メタニウムの全種を振り返る!インプレやおすすめ度が高いのはどれ?

これからメタニウムを手にしようとする方へおすすめなのは、やはり現行の最新型。メタニウムの歴史は常にメタニウム自身との切磋琢磨とも言えます。やはりおすすめなのは16メタMGLか15メタDCですね。もし少しでも飛距離を出したいという方は16メタMGLを、距離よりもキャストの安定を、という方には15メタDCをお勧めします。

ギア比の選び方

ギア比に関しては、基本的にスピナーベイトなどの巻き物からテキサスリグなどの撃ち物までオールラウンドに対応できるギア比7.4のハイギアモデルがおすすめです。様々な場面で過不足なく活躍してくれることでしょう。

もしルアー種類ごとに専用のリールを用意するなら、スピナーベイトやクランクベイトなどの巻き物にはギア比6.2のノーマルギアモデルを、テキサスリグ等ワームの撃ち物にはギア比8.5のエキストラハイギアで揃えることをお勧めします。

右ハンドル?左ハンドル?

ベイトリールで迷ってしまうのがこのハンドル。おおよその例ですが、右利きの人で遠投を多用し思い切って振りかぶってキャストする機会の多い方なら右ハンドルを、近距離の障害物に添わせるように細かく落とし込みながら釣り歩くような方には左ハンドルで細かく操作する方がやりやすい、と言われています。

メタニウムの全種類まとめ

メタニウムの耐久性

メタニウムも数年ごとに新作が発表され、新しいモデルが出るとついつい欲しくなってしまうかもしれません。一方で、冒頭にご紹介した『赤メタ』を現役で使用している方、ビッグベイト専用に『ガンメタ』を使用している方も少なくありません。適切なメンテナンスによって、耐用年数は10年を超えるのです。

波乱万丈の変遷・メタニウム

いかがでしたでしょうか?一口にメタニウムといっても、こうして一覧にしてみると驚くほどの歴史と変化があったのではないかと思います。メタニウムといえばお手頃価格のミドルエンドクラスリール、という位置づけですが、時代によって、その時々のフィッシングスタイルの変化に寄り添うように変化を遂げ続けてきたのです。

バスアングラーの要望と時代・潮流の変化を敏感にとらえながら、技術革新とともに絶えず変化を繰り返してきたメタニウム。その名前はいつまでもバスアングラーの傍らで響き続けることでしょう。手にした一匹の思い出とともに。