによってノックダウンを奪い勝利を収めました。
武尊の名勝負②vs小澤海斗【57kg契約】
「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN」トーナメントの57kg契約で小澤と戦いました。会見では武尊に掴みかかるなど物議を醸しだしました。
しかし、武尊が始終試合を支配していて、危なげなく判定で勝利しました。しかし、その裏側には、武尊は練習中にろっ骨を2本も折ってしまっていてかなりの悪条件で臨んでいたということが発覚しました。
武尊の名勝負③vs小澤海斗【-57.5kg】
フェザーの階級の初代王者決定戦で再び、小澤と戦うことになりました。圧倒的な差をもって判定勝ちをし、2つの階級を制することになりました。
しかし、この度も怪我に悩まされていて、戦いの最中に右の拳の骨が折れてしまっていました。
武尊の名勝負④vsチャールズ・ボンジョバーニ
-55kgの王者の防衛で、ボンジョバーニとやり合いました。序盤でダウンされてしまいますが、次のラウンドで一気に3度ダウンさせ、ノックアウトで相手を下しました。
武尊の名勝負⑤vsビクトー・サラビア
第2代スーパー・バンタム級のトーナメントでの対戦です。始終優勢に試合を進めていましたが、ローブローを喰らってしまい形成が一変しました。
下手をするとドクターストップという残念な形で試合の幕が閉じるほどダメージは深刻でしたが、武尊は試合を続行しました。
最終的には、左フックをお見舞いして相手を昏倒させて、からくも勝利することになりました。
武尊の名勝負⑥vs皇治
スーパー・フェザーの階級のベルトがかかってる対戦で、2度ダウンを奪って、圧巻の判定勝ちとなりました。試合後には、天心との対戦をしたいことを示唆するような発言をして話題を呼びました。
乱闘寸前だった皇治との前日会見
皇治は選手を挑発するために、危険だからヘルメットをかぶってという添え書きをした紙をメットに貼って登場しました。
そして、武尊にもそのメットを渡そうとしました。あまりに無礼な振る舞いだったため武尊は怒り突き飛ばしてしまって、乱闘騒ぎにまで発展してしまいました。
武尊の名勝負⑦vsヨーキッサダー
武尊はオシャレ!ファッションにも注目!
若い頃から女性に人気のあった武尊ですが、彼のファッションについても世の中で注目を集めているようです。
武尊の髪型と髪色
基本的にはアップバングのヘアスタイルで、時には金髪やシルバー、赤や黒色もいれた左右非対称のスタイルにしてみたりと、バラエティに富んでいます。
武尊は美意識が高い
とてもルックスにも気を配っていて、フェイスパックや美容に関するアイテムも利用しているそうです。
武尊は匂いフェチ
試合前などでうまく寝れない時なども、自身が落ち着くような香りをかいで眠りについたりと、彼にとって匂いはとても大事なもののようです。