メタニウムの全種を振り返る!インプレやおすすめ度が高いのはどれ?

13メタニウムを飛躍的に進化させた一台

13メタニウムに搭載されたSVSインフィニティは革新的だったものの、ユーザーの目は冷ややかでした。ブレーキブロックが多すぎたこと、そのため外部調整があまり効かなかったことが原因でした。

16メタニウムに搭載された『新SVSインフィニティ』はその反省を生かし、ブレーキブロックを4つに減らし、それらを全てONにしておけば、あとは外部調整ですべて賄えるという革新的なブレーキシステムに生まれ変わりました。

側面ブランキング『マグナムライトスプール』

シマノが新しいスプールに求めたのは、慣性モーメントの更なる抑制。そのために、新しいマグナムライトスプールでは側面への穴あけ処理が行われました。これによって慣性モーメントを10%低減、飛距離は20%向上しました(メーカー発表)。同時にこれらはバックラッシュの抑制にも大いに役に立っています。

『16メタニウムMGL』のスペックとインプレ

16メタニウムMGLのスペック

本体材質/マグネシウム合金

自重(g)/175
最大ドラグ力(kg)/5
ギア比  /6.2(NG)、7.4(HG)、8.5(XG)
スプール糸巻量(lb-m)/ 12-100、14-90、16-80、20-65
ハンドル巻上長(cm/回転) /66、79、91
ベアリング数/ローラー  10/1
本体価格(税抜)  ¥44,100(全モデル共通)

16メタニウムMGLのインプレ

2018年現在非DC搭載メタニウム最新モデル。13モデルのモデルチェンジですが、かなり大幅な変更が加えられており、別モデルとしても差し支えないでしょう。特徴的なのはやはり前述の『MGLスプール』。ベイトキャスティングの要となる場所だけに、この変化は見逃せません。

ルアーごとに行う適切なブレーキ設定と丁寧なサミング、そして正しいキャスティング姿勢を身につけることによって、はじき出されたルアーの飛距離は15メタニウムDCを凌駕する、とも言われています。

メタニウムおすすめの一台・活躍シーンと選び方・使い方

おすすめは16メタMGLか15メタDC!

これからメタニウムを手にしようとする方へおすすめなのは、やはり現行の最新型。メタニウムの歴史は常にメタニウム自身との切磋琢磨とも言えます。やはりおすすめなのは16メタMGLか15メタDCですね。もし少しでも飛距離を出したいという方は16メタMGLを、距離よりもキャストの安定を、という方には15メタDCをお勧めします。

ギア比の選び方

ギア比に関しては、基本的にスピナーベイトなどの巻き物からテキサスリグなどの撃ち物までオールラウンドに対応できるギア比7.4のハイギアモデルがおすすめです。様々な場面で過不足なく活躍してくれることでしょう。

もしルアー種類ごとに専用のリールを用意するなら、スピナーベイトやクランクベイトなどの巻き物にはギア比6.2のノーマルギアモデルを、テキサスリグ等ワームの撃ち物にはギア比8.5のエキストラハイギアで揃えることをお勧めします。

右ハンドル?左ハンドル?

ベイトリールで迷ってしまうのがこのハンドル。おおよその例ですが、右利きの人で遠投を多用し思い切って振りかぶってキャストする機会の多い方なら右ハンドルを、近距離の障害物に添わせるように細かく落とし込みながら釣り歩くような方には左ハンドルで細かく操作する方がやりやすい、と言われています。

メタニウムの全種類まとめ

メタニウムの耐久性

メタニウムも数年ごとに新作が発表され、新しいモデルが出るとついつい欲しくなってしまうかもしれません。一方で、冒頭にご紹介した『赤メタ』を現役で使用している方、ビッグベイト専用に『ガンメタ』を使用している方も少なくありません。適切なメンテナンスによって、耐用年数は10年を超えるのです。

波乱万丈の変遷・メタニウム

いかがでしたでしょうか?一口にメタニウムといっても、こうして一覧にしてみると驚くほどの歴史と変化があったのではないかと思います。メタニウムといえばお手頃価格のミドルエンドクラスリール、という位置づけですが、時代によって、その時々のフィッシングスタイルの変化に寄り添うように変化を遂げ続けてきたのです。

バスアングラーの要望と時代・潮流の変化を敏感にとらえながら、技術革新とともに絶えず変化を繰り返してきたメタニウム。その名前はいつまでもバスアングラーの傍らで響き続けることでしょう。手にした一匹の思い出とともに。