渡辺美佐子の現在は?夫との馴れ初めや子どもは?整形疑惑や死亡説も

1973年から放送されていた「たんぽぽ」では1975年放送の第2シリーズに出演されています。

東京の下町を舞台とした、両親を早くになくしながらも兄弟たちでひたむきに生活をしていくストーリーで全5シリーズとなっています。

1975年放送「赤い疑惑」

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橋田壽賀子先生の赤いシリーズの第2弾の「赤い疑惑」では、山口百恵演じる大島幸子の母役の八千草薫に変わり第7話から最終話まで大島敏江役として渡辺美佐子となりました。

このドラマでは山口百恵と三浦友和の初共演であったこともあり、最高視聴率30.9%をだした話題のドラマでもありました。

1982年放送「ああ離婚」

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当時離婚率が高いことが背景にあったことから、結婚、離婚など夫婦のありかたや女の幸せなどをテーマにしたストリーです。

渡辺美佐子は、主人公佐倉宗子の妹役の西山香子の役を演じています。

1983年~1984年放送「おしん」

重要な役柄でもあった人情深い髪結い師匠として出演されていたことは、前章でも述べていますが先生の代表ヒット作品でもある「おしん」でも、彼女は抜擢されることとなりました。

1994年放送「春よ、来い」

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NHKの連続テレビ小説として第52作まである「春よ、来い」は、先生の自伝記がドラマ化とされています。

主人公高倉春希の伯母役の長坂アイ役を演じています。最高視聴率29.4%をだした人気ドラマでした。

2004年~2007年放送「渡る世間は鬼ばかり 第7・8シリーズ」

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「渡る世間は鬼ばかり」も前述で述べさせていただきましたが、先生の人気シリーズの代表作品です。

その他にも「おしん」「たんぽぽ」などのシリーズものにはほぼ名を残す七変化をみせる渡辺美佐子ですが、橋田ファミリーとされている理由が出演抜擢数からも伺えます。

2005年放送「ハルとナツ届かなかった手紙」

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放送80周年記念としてNHKで放送された「ハルとナツ届かなかった手紙」は、アメリカでも放送されました。昭和初期が舞台となり戦前から戦後までの日本とブラジルでの苦難を描いたストーリーです。

渡辺美佐子は、ハルとナツの祖母役で名演されています。

2014年放送「なるようになるさ シリーズ2」

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他人同士が同じ屋根の下で生活していく新たな家族の形を描いたホームドラマであったシリーズ1の2作目です。2014年放送であったことから若い層の方にも記憶に残っているのではないでしょうか。

彼女は舞台となるカフェレストランで住み込みで働く戸川たつ役を演じています。シリーズ2では今まで明かしていなかったたつの正体がわかるなど見所満載の内容です。

七変化をみせる渡辺美佐子はベテラン名演女優

ベテラン脚本家でもある先生のお目にとまるだけあり、今までに出演されてきたドラマ、映画、舞台では様々な役柄を見事に演じておられます。

時には悪女や小悪魔的な役柄から、けなげな清純女性のような役柄までまるで別人が演じているかのようにも思ってしまいます。

このようなカメレオンのように役柄によって雰囲気などを変え演じるお姿は、ベテランといわれる女優魂が宿っているように感じられます。

渡辺美佐子のライフワークとなった「化粧」

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渡辺美佐子は、1982年に井上ひさしの一人芝居「化粧」へと出演することとなります。当時渡辺美佐子は、「TATTOOあり」の映画に出演されていましたが、その後1989年まで映画への出演をお休みし「化粧」へ専念しています。

この「化粧」が渡辺美佐子のライフワークともなる出会いであった舞台とされています。その「化粧」の詳しい内容をご紹介していきます。

渡辺美佐子の一人芝居「化粧」とは

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渡辺美佐子は、この一人芝居「化粧」で女座長を演じることで梅沢富美男劇団へ自ら学びに行かれたようです。

一人芝居「化粧」は、名のとおり一人で舞台へ立ち45分間もの時間をかけて鏡をみながら化粧をしていくという設定でのお芝居でした。

しかし、実際には鏡は無い状態で演じなければならなくさらに一人でのお芝居であるため女優人生で初めての事で公演までの期間ご苦労されたようです。

渡辺美佐子の「化粧」は大反響、海外公演も

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「化粧」はもともと一幕劇の予定で書き下ろしたものでありましたが、渡辺美佐子演じる「化粧」は大反響となったことで、「化粧二幕」が書き加えられることとなりました。

「化粧」は28年間の長い年月公演され、その回数648回の上演となり渡辺美佐子のライフワークとなり、日本全国はもちろん、アメリカやフランスなど海外公演もおこなわれました。

2010年5月の座・高円寺で最後の「化粧」が上演されたのが最後となっています。

渡辺美佐子は「化粧」で松尾芸能賞を受賞

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この長年に渡り上演された「化粧二幕」で、七変化をみせる渡辺美佐子は2011年松尾芸能賞特別賞を受賞しています。

「化粧」では1983年芸術選奨文部大臣賞、ゴールデンアロー賞受賞、1997年紫綬褒章、2003年勲四等旭日小綬章を受賞され多くの賞をいただいています。

渡辺美佐子のように昭和時代の大女優であり沢山の賞も受賞した高峰三枝子の記事はも一緒にどうぞ

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渡辺美佐子は、夫の大山勝美が亡くなった後に徹子の部屋へ出演しました。

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