現在も、年々練習量は増えているそうです。週に3回独自のメニューでストイックにこなしています。
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ドーピング問題
筋肉を一番と必要とするスポーツ、選手の中には筋肉の成長をサポートするサプリメントを使用する人も多いでしょう、そんな世界だからこそ、ドーピング疑惑が浮上しやすい環境でもあるため、日本アンチドーピング機構はパワーリフティング界には目を光らせているそうです。
また記憶に新しい2010年にリフティング界で起きてしっまった事件も、交えてドーピングについて掘り下げていきましょう。
興奮剤メチルヘキサンアミン
2010年の秋、中尾光一選手から検出されたメチルヘキサンアミンによってドーピング行為とみなされ、2年間の資格停止と大会の記録抹消が言い渡されました。90㎏級男子のベンチプレス世界記録を塗り替えた日に。記録認定のためにドーピング検査を受け、事態が発覚しました。
本人によれば、カフェインを主に含んだ集中力を増すという「サプリメント」として摂取していたものが原因だということです。また、検査に引っかかった興奮剤は2010年に禁止薬品としてリストに入った成分で、彼は2009年の春に購入しており販売元や彼自身にも責任はありませんでした。
そのような説明を踏まえたものの、記録抹消などの一回目のドーピング違反にしては最も重い処分となりました。
ドーピングの実態
では、ここまでドーピング検査の手が徹底的に及んでいる中でも問題が発生してしまうのか。すこし分類して細かく分けながら見ていきましょう。
故意的なもの、などはもちろんですが、うっかりや知らなかったでは済まされないのがドーピング。大会に出たりと本気でベンチプレスを始めたいという方は気を付けてほしいですね。
- うっかりドーピング
ドーピングそのもの及び、サプリメントなどとしてではなく、競技と無関係に市販の風邪薬などに禁止されている薬物が含まれていた場合。
- TUE知らずドーピング
持病の治療として用いていた薬に禁止薬物が含まれていて、事前にTUE申請をしていなかった場合。
- 知識不足ドーピング
サプリメントや筋肉補助や増量の目的で摂取。その薬が禁止されていることを知らなかった場合。
- 故意的ドーピング
禁止されていることをしりながら、ベンチプレス世界記録を目指すあまり、道を間違えてしまった場合。
どのドーピングも基本的に、法的に過失の有無を証明できない限りは処分があります。
ベンチプレス世界記録の今後に注目
若い人たちから、お年寄りまで、男子部門や女子部門、または体重や年齢別などで細かく分かれて、誰でも参加できるのがベンチプレスの魅力です。また人類の進化、研究の進歩とともにベンチプレス世界記録が乗り換えられているのも面白いところです。今後、ベンチプレス世界記録は誰にいつ変えられていくと思いますか?今後のベンチプレス世界記録にも注目していきたいですね。
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