メタニウムの全種を振り返る!インプレやおすすめ度が高いのはどれ?

自重(g)/190
最大ドラグ力(kg)/4.5
ギア比  /6.2
スプール糸巻量(lb-m)/ 12-140、14-120、16-110、20-90
ハンドル巻上長(cm/回転) /66
ベアリング数/ローラー  5/1
本体価格(税抜)  ¥37,000

00スコーピオン・メタニウムMgのインプレ

初代から続く『スコーピオン・メタニウム』最後の機種となります。『赤メタ』から受け継いだデザインはそのままに、マグネシウムボディの導入、スプールのブランキングと、徹底した軽量化が図られました。

徹底的なロープロファイル化が図られた最新モデルが手に馴染まない、『赤メタ銀メタのデザインが好き、でも軽い方がいい』など、様々な方面からの根強い支持があるモデルです。

『05メタニウムXT』の特徴と評価

2005年発売。質実剛健のオールラウンダー

通称ガンメタ。この代から名称の『スコーピオン』が外れることになります。軽量化を目指した前作から一転、本体材質はアルミ合金に戻り、重量は再び230g台へと戻ります。これは前作『初代メタマグ』をソルトフィッシングで使用したユーザーからマグネシウム素材の腐食の報告が多数上がったため、といわれています。

活躍の舞台を更にソルトへ

頑強さがデザインにも表れているガンメタ。これ以降のメタニウムはすべて海水対応表記となる、大きな転換期を迎えた一台となりました。またサイドカップの開閉が従来のねじ式からスイッチ式に代わり、SVSの調整がより手軽になったのも特徴です。

『05メタニウムXT』のスペックとインプレ

05メタニウムXTのスペック

本体材質/アルミ合金

自重(g)/230
最大ドラグ力(kg)/4
ギア比  /6.2
スプール糸巻量(lb-m)/ 12-140、14-120、16-110、20-90
ハンドル巻上長(cm/回転) /66
ベアリング数/ローラー  6/1
本体価格(税抜)  ¥36,000

05メタニウムXTのインプレ

海水対応が謳われ、防錆処理されたベアリング『A-RB』の表記が初めて行われた機種です。またこの代から名称の『スコーピオン』が外れ、正真正銘の『メタニウム』として独り立ちすることとなります。

現在のメタニウムの特徴を備えつつ、一方でスプール糸巻き量が20ポンドで90メートルという旧来の深溝仕様なので、ビッグベイトなど太いラインを使う用途では、まだまだ現役です。

『07メタニウムMg』の特徴と評価

2007年発売。最も普及したロープロファイル・メタニウム

通称07メタ。本体材質マグネシウム。前作からのモデルチェンジとして発売されたこのモデルは、全く新しいメタニウムの方向を示すものとして生み出されました。重心をロッドにより近づけられるよう、ハンドルとギアの位置が一層低くなりました。また、ギア比7のハイギアモデルがラインナップされるようになりました。

時代と融和したメタニウム

スプールも大幅に変更され、糸巻量が前作までは16ポンド110mほどだった容量が16ポンド85mとなります。実用範囲の糸巻量としては十分だったこと、当時ベイトフィネスというジャンルが確立し始めた時期ともあり、この変更点はユーザーに好意的に受け入れられることになります。

NEXT 2011年発売メタニウムMg7V2