中学生の妊娠は年間400件以上!理由や原因は?リスクや対処法も紹介!

事実、中学生妊娠を経て出産した事例では帝王切開による出産がほとんどです。これは、中学生の妊娠は自然分娩をおこなうにはリスクが大きいということをあらわしています。

先ほどご紹介したドラマ「コウノドリ」では自然分娩による中学生の出産が描かれていますが、実際には稀な事例といえます。

中学生で妊娠のリスク②周囲の目の厳しさ

身体的な問題をクリアーしても中学生妊娠には周囲の理解が大きなハードルとなります。父親がどのような場合でも社会的に求められる父親の役割を果たすことは難しいでしょう。

さきほどのドラマ「コウノドリ」でも同級生の父親がきちんと中学生妊娠に向き合ってないシーンがありますが、これが現実だと思います。

そればかりか、生徒本人も中学生妊娠を継続しながら中学校に通うことは難しい問題です。中学生活を行う上で、中学生妊娠に配慮してもらうことは到底望めません。

また、まわりの環境も同級生から中学生妊娠ということで好奇の目を向けられることでしょう。中学生にとって怖いことではないでしょうか。

現実には産みたいと思う環境ではないでしょう。

中学生で妊娠してしまった場合はどうするべきか?

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中学生妊娠が発生してしまった場合、生徒一人で対処することは不可能です。必ず周囲の大人の助けが必要です。そのためにも信頼できる大人に先ずは「妊娠した可能性がある」と相談しましょう。

まずは産みたいとか中絶したいとか考える前に産婦人科へ相談することが大切です。

中学生で妊娠の可能性があれば即婦人科へ

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同意の上で性交を行った場合でも、強姦などの犯罪被害にあい、望まない性交を行った場合でも中学生妊娠の不安があれば、怖いことと思いますが、即、産婦人科を受診してください。

産婦人科ではアフターピルと呼ばれる緊急避妊薬の処方をしてもらうことが出来ます。この薬は性交後72時間以内に服用すれば80%以上の確率で避妊が出来ます。

犯罪被害にあった場合などは、公費負担が受けられますが、自費で処方を受ける場合の費用は2万円以下なことが一般的な様です。

中学生で妊娠してしまったら産婦人科・婦人科に相談を

市販の妊娠検査薬を正しく使えば99%以上の確率で妊娠の有無が判明します。

中学生妊娠が判明した場合、すぐに産婦人科へ受診してください。産婦人科医から専門的な助言がうけられ今後どのような選択を取るにしても十分に相談をしてください。

その後、産みたいのか中絶したいのか赤ちゃんの父親と一緒にじっくり考えてください。

誰か一人でもいいので周囲に相談を

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中学生妊娠が明らかになった場合、多くのは親御さんに相談することになると思いますが、親御さんも突然のことで怖くて冷静な判断が出来るとは限りません。

秘密を守ってくれる、信頼できる大人への相談はきっと心強いこととなるでしょう。

赤ちゃんを中絶しただけでは何も問題は解決しません。強姦やいじめの犯罪被害にあった場合はもちろん、同年代との恋人との同意のある性交でもです。

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中絶した中学生のケアも必要になってくるのです。さらなる望まない中学生妊娠を防ぐためにも正しい性教育や、周りがサポートしてくれるような環境整備が必要なのではないでしょうか。

交際相手との子どもを宿し、万が一、産みたいと思う場合も周りのサポートは絶対に必要です。

中学生の妊娠を扱った作品は?

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中学生妊娠は社会に問題を投げかける意味でも重要なメッセージがこめられています。そのようなテーマを真正面から扱ったドラマ作品も何点かあります。

センセーショナルなテーマではあるものの、同時に他人事とは思えない身近なテーマであるとも言えます。

身近に同年代の中学生がいる方はドラマ作品を通して、性教育に取り組むこともひとつの方法なのではないでしょうか。

中学生の妊娠を扱った作品①14歳の母

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志田未来 主演、田中美佐子 他 出演の作品です。14歳が母になることを母親役の田中美佐子との会話を通して扱った作品です。2006年のドラマ放映で志田未来や北乃きいの10代の懐かしい映像も見られます。

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