武者修行をいったん休憩し、帰国した京極さん。園子とようやく再会したかと思いきや容赦なく事件に巻き込まれてしまいました。しかも、今回は殺人事件の容疑者に。ボーリング場が舞台の話です。
かねてから空手の使い手・京極さんと截拳道の使い手・世良が戦うところをみたいと思っていた園子。京極さんと世良を引き合わせる計画を立てます。しかし京極さんの早とちりがさく裂。
世良を男と勘違いし、京極さんは先制攻撃。幸い世良のガードによりその場は収まりました。その後は緊張のせいで暴投し、玉をあらぬ方向に投げ壁にめり込ませるなど、そのパワーをいかんなく発揮していました。
京極さんの登場回⑯怪盗キッドVS京極真
ついに因縁の京極さんとキッドの直接対決のストーリーです。園子の叔父・次郎吉が所有する宝石にたいして怪盗キッドから予告状が。その警備陣営に、京極さんが参入意志を表明します。
今までの驚異的な戦歴と、そしてSPとの実力勝負を見た次郎吉は快諾。しかし、園子の母親は財閥の令嬢である園子と、一市民の京極さんとの交際を快く思っていませんでした。ここが勝負所と意気込む京極さん。
そしていよいよ直接対決。持ち前の直観で変装を見破り圧倒、退散しようとしたキッドを追いかけるため柱を素手で破壊し屋根へ飛ぶなどものすごい活躍。無事宝石を守り切り、鈴木家にも快く迎え入れられました。
京極さんの登場回⑰千葉のUFO難事件
この話でも京極さんの登場は回想内のみですが、初めて京極さんの関係者が登場します。京極さんを慕う後輩である女子生徒・和田。和田は毛利探偵事務所へ依頼人として訪れます。
こちらの依頼も事件に発展するのですが、その犯人に対して和田が「京極先輩なら一撃」とコメント。そして、京極さんについて、海を渡った先で金持ちのお嬢様に纏わりつかれているとの噂があることが明らかに。
京極さんの登場回⑱消えた黒帯の謎
劇場版「から紅の恋歌(ラブレター)」の導入にあたるアニメオリジナルストーリーです。舞台は大阪の空手道場。そこで、先々代々より脈々と受け継がれてきた黒帯が盗まれてしまうという事件が発生。
昔、京極さんへ稽古をつけたことのある男性が師範を務めている空手道場。心優しい師範の男性は、子供たちに無料で空手を指導しており道場は経営難。話中では3人の門下生が確認できます。
京極さんは、道場主の男性に稽古をつけてもらったのは一度だけだったが、その際に言われた言葉を金言として大切にしています。そのためとても恩を感じており、道場の存続のために尽力します。
京極さんの登場回⑲試着室の死角
女子高生らしい話題に花を咲かせる3人組、蘭、園子、世良の会話内での登場です。女子で水着を選びに来た蘭たちは、水着を手に取りながら、各々の恋人に水着を披露したら、という妄想で盛り上がっていました。
Contents
京極さん出演映画での活躍は?
そんな京極さんですが、今までの話数に比べると登場回数はあまり多くありませんでした。しかし、2019年に公開された名探偵コナンの映画「紺青の拳」で、主人公のコナンに並ぶ主役キャラに抜擢されたのです。
予てより因縁のあった怪盗キッドとの対決シーンや、空手大会での活躍、そして園子とのドキドキのシーンなど、京極さんの活躍シーンが盛りだくさんだった紺青の拳によって、多くのファンを獲得しました。
ここからは、映画の内容に触れる箇所を紹介していきますので、劇場で見られなかったけれどDVDやBlu-rayで見たい!と思っている京極さんファン予備軍の方がいれば、閲覧には注意していただけると幸いです。
京極さんの人間離れした強さが描かれた
映画でも京極さんは、日頃の鍛錬で培った戦闘能力をいかんなく発揮していました。映画の舞台であるシンガポールで、園子がチンピラやゴロツキに絡まれるシーンが2度ほどありましたが、多勢に無勢など何のその。
刃物を持った相手にも臆せず、ついにはゴロツキを空中でカウンターキックで撃退するほど。劇中で出場した空手大会でも、自分よりも圧倒的な体格を持つ外国人選手を数メートル吹き飛ばす突きをみせていました。
物語終盤のクライマックスシーンでは、襲い来る悪党たちを次々となぎ倒し、園子をかばうというハンデを抱えながらも腕っぷし自慢の大柄な敵に対して物凄い”拳”を繰り出し、こちらも数メートル吹き飛ばしています。
京極さんと園子・怪盗キッドとの三角関係がメインに
ロジカルな推理やアクションシーンもコナン映画ならではの魅力ではありますが、そんな過酷な状況にありながらも外せないのが「ラブコメ」要素です。紺青の拳では、京極さんと園子の関係がフォーカスされました。
前述の通り、ミステリアスな怪盗キッドに園子はご執心の様子。うっとりとした様子で怪盗キッドについて話す園子を見て嫉妬した京極さんが、金属製のオブジェの一部を握力のみで握りつぶすという驚きのシーンも。
終盤には、ホテルの爆破など次々と大事件が起こり、コナン一行はそれに巻き込まれます。そんな中でも、京極さんはしっかりと園子を守り、2人は仲を深めることになるのでした。
京極さんのメンタル面が描写されたのは初めて
空手による腕っぷしの強さが特筆されがちな京極さんですが、やはり高校生の男の子であることには変わりありません。その若さゆえの未熟さや葛藤など、メンタル面の弱点についての描写が映画内でされました。
映画内で心理学に詳しい人物が登場するのですが、その人物から「強くなることで、周りの人を傷つけることになる」という脅迫めいた暗示をかけられた京極さん。それがきっかけで、園子ともやや喧嘩気味に。
映画内で園子は、チンピラに絡まれたりする小さな危機や、ついにはひき逃げにあい怪我を負ってしまう事になります。自分がいたのに守れなかった、と自省する京極さんのメンタル面についても注目です。
京極さんの人気は?
映画「紺青の拳」によって、一気に注目が集まった京極さん。今では多くのグッズが発売されるほどに高まった京極さんの人気ですが、そんな彼のどういったところがファンは魅力に感じているのでしょうか?
京極さんはその強さも人気
京極さんの魅力と言えばやはり「強さ」です。その強さをカッコイイと感じる人や、悪役を次々となぎ倒す姿に爽快感を覚えている人など、角度は違えど沢山の人を虜にしていることは違いないでしょう。
また、空手家としての服装の印象が強い京極さんですが、普段の姿はシンプルな服装に眼鏡をかけた姿。そのギャップが可愛いという声も、女性ファンからは多く挙がっているようです。