脳内出血で手術した経験も
財津一郎は、61 歳の時に脳内出血で倒れてしまいました。手術をして一命をとりとめたものの、左半身にはマヒが残ってしまいました。
体にマヒがあることは、役者としての生業を続けていくうえで大きなハンディになることもあるでしょう。引退を余儀なくされることもあり得ます。
1度脳出血を起こすと、1年以内に4分の1が死亡し、生存者の半数近くが要介助又は寝たきり状態になると言われています。そのため、役者として復帰するために、手術後に一生懸命リハビリに取り組んだとのことです。
手術後も復帰して芸能活動を続けていた
脳内出血で倒れ、手術後に体にマヒが残った財津一郎ですが、リハビリの努力の結果、なんと3か月後には復帰を果たしています。驚くべきスピードです。
病気から復帰した後も、大河ドラマや映画に出演するなどして活動を続けていましたが、76歳のときに主演した映画『ふたたびswing me again』を最後に現在は活動をしていません。
脳出血から完全復帰を目指すbay4kに関する記事はこちらをご覧ください。
財津一郎は現在も事務所に所属している?
引退も囁かれている財津一郎は、現在も事務所に籍があるのでしょうか?
志母澤事務所のホームページには、現在も財津一郎の名前が載っています。このことから、芸能界から引退したわけではなく、現在まだ事務所に籍を置いていることがわかります。
かつては『くどい』とも言われたほどのキャラクターですから、そうそう簡単に引退ということはないのかもしれません。
財津一郎の家族の現在は?
財津一郎には、現在奥さんと1人のご子息がいます。奥さんとは、1995年に入門した石井均一座で出会いました。奥さんは一般人のようです。
役者として大成したことや、大病を乗り越えた背景には、奥さんの支えがあったのかもしれません。
奥さんと結婚した正確な時期はわかりませんが、1961年にご子息の財津功が誕生しています。財津功は、芸能関係者です。
息子は番組プロデューサーとして活躍
ご子息である財津功は、日本テレビに勤めており、番組の制作に携わっています。『ビートたけしのお笑いウルトラクイズ』などの番組を担当してきたそうです。
現在は総合演出家として、大いにご活躍されているそうですが、ADの時にはこんな失敗談があります。
空き時間に1本だけ映画を見て仕事に戻るつもりが「クレイジーキャッツの映画6本立て」を全て見てしまい、先輩たちからひどく叱られたそうです。失敗談とはいえ、映画に対する熱い思いがあることがうかがえます。
財津和夫は遠い親戚
財津家の活躍は親子にとどまりません。なんと、名曲『心の旅』『青春の影』『サボテンの花』等で大ヒットしたチューリップのボーカルでシンガーソングライターの財津和夫とも、遠い親戚関係にあたります。
2016年9月に放送されたNHK『ファミリーヒストリー』という番組内で、それまで噂があった財津一郎と財津和夫の繋がりを追究したところ、本当に親戚であることが明らかになったのです。
ご本人たちも驚きが隠せなかったようです。こんなにビッグなお二人が遠い親戚なんて、やはり財津家には大物の血が流れているのかもしれません。
財津一郎の声が現在赤ちゃんに大人気?
現在財津一郎が唯一姿を見せるタケモトピアノのCMは、20年以上も続いているそうです。そしてそのCMをめぐって、こんな情報がありました。財津一郎の声は赤ちゃんのウケがとっても良いというのです。
タケモトピアノのCMは赤ちゃんが泣き止む?
『ピアノうってちょうだ~い』『みんなまぁるくタケモトピアノ~』という軽快なメロディとフレーズは耳に残り、ついつい口ずさんでしまいます。
このCMを聞くと、赤ちゃんが泣きやむと話題になりました。魔法のCMとして育児雑誌にも取り上げられたほどです。なぜ、CMを見ると赤ちゃんが泣きやむのでしょうか?
赤ちゃんが泣きやむのには、ちゃんとした理由がありました。財津一郎の声の音域は赤ちゃんにとって心地が良いそうです。財津一郎は、子育てママの味方のようです。
タケモトピアノのCMは好評で、優れたCM展開で業績の向上に貢献した「2018年度 『消費者を動かしたCM展開』全96商品」に選ばれたほどです。他には日清チキンラーメンやハズキルーペ等が受賞をしてます。
心地良い声でのびやかに歌う姿が、老若男女問わず愛されているのでしょう。長年放送されていることに納得です。